十津川・竜神ツーリング(10年9月5日)
参加者:シェイブドヘッドさん(XJR1300)、ヤッシーさん(VTR250)、ムセンさん(ゼファー750)、自分(CBR600F4i)
前日の晩にシェイブドヘッドさんからのお誘いで急遽参加が決まったツーリング。
「ツーリング行きませんか?」の問いに「行きたいです」と答えておきながら、「朝6時に京都IC近くで集合、目的地は瀞峡・十津川・龍神」と言われたときは軽く後悔しちゃってました。。。
「瀞峡まではさすがに遠いですよ・・・、片道200キロありますから」ってことで行き先は十津川、龍神へ変更に。
それでも残暑厳しく、いや、、、残暑というより真夏そのものなんじゃないか?という異常気象の今年の夏、かなりタフなツーリングになるだろうと走る前からグッタリしていました。
しかしシェイブドヘッドさんは今日(4日)の鈴鹿ツイン朝練から連チャンでの走行という、自分からみれば苦行とも思える状態でのツーリング。
「この人・・・芯の部分で本当はどMなんではないか・・・」
そんな疑いをかけながらも・・・、メンバー最年少ということで弱音を吐ける立場でもなく「企画は自分ではないので疲れきってもブーイングは受け付けません!」と逆に開き直おることにしました。
さて当日。
京都南IC近くで6時集合。逆算で5時起床。
自分にとっては朝早すぎなわけですが、なんとか遅刻することもなく集合場所へ到着することができました。
ここですぐには出発せずコーヒーブレイク。6時20分ごろに出発し、7時に奈良の郡山ICを目指します。
郡山へはR24をひたすら南下するだけで、早朝ということで交通量も少なかったわけですが、到着は・・・15分ほど遅刻してしまいました。。。
はい。先導したのは自分です。。。
あたくしジェントルなライダーを意識するお年頃。。もっと急げって言われれば急いで走ることもできましたし、集合時間には間に合ったんでしょうけど、「少しくらい待たせても大丈夫やし〜」というシェイブドヘッドさんの言葉のほうを優先してしまいましたよ。
なはははは・・・・
ヤッシーさんごめんなさいです。。。
郡山〜大塔
ヤッシーさんとの合流後も自分先導で出発しました。
合流地点からすぐ京奈和自動車道の無料区間に上がっていくのですが、ここで自分が思いっきり道を間違えてしまったんですよね〜〜・・・
バイパスに上がってすぐ左レーンに移動し、さらに上に上がる道に入らないといけないのに、右レーンそのままですぐ下の道に下りちゃいましたよ。
そこからは自分も道がよくわからなくて付近の道を方角だけ頼りにグルグルグル回ってしまいました。。
結局、旧R24に戻ってまた京奈和を目指してといったルートになり、ここでけっこう時間をロスしちゃっいました・・・。
ダメダメですね、、、ここややこしいのでちゃんと意識しておく必要があったのに、慣れてるから大丈夫って軽く考えてしまってました。。
京奈和自動車道がいったん途切れる橿原北から先は渋滞渋滞渋滞……もう大渋滞。
4台いるので大胆なすり抜けをすることはできず、橿原まで辿りつくまでが本当に大変でした。
まったく動かない車の列にまぎれていてはバイクの水温もグングン上がり、フレームやタンクが熱々にもなって更に追い討ちをかけてくれるんですよね。
体力の奪われかたが半端でありません。。。
橿原から再びバイパスに上がりますが、それはちょっとだけの話。
また下道のR24に降りてしまうと大渋滞。
御所駅くらいまでならいつものことなので、あきらめムードでゆっくりゆっくりバイクを進めていたのですが、五條までの上り坂が続く区間に入っても交通量は減っているのにペースはかわらずといったところ…
トラックが坂を上らなさ過ぎて流れを押さえ込んでしまっているんです。
これには温度急上昇です
「遅いならどいてくれ〜〜〜!!」
R24をゆっくり、ゆっく〜〜〜り京奈和自動車道の五條北まで走り
橋本まで1時間半〜2時間
1度休憩しているとは言え、ここまで何時間かかったんだろうね…。
やっと和歌山だってのに正直もうお腹いっぱい。。
こりゃ大変だわ〜…
京奈和自動車道を五條までの1区間だけ走り下道へ。
