ギレンの野望ジオンの系譜
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ファーストプレイ、 地球連邦軍第2部(一部はあまり覚えてないんよね・・)

ジオン本土を叩き、終戦協定を迎えたのも束の間の平和でしかなかったのか・・。連邦政府の決定した、未だ各地に残るジオン残党への見せしめのギレン処刑は逆にジオン残党の戦意を高め、さらなる結束を促すものにしてまった・・

「またっく・・・連邦政府の高官共の思い上がりもいいものだ・・この闘いの何に意味があるのだろうか?この戦争に勝ったところど第2のジオンは現れるであろう・・地球至高主義の体制がこのような事態を招いた事になぜ気づかんのだ・・・」

しかし、例え不正義の平和であろうと正義の戦争よりよほどましだ、かって正義の戦争を口にした者にろくな者はいなかった・・・それは歴史が証明している・・・

こうして私は再び地球連邦軍を指揮することになったのだ・・

地球連邦軍に宣戦布告をしてきたのは「デラーズ・フリート」。大将のエギーユ・デラーズはかつて1年戦争時代、ギレン親衛隊の隊長であった有能な人物である。本拠地「茨の園」は地球、ソロモン、グラナダ、ア・バオア・クーのちょうど真ん中に位置する場所である。

1年戦争時代、地球圏制圧後我々はほとんどの部隊を宇宙に集結させていた。
そのため地球に残された兵力などは時代遅れの61式戦車や宇宙では使えない数々の試作機だけであった・・・

このままではデラーズのアフリカ、オデッサ部隊の進軍にアフリカ周辺の部隊では太刀打ち出来ないであろう・・・・・
私は本拠地ジャブローにわずかに残った試作機の数々をアフリカ、オデッサ周辺へと送ると同時にインド、ペキンでのガンダムの生産に踏み切った。
一方宇宙ではサイド3に集結している30をも越える部隊がア・バオア・クーへ向けて進行。G3(ガンダム3号機)中心に編成され、4機のホワイトベースを含むペガサス級巡洋艦を交えた部隊は無敵だと、このとき私は鷹を括っていたのである・・・。

もともとサイド3駐留部隊数は50弱。ア・バオア・クー進行作戦に30の部隊を投入しても残りの部隊で周辺を制圧。地球上空を制圧後、ソロモン進行作戦で合流という計画に無謀という文字は無かったと誰もが思っていたからである・・・

「これより我が軍はデラーズフリート拠点、ア・バオア・クーに対し進撃を開始する。諸君らの検討に期待する。」
こうしてア・バオア・クーの闘いの火蓋が切って落とされたでのある。戦力比は1:1、2わずかにデラーズ軍の数が上回っていたのだが、ペガサス、G3に有能な仕官揃いの我が軍が負けるはずがない。後になって考えると、この油断が戦況を勝敗大きく左右してしまったのかもしれない。

デラーズ軍の主力はMSー14F通称ゲルググ・マリーネで構成されいた。
先手を打ってきたのはデラーズ軍であった。MSの性能の違いから拠点に留まり徹底的に防衛に回るであろうというこちらの考えの裏をみごとに突いてきたのである。

後手に回りながらも我が軍はMS隊を発進。しかし、扇型に展開しているデラーズ軍にはこちらから反撃をしかけるスペースが余りなかった・・・戦況を重くみたティアムン艦隊は右に迂回し、右翼への集中攻撃を開始。敵部隊の分断に成功。戦況はこちらに有利に動こうとしていた。

しかし、ソロモンからのガトー率いる増援部隊がその戦況を一転してしまったのだ・・。

どちらの軍も陣型など整えようもない混戦状態。そこには撃破するか撃破されるかの激しい消耗戦しかなかった・・。
次々と撃破、撃沈されていくMSと戦艦・・増援の目処の立たないこの闘いの中、私は急遽地球上空制圧部隊にア・バオア・クー合流の命令を出すことに踏み切ったのである。

増援が到着したころ、こちらには1機のG3、3機のコアファイターが残っていただけだった。
しかし消耗しているの敵も同じ。地球上空防衛のため半分も満たない戦力しか用意することが出来なかったが、ここから一気に反撃。ソロモンの悪夢アナベル・ガトーの乗るノイエジールを撃破し、辛くもこの戦闘に勝利したんである・・。

