酷道、腐道、険道ツーリング?青山高原ツーリング??(05年2月20日)
参加者 紅の弾丸さん(CBR1000RR)、昇君(VFR400R)、T君(ホーネット250)、自分(CBR600F4i)
家〜横大路マック
年が明けて2005年。
ソロツーリングにはもう行ったけれども、いつものメンバーでのツーリングにもそろそろ行きたいなぁ・・・思った自分。
とりあえず2月のシフト決めに20日の希望休を書き込んでおいた。
まだ1月中旬。行き先やメンバーなんて何も考えず”ツーリングの日”は決定された。
2月には5日から長期出張があり、帰ってきたのが13日。
思ったよりも疲労困憊の自分は疲れも取れぬまま出張関連の提出物に追われツーリング前日の19日まで集合場所、集合時間などを放置してしまっていたのだ…。
自分が言い出しっぺなのに申し訳ありませんでしたm(_ _)m
そんなこんなで前日、掲示板での集合時間、場所の告知、当日朝に電話連絡とドタバタスタートとなる。
その結果…、紅の弾丸さん(以下おにいさん)と連絡ミス…。違う場所から急遽きてもらうことになりました…ごめんなさいm(_ _)m
横大路マック〜R163
で、横大路10時30分集合したのはお兄さんを除く3人。
急遽お兄さんに横大路まで来てもらい11時過ぎに全員が揃う。
お兄さんを待つ間、誰が先頭へ行くかを話す。どうやらみんな先頭は嫌らしい。もちろん自分も嫌です(笑)
「お兄さんが先頭行くって言わなければジャンケンね〜」という結論で落ち着き、お兄さんが到着したところでジャンケン。
1抜けしたのは自分とT君。
昇君とお兄さんはあいこが続き決着がつかず…「R163に着いた時点で再戦で!」と出発する。
R163までは自分が先導。
R163までのルートは近道を選んでいるので少々ややこしいのだ。
横大路から東に進みR24の観月橋を目指す。観月橋からは川沿いに宇治川ラインへ。宇治川ラインから府道62、犬打峠経由でR163へ。
道のわかる方ならわかるかもしれないですが、府道62はローカルルートもいいところ。道幅も狭ければ路面状況もよくない、さらには犬打峠の急勾配。
城陽からR163というのが伊賀上野方面へのセオリーなのかもしれないが、正直、道が面白くないのと、交通量の多さがネック。それなら地の利を生かさなきゃ。
犬打峠の上りに入る。昇君はついてくる。初心者ライダーT君にはお兄さんがついてくれている。自分の役割としてはどうなんだろう…?お兄さんがついてるから昇君のペースに合わせるべき?それとも隊列を崩さずうまく先導すべき??
悩んだあげくの結論。
昇君をミラーから消す!!
いや、嘘です。無理です。自分には。
そんな冗談は置いといて、とりあえず昇君からブーイングのこないペースで走るべきだろう、今回のルートは単調な道が多いだろうからと一応昇君を配慮してみる(笑)
決して自分が●したいから●したんではないんだぞ。>昇君。
下りに入る。あいかわらず道幅は狭く、さらに下りの急勾配。
でもってわかり辛く、突如目の前に現れる連続するヘアピンカーブ
ここって、道わかってる人の後ろにいないと誰かヘアピン直進しちゃうんじゃないんですか??
(自分がはじめて走ったときがそんなだったし汗)
怖いです…。
そんな道をジェットコースター気分で下る。自分とお兄さん以外はたぶん初めの道と思われるので途中、ペースを落としたりと後ろを気づかい走っていると、お兄さんの後ろにランエボがピッタシくっついてるではないですか。
逃げなきゃ!とペースを上げる自分。昇君も続く。が、、、焦っていたのは二人だけですか。。。
何があってもマイペースってのが正解ですね。はい。。。。
道が広くなったところで左ウィンカーを出すとランエボは挨拶もなしにブッシュ〜と凄い勢いで抜いていく。邪魔なんだよといわんばかりに・・・・
なんだかカッチ〜ンときて、やられたらやりかえす精神で追いかけてやろうと思ったんですけど狭い府道のブラインドカーブもなんのその、ありえない速度で曲がって行く。そんな速度で曲がって対向車きたときどうすんだ。。。。。。。。。。まぁ絶対的性動力が違いすぎるんだけどね・・・・。
といわけで後ろのペースにあわせながら府道をR163を目指して走ったのでした。
R163〜伊賀上野
R163に到着。お約束のジャンケンが再開される。
またもや何度もあいこが続き・・・・勝ったのはお兄さん。昇君の先導が決定する。
ここからR163を西に西にと進む。これだけで伊賀上野、青山高原と行けるのだから今回のツーリングってなんてイージーなんだろう。
さて、今回のツーリングでメインルートとなるR163は基本的に片側1車線、遅い車がいると抜けません。
さらにはR1の抜け道としてトラックも多く、無理な追い越しなどで交通死亡事故も多いと問題だらけの道路。新聞にもその問題はよく載っている。
そんなわけで取り締まりも厳しいR163。ライン割って車を追い越すなんとんでもない。先頭の昇君は大人しく車の列について走っている。
JRの月ヶ瀬駅付近になると道に勾配がでてきて登坂車線などもあらわれる。
先頭の昇君、後ろを振り向いて「抜く???」なんて指示を仰いでくる。
自分からのサインはGOGO!!である。
昇君、加速しはじめ一気に車の列を抜いていくが・・・・
「ちょっと〜〜、そこまで加速しろなんて言ってないないじゃないの!」ってなとこまで加速していく。
自分もついてはいくが・・・なんかひやひやです・・・ミラーをちょこちょこ気にしながら・・・
伊賀上野に入りコンビニを見つけて入ったとき、「いや〜〜あそこで警察いたら免許えらいことになりますよね。どきどきもんですわ〜」と昇君。
あなた大物すぎ(涙)
伊賀上野〜青山高原
伊賀上野の城下町を通り抜け、R163を西へと走る。20分ほど走ると「青山高原」の看板を発見。
昇君が看板を指差し判断をゆだねる。
自分は首を縦に振りながらも「こんな細い道ではなかったはず。もっと先の交差点をこの看板は示しているのだとうか?」と思っていると、昇くんはその道に入っていく。
あわててウィンカーを出し曲がる自分
対向1,5車線、、、アスファルト一面に杉の落ち葉。。。。
「あ〜〜〜・・・これって青山高原中腹へショートカットできる道だ・・・(高良城林道)」
「また、お兄さんからブーイング食らっちまうよ…」
と思っていると今度はダート。。。。。微妙にぬかるんでるし。。。。
それでも砂利をガンガン飛ばしながらペースを緩めない昇君。なかなか激しい突っ込みを見せる。
メットにガシガシ砂利を受けながらそれを追う自分。
「あのぉ・・・昇君、後ろに二人いるんですが・・・おかまいなしですか?」
しかし昇君、根っからのマゾライダーだという事は酷道、腐道、険道ツーリングで証明済み。
これまでの(まぁ犬打峠などは抜きにして。)まったり正統ツーリングなイメージが一新、二人にはなんとも燃えるシチュエーションになってしまった。。。。(笑)
もうブーイング覚悟で開き直ってます自分。
最高だね。(涙)>昇くん
途中、昇君が手で先に行けの合図。今度は自分が追われる番ですか??(涙)
って昇君、お兄さんの後ろまで順番下げてるし。悪役は自分だけってか?(涙)
こうなりゃとことんヒール。ペースは落とさん!!!
その直後…。
やはりというべきか、路上の真ん中に残雪っと(汗)
T君からもブーイング確定ですわ・・・とほほほ(涙)
路面の見えるところを選んで幾度も現れる残雪をクリアしていく。何かあってはいけないので雪があるたびに後続の無事を確認しながらの走行。どうにか全員無事に走りきる。
笠取山の山頂付近に近づき、一度休憩。
眼下に青山高原の綺麗な景色が広がる。
嬉しいことにガスってない。

きれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って感動して立ちすくむのが普段の自分。
周りから「道が悪い」と言われようが、「寒い」と言われようが、「それは充実感の演出!景色を堪能しなさい!」というのが普段の自分。
が、、、寒い。むちゃくちゃ寒い。けっきょく自分も周りと同じで「寒い寒い」を連呼してしまった・・・・
考えてみりゃ、青山高原の名物って風力発電の風車だし・・・・風がきついの当たり前。なのに自分ってTシャツの上にパーカーでその上にジャケット。下はジーパン。寒いの当たり前…。
T君、昇くんはパッチまで履いて、お兄さんはオーバーパンツで完全武装だもんなぁ・・・・
あまりに寒いので10分ほどの休憩で出発。そこからは下りに入り、雪もなく、綺麗な舗装路を青山高原まで走ったのであった。
青山高原〜青山高原
青山高原道路へ突入。
さっきまでとは打って変わって完全対向2車線の綺麗な道路です。
路面温度を除いて不安要素なしです。
快調に走っていると風車発見。
バイクを止めて写真撮影。

真下から見上げる風車の大きいこと大きいこと…。しかもこの強風で暴れるように回ってますよ…。
「プロペラ外れて落ちてきたら……」見上げているだけで恐怖を覚えます。
そこからさらに走り展望台へ。
これだけ並ぶと壮観ですね〜〜〜〜〜。
でも、、、寒すぎるのでロッジのある三角点展望台まですぐさま移動っと。。。びゅ〜んってね・・。

着きました三角点展望台。
が、、、ロッジ閉まってます(涙)
けっきょく、強風にさらされっぱなしのまま「きれ〜あそこは津あたり?しかし寒いわ〜〜。おおさむさむさむさむ〜〜。雲の流れ早いねぇ。う〜さぶっ!!海が綺麗やね〜〜〜しかし寒いね〜」と二言目には「寒い」皆で体を縮こませながら寒さと景色をダブルで堪能していたのでした…。
う〜ん考えたらバイクって途中でホーネット900とすれ違っただけで他は見てない・・・。こんな寒いところへくる自分達って変だった・・?