R24へ出る道を間違い、降りてきた道をそのまままっすぐ進んで五條駅のローターリーにたどり着いてしまうハプニングなんてものもありつつR168を目指します。
えぇ、ちょっと駅が見てみたかっただけですよ。(言い訳不成立)
五條の市街地を抜け、横に吉野川が見える辺りからはツーリングライダーさんが目立つようになり、ツーリング気分を盛り上げてくれます。
「やっぱバイク楽しいですよね〜」って。
渋滞続きの遅れを取り戻すかのように気持ちよく走れるくらいまでペースアップ。
ヤッシーさんには厳しい速度域ではありますが、車に詰まれば追いついてくるので、そんなにペースがかけ離れているというわけでもなく、追い越しを少し控えめにしていれば、置いてけぼりってな感じにもならずに走れていました。
「あぁ〜奈良の南部は最高〜!」
そんな自由で開放感に満ちた走りも、天辻峠への上りに差し掛かってくると「我慢できない…我慢できない…」と飛ばしたい気分がムンムンに。
そんなときに限って車の列に詰まってて追い越せなかったりするんです…
途中にあった工事信号ですかさず前へ。
ここで道の駅大塔まで各自のペースで走ることを提案しました。
飛ばしだすとすごく速いシェイブドヘッド。
しかしムセンさんがいるときはムセンさんのエスコートに徹することが多いので、今回もたぶんそうなんだろうなと、一人空気読めない奴になる前に前もって「ここから飛ばします」宣言をしておいたということです。
って飛ばすっていっても自分は下手っぴぃですし、どちらかというと「追い越しを掛けて先いっちゃいます」って感じなのですが。
大塔〜谷瀬の吊橋
道の駅大塔に到着。
休憩していると、10台くらいのグループの旧車会がペ〜ペペペペ〜ペペと通り過ぎていきました。
その爆音で一斉に振り向く一般方々・・・。
人が見ていると思うと、さらに張り切ってコールしだす旧車会・・・。
同じバイク乗りとして辛いです…
シェイブドヘッドさんは「今の時代、異色の目で見られるというのに、わが道を通せるあんな気合入ってるのはそうそうおらんで。」って喜ぶのですが…
自分は嫌いなもの嫌いです。。。
だって、自らがしている行為(道を塞ぐとか、大音量とか)を人からされ場合、彼らは不快をあらわすはず。
その時点で"筋"が通らないなら…やってはだめなんですよ。
世の中なんでも、まずは大原則として筋を通す。
人のものを盗むなら自分のものを盗まれても文句はいわない。
そこがスタートで、その後、社会というもの、モラルというもの、倫理というものを詰めて話ましょうか…。
こんなこと言うと「あんたも好き勝手にバイク飛ばして、やってることは変わらんだろう」ってね、これ絶対言われちゃうのですが、相手を絶対にびっくりさせない、怖い思いをさせないという大原則はもってますし、飛ばす人に文句は言わない、言える立場でないってことは常に念頭においているわけですが、それじゃぁダメですかね・・・。
大塔を出発してしばらく、さっきの旧車会に追いつきましたが、まぁとりあえず抜きます。
彼らと夜に集団で走っている暴走族との違いは、抜いてくるという行為に対して妨害もしないし、からんできたりもしないこと。
後ろから何がきても隊列は崩さず走っているので、間に割って入るのには少々難儀するわけですが、それはハーレーの集団も変わらないですから。間隔が狭い分ハーレーのほうが難儀なのかもね。
となると・・・
前にいてやっかいな順番は
遅くて譲らないトラック > ハーレー集団 ≧ 旧車会
あら・・・以外な結果に・・・。
しかし、うるさい順番となると
旧車会≧ハーレー集団>遅くて譲らないトラック
あれっ・・・ハーレーの集団と旧車会はほぼ一緒ということだったのか・・・。
ただなぁ・・・
以前旧車会が集まっていた道の駅で、彼らが去ったあと、職員のおばちゃんがポイ捨てされた吸殻を1つ1つ掃除している姿を見て、かなり胸が締め付けられた、なんてことはありましたけどね。。。
大塔から谷瀬のつり橋までのR168は道幅の狭い区間が多く、車が数珠繋ぎになってしまうと抜くのにも困って
今日は車からも譲ってもらえるシーンが多く、
抜く 抜く 抜く