ア・バオア・クーでの苦戦は予想外であった・・これで宇宙制圧は予想より遥かに時間がかかってしまう・・。しかしア・バオア・クーで勢力を整えようにも、アフリカ、東ヨーロッパ防衛に掛かかる資金や資源もバカにはならない・・
私は地球の防衛部隊の予算縮小の決意を決め、ソロモン制圧を優先する作戦にでたのだ。なぜなら、要塞ソロモンを制圧すればデラーズ・フリートの拠点「茨の園」を包囲することができるからである。

そのため地球では、西ヨーロッパがデラーズの猛攻に耐えられなく次々と陥落、残されたベルファスト基地は敢えて反撃の戦力を整えずに、防衛するための最低基準の兵力を残すのみにすることにした。

しかし、デラーズが次の目標にしたのは北アメリカであった。
伸びきった防衛戦は、まるで今にも破裂してしまいそうな風船と同じ・・・
デラーズの大西洋を制圧より、こちらはジャブローにも戦力を蓄えればならなく、ニューヨークシャーへ増援を送る余裕すらない。だがデラーズの猛反撃は止むことなくニューヨークシャーも陥落、、、戦力のない北アメリカは次々とデラーズに制圧されていったのである・・

そのころ、地球連邦内での重大なニュースが入ってきた。ジャミトフ・ハイマン率いる反地球連邦弾圧組織「ティターンズ」が結成されたのである。
「この戦乱を利用してここまで力を付けてきたかジャミトフ。しかし、そのやり方ではアースノイドとスペースノイドが一層対立してしまうではないか、、。

このままいくと、連邦内での闘いは避けられんかもしれんな、、。
しかし、今はデラーズの攻略に専念しよう。ティターンズも目的は同じなのだからな。」

私は、カルフォルニア、ハワイなどの拠点を放棄。同時にオーストラリア、中東アジアへの戦力増強の指示をだした。
「辛いが・・・今は耐えなければならん・・・宇宙を制圧するまでは・・」

ソロモン進行の部隊は揃った。ア・バオア・クー艦隊、ルナ2艦隊合わせて20。デラーズは14。
決着はすぐについた。我々の圧勝であったのだ。
これで宇宙も残すとこは茨の園のみ。
これでようやく地球にも戦力を送ることができると思った矢先、ティターンズが30番地コロニーへの毒ガス攻撃。同時に軍事行動を開始してきたのである。

地球拠点はインドのマドラス、本拠地はルナ2に近いグリプス。
「予期はしていたが早すぎる・・・・このままではルナ2が危ない。」
ソロモンには茨の園からの防衛戦力だけを残し、残りの戦力をルナ2に集中。同時に地球インド上空の警戒を開始。
「かなりギリギリの戦力だな・・・ティターンズ制圧区域からデラーズへの攻撃は無理・・そうなるとティターンズは足場確保のため連邦制圧区域へ進行してくるであろう・・・我が軍は2つの勢力を相手にしなければならないのだからな・・・長期化すると辛いな・・・」
これは賭けでもあった。長期化すると防衛しきれないのは目に見えていた。しかし簡単に放棄したのでは、どちらかの戦力を増大させてしまうことになる。

厳しい状況の中、連邦の主力であるGー3、スナイパー2も時代の遅れを否めなくなった私は開発に力を入れ、次期地上主力MSにガンダム・ピクシーを採用することにしたのである。

地上のデラーズの猛攻は留まるところをしらなかた・・
北アメリカを制圧したデラーズ軍はロシア、カムチャカ半島、日本まで進軍を開始。猛攻に耐えることすら出来ない連邦の制圧区域は中東アジア、オーストラリア、南米を残すのみとなってしまった・・
ここでようやく次期主力MSのピクシー投入。ピクシーの高い移動力、機動力を生かし一気に反撃に出ることにしたのである。