↑人がいないことをいいことに展望台にバイクを入れて写真撮ったり…(汗)

↑それを見て昇君もマネしたり・・・・・

↑けっきょく全員入ってきたり・・・・

↑さらにアングルに凝ってみたり・・・・(チームアップマフラー?)
なんてしてたら駐車場に車入ってきて慌ててでていったり・・・
出て行くときタイヤ空転しまくってビックリしたり・・・
青山高原〜伊賀上野
あまりの寒さにとっとと青山高原を下る。
R165へ下り終えたところで気温2℃。そ、そりゃ寒いです…
自分、ついこないだまで新潟いってたのに新潟のほうが数段暖かく感じたくらい…
R165を伊賀上野目指して帰る。途中R422へ入っていかなければならないのに道通り過ぎちゃうハプニング。もちろん先導は自分でした(汗)
伊賀上野まで戻り昼食を上野城近くのジャス●でとることにした。
伊賀上野〜信楽
ジャ●コで店選び。ラーメン屋さんで一同一致店内へ入っていく。
考えたらここで初めて暖がとれたわけですよ。もう全身血の巡りがよくなってきて体がかゆいかゆい。ただ、この我慢くらべのようなツーリングってのもネタとしては美味しいと思えたりもするので複雑な心境ですな…

マゾライダーの宿命とでもいいましょうか…
ラーメンを食べ終わり帰りのルートを相談。時間もあるし、同じルートは面白くないし、信楽までいく??とR422→R307→宇治川ラインで帰ることに決定。
帰りの先導役を昇君がT君にしつこく勧めている。
「先頭走ったら上手くなる」「道は簡単」「ゆっくりのペースでいいんだし」「ミラーは見たらダメ(謎)」っと(笑)
しかし最終的にはジャンケンをもって決定したのである。
その結果・・・先導役T君に決定(笑)バイク歴半年ほどのT君にも容赦なしですなぁ・・・自分達
R422の入り口まではおにいさんが先導し、R422のワインディングに入るとT君が先頭を勤める。正直不安要素もあったが、走らせてみたらスムーズで上手い。タイトコーナーでは自分の前を行くお兄さんよりも鋭い場面も。
どこかホワ〜ンとしていておっとりしている癒し系のT君だが走りと性格は一致しないようだ。
信楽に入りR307へ入る。主要道路だけあってまったりペースカーに先導されながらの走行。それでも抜けない。自分の2台後ろにはパトカーが走っていたのだ…。
信号待ちのタイミングを利用して2台だけ車をパス。まだパトカーはミラーに映る距離にいる・・・。そこで急遽ルート変更。R307は車多いしパトカーめんどくさいしとR422で一気に立木観音までいき、宇治川経由で帰ることに。前にいるお兄さん、T君を抜かしてR422へと入っていく。
信楽〜宇治川ライン
R422は道幅狭く、路面状況もありよくはないローカルルート。そんな道は個人のペースで走ったほうがと「ここからはフリーランで順番も関係なく個人のペースで走ってくださいね〜。宇治川手前で待ってますから〜〜」とだけ言い残して自分は一番に出発する。
で、フリーランを楽しむはずが、こんなローカルルートでも大津方面への抜け道なんですよね。けっきょくはほとんどを車に先導されながら走りきってしまった。。。。
宇治川ライン〜国道大手筋
宇治川ライン手前の交差点で一度全員集合し、ラインは通らず裏道から曽根大橋まで走る。とことんローカルを選ぶのが好きなんです自分は。
曽根大橋手前に運動公園みたいなのがあり、そこで休憩をとることに。
休憩中どっかで「バァ〜〜ンバババ〜ン」ってな変てこな音がします。ゾッキーなのか、、、小僧なのか・・・そんな疑問は出発してすぐに晴れました。
ゾッキーの集団役20台。曽根大橋の脇にあるちょっとしたスペースにズラーーっと。
なんで?昼間っから?しかもこんな街からはずれたところに??
しかも自分、全員からおもいきり視線送られてるよ…
レオビンチの爆音を轟かせ一気にフル加速でその場から去る自分でした。
自分達そのまま宇治川沿いに走り、国道大手筋近くのロー●ンが解散場所となった。
国道大手筋〜自宅
お兄さんはさっさと帰ってしまい、しばし3人でバイク談義。
実はT君、これから夜勤バイトがあるとのことで解散となる。
国道大手筋から自宅までは役5分、久しぶりに明るいうちでの帰宅となったのであった。
走行距離で250キロもないくらい。今回あまり走ってないですね。(汗)
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