さっきから気になっているんですが…ヤッシーさんがミラーに写ってないような…
まぁ一本道なので大丈夫でしょう…。
谷瀬の吊橋〜ごまさんスカイタワー
谷瀬の吊橋に到着しました。

ヤッシーさんが来ない・・・
「途中の吊橋を谷瀬の吊橋と間違ってるんちゃいまっか〜」
15分以上は待った
絶対なんかあった…
十津川の川底から遺体があがったらどうしよう…
旧車会の集団を抜きあえいでいて
さらに旧車会について走っていたら
ダムへ入っていってしまったと。
このメンバーで温厚1,2位を争うヤッシーさんが、まさかの入隊希望っすか…
とりあえず…
別の意味で十津川から遺体が上がらなくてよかった(笑)

それでは気を取り直して吊橋散歩といきましょうか

石を並べた落書き?は年々増えていくような…。
レナ マナ ニウ レオ ひげちゃん。
…が、どうしたんですか?
サエ(ハート)タケピ??
そっか。ラブラブであることをそんなにアピールがしたいか。
昔の彼女の名前を勢いのままタトゥーにしてしまい、別れてから後悔してしまっている人のように、このページが存在する限り二人の愛のしるしをさらすがいい。
ふっはははは。

この吊橋はとにかく高いです。
写真で伝わらないのが惜しいと思いながらも、真下に向かっていつも同じような写真を撮っている気がします。
・・・・・・
やはり伝わり辛いです。。
ちなみに高さ54m。
ガンダムが縦に3つも並んでしまう!
・・・
えっと・・・
ビルで例えると21階くらいです。。


十津川から龍神へのアクセスはr733からとなります。
この県道を伝えられたときは、シェイブドヘッドさんをかなりのチャレンジャーだとは思いましたね。
無論自分も走ったことのない道ではあるのですが、なにせ山深い十津川から、さらに山深い護摩壇山までのルートですからね。
地図を見ただけで道が想像できちゃいます。
「たぶんひどい道ですよ」
知らぬが仏と、自分だけ内心ワクワクしながらも、何かあっては嫌だと覚悟を決めてもらうために一応は伝えておきました。
でも迂回したところで龍神と十津川を繋ぐ国道といえば近畿最強酷道R425ですからね。
その知名度は十津川散策をしたことのないシェイブドヘッドさんにも知れ渡っているようで、いずれにしても道が酷いなら景色がいいところを走りたいとのことで探し出したのがこの道だったみたいです。
うむぅ・・・
行き当たりばったりなツーリングしかしない自分に比べ、こんな道まで事前に調べてくるシェイブドヘッドさんはえらいです。
r733は予想通りの道でした。
道幅1.5〜1車線。砂利、落石がゴロゴロで砂も出てるし日陰はコケまで生えている。
どのラインを通れば滑らないかに終始し、そのラインの中でも対向が来ても大丈夫そうなところを選んで走っていくといった感じ。
ガードレールがないところのほうが多く、そんな道でキープレフトをしていれば宙に浮いている気分になれます。

予想外だったのは
「30〜40分もあればいけるでしょ?」というシェイブドヘッドさんに、これまでの経験から「1時間とちょっとはかかりそうです」と的確に答えたつもりの自分の予想も大きく反して、2時間ちょっとかかったこと。
まぁ休憩もかなり多かったですからね。

ちなみに写真の真ん中あたりで左右に一直線に山に筋が入っているところが道のあるところ。
山の傾斜がすばらしい。まっ逆さ〜ま〜にぃ〜〜落ちてデザイアです。

道貸切!!って感じで崖のギリギリに立つシェイブドヘッドさん。
今日は高いところツアーですね。
「ここで落ちても電波はいらへんでしょ。集落まで戻ってヘリ要請せなあきまへんのちゃいますか?」
そんな会話が交わされています。

標高上がるに連れ、景色は広がりを見せていきます。
道が尾根伝いへと変わってくる頃には視界を隔てるものが少なくなり、上り坂の途中が曲がっているような場所では正面に見えるのは視界いっぱいに広がる空のみ。
まるで空に上っていくかのような道になるんです。

これまで幾度となく竜神へは来ましたが、護摩山の近くに走りながら望めるこんなにいい景色があったなんって・・・