第一目標はアラビア。ここを抑えていればアフリカからの進軍にも対処しやすくなる。同時にオデッサとアフリカの部隊の合流も防ぐ重要なポイントでもあるのだ。
こちらの部隊数はピクシー、G3で編成されたMS13機。デラーズはゲルググ、ドム、ザメルを中心とした16機。
ガンダムを揃えた部隊ならこの数で足りるはず。時間は掛かっても格個撃破でいけばこちらの被害も少なくて済む。
慎重に進軍していくこちらとは対象的に数で勝っているデラーズは速攻体制。ここぞとばかりに包囲、撃破していく我が軍は戦闘を優勢に進めることが出来た。
しかし・・ゲルググM9機(3機編成1部隊X3)とピクシー3機(1機編成1部隊X3)が戦闘をしたときのことである。
グルググは3機残したままなのに対して、こちらはピクシー2機が撃破・・・
シールドを装備しない機動力重視MSガンダム・ピクシー。その格闘能力の高さをもってしても総合的戦闘力はゲルググMに劣っていたようだ・・。実戦テストもロクにしていなかったことが大きなツケとなってしまった・・・。
しかし、敵も残り少ない。一気に畳み掛ければ勝利は間違いないと思っていた矢先の出来事。
マドラスに駐留していたティターンズの電撃的な進行によりインドが陥落。インドからの補給戦線を失った我が軍は、カザフスタンからの補給ルートへ進路を変更さぜるをえなかった。
しかし、デラーズの包囲も堅く、補給ルートへと辿りつけた部隊は3部隊のみ・・。我が軍はカザフスタンへ撤退しこの闘いに破れたのであた・・。

我が軍が不利な状況はますます続く。ピクシーの性能を過信しすぎ実戦投入前に大量生産させていため、ピクシーはやたらと資金を使う使い捨ての駒状態に。しかし、G3以上の性能を持ったMSも存在していなのが現状・・。型遅れのG3を量産させるしか手がない・・。つまり、MSの技術力で大幅に遅れを取っているのだ。

宇宙ではティターンズのルナ2への攻撃は留まることを知らず、地上はデラーズの猛攻。八塞がりの状況中、クワトロ大尉がテシターンズで秘かに開発中のガンダムマーク2の情報を入手、そして奪取に成功したのだ。

奪取したマーク2を元にエウーゴ仕様のガンダムマーク2を直ちに開発。資金、資源共に莫大な量を必要とするが、現在のどの軍のどのMSよりも遥かに高性能MSであった。
MKー2を主力MSとした我が軍はそこから一気に反撃を開始した。
第一目標のハワイを制圧、次にカムチャッカ、ロシア、アラスカ、そしてニューヨーク、キャルホルニアと次々と制圧し北アメリカ大陸の制圧にも成功する。

次の目標は東南アジア。ここはティターンズの制圧下であるが、ここを落とせばティターンズの地球での拠点を無くす事ができ、ここの勝利がこの戦争を大きく左右させる。
しかし、MKー2の量生には莫大な資金が必要となるため、地球上空、ルナ2を放棄。ティターンズとデラーズの直接対決の場をもうけた。これで宇宙は三つ巴の状態になる。地球の7割を制圧した我が軍は宇宙での闘いが長引けば長引くほど有利。この間にMkー2を量産していけばいいのだ。

思惑通り、足場の開けたデラーズとティターンズは地球軌道で激しい陣取り合戦、こちらはそこからはみ出してくる部隊のせん滅(やっぱDCじゃ漢字でない・・)に専念するだけの有利な展開となった。この闘いで不利になったデラーズ軍はオデッサから地球軌道へ増援部隊を送る作戦にでる。こちらには思ってもみないチャンスだ。
我が軍は東南アジア制圧より西ヨーロッパ制圧を優先、そしてオデッサ陥落に成功したのであった。
西ヨーロッパのデラーズ残党は逃げ場を失い次々と撃破され、ヨーロッパ全土の制圧に成功する。

ヨーロッパを制圧したことにより北アメリカ大陸の部隊は地球軌道上から降下してくる部隊に対処する部隊だけでよくなった。
余った戦力をインドへ集中させ、ティターンズ重要拠点、マドラス 進行の準備を着々と進める。しかし、デラーズとは違いティターンズのMSは高性能。ギャプランやガブスレイなどが揃えばマーク2と言えども楽には勝利できない。「ここは一先ず航空部隊で相手の戦力を確かめておくか・・」とフライマンタ一機をマドラス偵察部隊として送り込んだ。
ティターンズの戦力はジム・クゥエル、ジム2、ジム改を主戦力とする47部隊。
中には潜水艦も用意されており水中用MSがなければ制圧は困難である。
潜水艦対策としてG3を用意し、マーク2で揃えた32部隊でマドラス進行作戦を開始した。
この闘いは地球完全制圧へ向けての重要な闘いになる。私レビルも自らもマーク2に乗り込み戦闘に参加する決意をしたのであった。