もっと早くに知っておきたかった後悔と、そんな道に出会えた嬉しさが入り混じります。
護摩さんスカイタワー
竜神スカイラインとの合流地点から、護摩さんスカイタワーまでは、あっという間でした。
平均速度が上がらない状態でここまで頑張って走ってくると、お昼はとっくに終わっているといった時間になっていたので、ここで昼食をとることにしました。
(自分達がスカイタワーで食事をしているとき、とある事件があったのは次のツーリングで。)
エネルギーを補充したあとはスカイラインを楽しみます。
ここから高野に向かって走るだけではもったいないと、京都とは逆になるr19との合流地点まで走って、そこからUターンして戻ることを提案しました。
ここから先の下りステージを楽しみたかったんですよね。
しかしスカイタワーを出てすぐ車に追いついてしまい、この車をかなか抜けないっと。。
そんなことをしていると自分たちの集団の後ろにR1000とR6が追いついて来ます。
間割って抜いてくるのかな?と様子を伺っていたのですが、自分達に遠慮しているのか抜いてくる様子がなく、前の車が抜けるポイントがあるにせよ、車のほうから道を譲ってくれるにせよ、その後自分達は2台にとって邪魔でしかないという思いから、後ろ3人に端に寄るよう合図を出して、2台のSSには先に行ってもらうことにしました。
2台は躊躇なくスパッと車を抜いていくと、じゃれ合っているかのように凄い勢いで走り去っていきます。
バイク二台が車を抜かしていったことで、その車もバイクの存在を認識してくれたのか、自分達に前を譲ってくれました。
その時点で前の2台は遠くに見える程度の状態になっていたのですが、あまりにも2台の走りが楽しそうに見えたので、「交ぜてもらいたいな〜」と頑張ってはみたのですが・・・
自分下手すぎて無理無理でした(笑)
「二人とも速いな〜」というより、「遅いな〜自分」。
乗れば乗れるほど上手くなるというより、乗れば乗るほど自分の下手っぷりがわかってくる。
なんとも、なんとも・・・
でも・・・、だからバイクって面白いんだな〜っと納得したり。
2台が視界から消えてからは、自分なり飛ばしてみたり、ちょっとペース落としてシェイブドヘッドさんが後ろの二人を放置して自分を追撃しにこないかな?なんて期待して待ってみたり、中途半端なペースで走っていました。
そんなことしていると、とあるカーブの出口の対向側の道路脇に隠れているパトカーを発見。
えぇ・・・ここって去年色々ありましたから・・・
(ったく・・・女が絡んでくるとむと、ろくなことがないね。けっ)
もう、そこからはマフラーの音が目立たない走りを意識して下っていきましたよ。。
下りきったところ後続を待ち、Uターンして帰ります。
しかしさっきパトカーがいたことが気になって道を楽しめないんです。。。
そんな走りで先ほどパトカーが隠れていたと思えるポイントまで戻ってきたのですが、パトカーは既にどこか場所を変えた様子で、そこにはいなかったんです。
もう「げげげ・・・」ですよね。
「そもそも思っていた場所とは違った?」
「いや、場所を変えて隠れてる?」
こうなると前を見るより左右を見ていることのほうが多く、まったく走る気分にはなれませんでしたよ。
しかし自分みたく、悪いことには「ごめんなさい」なライダーは萎縮して抑止力にはなるんでしょうけど、「警察に捕まるやつは下手糞」なんて言い切っちゃうような人には何の意味もなさないのでは・・・
そんなこと色々考えてしまったり。。ヤレヤレです。。
捕まえやすい人から捕まえても意味はないんじゃないのかな・・・。
ベロベロベロとなんとも不調な排気音のまま登りは終わってしまいました。
でも自分にはこれが精一杯。これ以上の開き直りは無理なんです。。
スカイタワー横を大勢のライダーさんに見られるというのに、ベロベロベロ・・・と低速で通りすぎていきます。
こんな感じでゆっくりと走ってきた訳ですが、後続が誰一人として追いついてこなず、間違ってスカイタワーに入っていなかと心配になり、止まって待つことにしました。
事前にスルーするとは伝えてあったんですけどね。
シェイブドヘッドさんとムセンさんはしばらくして追いついてきました。
が・・・、ヤッシーさんがなかなか来ません。
「間違ってスカイタワーにいってるんちゃいます〜?」シェイブドヘッドさんの言葉通り、ヤッシーさんはスカイタワーに入ってしまい、誰もいないからスルーして出てきたというオチでその後無事合流を果たすんですけどね。
しかしここまで自分が先頭では、空気を乱しているというか、場を荒らしているというか・・・、そんな感じがして・・・、シェイブドヘッドさんに先頭を走ってもらい自分は最後尾で走ることにしました。
シェイブドヘッドさんは飛ばすこともなく大人な走りで先導します。
しかしそのペースでも、ヤッシーさんには辛い様子で、前とだんだん距離が開き始めてしまいます。それに申し訳なく思ったのでしょうか、自分に先に行っての合図をだしヤッシーさんは単独走行となりました。
そのまましらばくは大人なペースですぐトラック先頭の車列に捕まっていました。
そんなスローペースでの走行なのにスタート直後から離れてしまったヤッシーさんが来ない。。。
一度止まることにしました。
追いついてくるのを待っていたのですが、他のバイクは来るのにヤッシーさんだけがこない。。。
スカイタワーからガンガンに走ってきて、バイクもたくさん抜いてきた。そんな走りだったのならこの状況もわかるのですが、シェイブドヘッソさんは先ほどから変わらずジェントルな走りでしたし、ムセンさん、自分とちゃんと隊列を組んで走ってきました。
つまりこの間、走り去っていったバイク達は、みんな後から走ってきたバイク達なのですよ・・・。
さらに待っているとV125が2台。
「原付にも抜かれてとんで〜」
自分も笑うしかありません。
その直後ヤッシーさんがやってきました。
「いや、後ろから来たから」
後ろからバイクがきたらペースをあげるでもなく、まずは譲る。
なんて平和な人なんだと、自分見習うところが多すぎます。
4台揃ったところで再出発。しかし直後に工事信号で止まることになり、V125の2台が自分達の前に。
後ろが大型でも端に寄せるような様子はないので、かなり走る二人なんだろうな〜
自分から見れば、そうでもないんですよね。
シェイブドヘッドもそれを感じたのか、隙を見て前に出て行ったわけですが、それに続くムセンさん・・・
うわっちゃぁ・・・ムセンさんV125を抜きあえいでいる。。
というか、抜かないつもり・・・?
かなり下ってヘアピンが多くなる区間。
ヘアピンがちょっと奥できつくなってたんですよね。
あ、ライン外してるって思った瞬間、ムセンさん不覚のオーバーラン
こ、これは・・・・・・
抜かないのではなく・・・抜けないんだ・・・。。
V125の2台にもばっちし見られていたっぽいので、
恥ずかしくなってきたので自分は抜いておきました。
ここから先は京都までの道案内となるので、再び自分が先頭になって走りだしたのですが、大門から続くのタイトコーナー連続の下りでは、いつもの通り車がとてつもなく遅く、譲ってもらえる気配すらないので我慢の連続でした。
この我慢の連続というのは、飛ばしたいだとか、楽しみたいだとか、そういう衝動を抑えるといったそんな話ではなく、下り勾配を極低速でブレーキばかりしていると肩や首が痛くて仕方ないとそんなレベルの話です。。
正直、、自分が自転車に乗って下っても車よりは速い自信があるのですが・・・
そんな状況を打開するため、抜きどころがないこの道でも、頑張って車を1台1台丁寧にパスしてはいたのですが、自分以降が続かず孤立してしまう状況に。
後ろが道を間違ってしまわないようにと、矢立茶屋のとこで待つことにはしたのですが、せっかく抜いていった車たちがまた前にでてしまったのは悲劇の何者でもありませんでした。。。
で・・・、そこからはさらに悲惨で・・・
エンジン掛けているのがもったいないのでニュートラルで下っていましたとも・・・。
簡便してくださいな・・・こういうのは・・・・。
動くパイロンにはなりたくないので
遅いことを攻める
譲る余裕のないこと
ACのCMでおじいさんが「もたつく権利よろしく!」って
権利は十二分にありますのでどうぞご自由にとは思いますが・・・
権利はない!