数で勝るティターンズだが、まったく統制が取れていない。それでも最新型ジムを揃えたティターンズは驚異であった。マーク2も囲まれれば無事では済まない、ティターンズは防衛などお構い無しに進軍。玉砕覚悟の攻撃は連邦の陣形をも崩させた。
お互い激しい消耗戦になるが、やはりジムではマーク2に劣る。数で五分五分になった頃には戦況は連邦軍優勢に動いていた。
勝利を焦らず、消耗している部隊を戦艦で補給させ、補給ルートの確保を最優先とし着実に軍を進めた我が軍は、この大きな勝利を手に入れることに成功したのであった。

「地球も残るとこデラーズの制圧下アフリカ大陸のみか、一年戦争を教訓にジオン残党を地球に残しておく訳にはいかんな、、しかしジオンを根絶やしにするという行為はティターンズのやり方と同じではないか、、、。迷っている暇はない。とにかくこの戦争を一刻も早く終わらせねば、、。人の革新であるニュータイプ、その存在すら今の状況では戦争の道具となってしまうだけだからな、、。」

マドラス陥落によりティターンズは弱体化。
我が軍はティターンズの本拠地グリプス進行の足場をつかむため、ルナ2に進行。ガルバルディβなど高性能MS揃いではあったが特に苦戦することもなく制圧。続いてサイド7の制圧に成功する。

「グリプスか、、、ここを落とせば長かったティターンズとの抗争も終わるのだな。連邦同士の闘い、、こんなときに私たちは何をやっているというのだ、、、。このようなバカ気た闘い一刻も早く終わらせねばならん。」

連邦の主力艦隊をサイド7とサイド6、グリプスとの中間空域の二手に分けて配置。

挟撃作戦は敵からの一点集中の各個撃破というリスクも伴うが、こちらも2重3重に策は用意してある。 まず、ティターンズが防衛に徹するのなら楽して勝利できるだろう。しかし全部隊をどちらかに集中させてくるのなら、こちらは片方の部隊ですぐさま拠点の制圧、そこから長期戦に持ち込むか、再び挟撃。ティターンズが部隊を二つに分けてくるのなら、それを挟撃すればいのだ。

グリプス本土戦は始まった。
ティターンズは部隊を2つに分け、3分の2をルナ2側に、残る3分の1で拠点を防衛。
すぐさまこれに対応すべく、戦力の少ない拠点側を攻撃。ルナ2側は防戦に徹した。 拠点に攻撃の受けたティターンズはすぐさま拠点へ撤退、完全に挟撃が成立したのであった。
連邦の会心撃は留まることを知らず、圧倒的勝利でこの闘いに勝利したのであった。

しかしティターンズはこれで壊滅しなかったのである。
パプティマス・シロッコがこの混乱を打開し、再びティターンズを再建したのである。
拠点はベルファスト、グリプス。
アフリカのデラーズに戦力を裂いている状況でヨーロッパからの進行は非常に厄介である。
そこでルナ2から増援をヨーロッパに送り、部隊が揃う前のベルファストへの進行を決定。
島という地形もあり、進軍には苦労したが力押しでベルファストを占領したのである。

地球での拠点を失えばティターンズは無力だ。
ヨーロッパ駐留部隊をアフリカに送り、アフリカ進行作戦を開始

デラーズ軍地球最後の砦ともあり、部隊数は半端ではない。
こちらも万全の体制を築いてはいたのが、戦局は泥沼状態へ。
「さすがにこれだけの数もあればそう簡単には落とせんな。」
「疲労したパイロットは無理をせず帰還。同時に戦艦は後衛へ。前線部隊は無理に突っ込まず陣形を整えるのだ。」
各パイロット、指揮官達はよくやってくれている。1年前まで民間人であった人間も今や闘いのプロである。
これは喜ぶべきではないが時代が時代なだけに複雑な心境だ・・・
援軍の見込めないデラーズ軍は時間と共に弱体化。
アフリカ攻略作戦に勝利したのである。

残るは宇宙のティターンズ、デラーズ本土。


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