譲り合いって精神は「お互い」でなければ成立しませんてば・・・。
大人しく車の列にまぎれていたので、山を下りきったところにある九度山の交差点の信号は何回待ったんでしょうね・・・。数えるのもばかばかしいくらい待ちましたとも。。
コンビニへ。やっと地獄から開放される。。
護摩さんスカイタワー
昼食時のスカイタワーから水分補給ができないまま、地獄のようなペースで下ってきたので喉はカラカラ。暑さと遅さで体もヘロヘロでやっと辿りついたコンビニ。
「あのペースで走られてはあかんでしょ。本気で寝そうになりましたわ。」
そうコメントしたシェイブドヘッドさん同様、自分除き低速でも快適なネイキッドのみんなも同じくグッタリといった様子です。
「雨降るんちゃいますか〜?」
コンビニを出発する頃、西の空が真っ黒な雲で覆われていて、R24手前の橋本高野橋まで来た頃には雷が鳴りはじめ、五條方面を見るとあきらかに雨が降っている様子でした。
京奈和の橋本ICへあがる手前で雨がポツポツと降り始めてはいたのですが、先導の自分は何も考えず京奈和へ上がってしまい雨雲に向かって走っていました。
案の定…
橋本から5分も走った頃には大粒のすごい雨が…
非難する間もなく、非難する場所もなくあっという間にびっしょびっしょとなってしまいました…。
遠くから見ても雨が降っているのが見えるときって大概こうなんですよね…。
しかし強い雨だと車が遅くて悲惨。
こっちは五條まで走りきって、さっさと下道に下りたいというのに、片側1車線の京奈和自動車道では追い越しも不可能で、滝のような夕立の中、遅い車の後ろに続いてトロトロトロト走ることしかできませんでした。。。
五條〜郡山
すでに全員びしょびしょではあるのですが五條のコンビニで雨宿り。
同様に雨宿りをしているライダーは何人かはいましたが、バケツをひっくり返したような雨だったので、びしょ濡れのまま開き直って走り去っていくライダーのほうが多かったです。
様子を伺っていると完全開き直りでびしょびしょのまま強行突破していくか、既に雨具着用で走り去っていくライダーが多かったです。
それよりも車が非難に入ってくることのほうが多く、走っているライダーはずぶ濡れのまま強行突破していくか、すでにカッパ着用の完全防備で通り過ぎてい
「涼しくなってちょうどいいんちゃいますか〜。」
雨に打たれるのがわかっていながらも強行突破した自分に気を使ったのか、シェイブドヘッドさんはこう言っていたのですが、京奈和に上がるまえに進むか止まるを考えるべきだっと思うとなんとも申し訳なかったです。
さ・ら・に…
自分の雨男っぷりのほうがです。。。
雨が弱まったので
降った様子もなさそう。
R24大渋滞
橿原バイパス
降りたらまたR24大渋滞
京奈和
護摩さんスカイタワー
郡山
大渋滞・・・
京都の手前まできてスイスイ走れるように。
長距離走るときはペースあげられないと、ちょっと辛いな〜
帰宅は9時ごろになって、走行距離は約400キロ。
夕方には帰るつもりがすっかり暗くなって帰ってきました。
さすがにお疲れのシェイブドヘッドさん。
「奈良は遠いわ〜」
そうなんですよね。
奈良って近くて遠いんです。。。
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