周山街道ツーリング(03年7月20)

参加者:らんまるパパさん(アプリリアRS125)、らんまるママさん(DT50)、ホネット君(ホーネット250)、Aさん(仮)(ホーネット250)、自分(DIO AF18)

ホネット君のツーレポもどうぞ

自宅〜バイク屋
7月も下旬だというのに梅雨入あけ宣言はされていない。だが日頃の行いが良いのか(笑)今日の降水確率30%ほぼ晴れである。

11時にお店の前で待ち合わせなので、10時半に家を出発、今日は同じ原付がいるからDioなのだ。

連休のせいか、車が多く遅刻が危ぶまれたが店についてみたら自分が一番。

5分後らんまる夫妻が到着。
あとはS君とAさんを待つのみである。

「ギュ〜〜ン」ホーネット独特のカムギアトレーンサウンが聞こえる。Aさんか?と思われたがノリックメット・・・ホネット君である。
あれれホネット君は明日の試験に備えて休むんじゃ・・・?
「どうしたの?」と聞くと「天気いいので勉強そっちのけで来ちゃいました(笑)」と

という訳でホネット君も急遽参加

その後すぐにもう一台のホーネットが来る。Aさんである。
Aさんとは店で何度か会ってはいるが一緒に走るのは今日が初めての方。
仕事の都合、週末が休みになることが少なくなかなか人と走る機会がないそうだ。
今回のツーリングはそのAさんと一緒に走ろうと企画されたツーリング。つまり今回の主役さんなのである。

よし!バイク屋の次男さんも誘っちゃおう!ホネット君と二人でバイク屋のインターホンを押して呼び出す。
ホネット「おにぃさ〜〜ん天気いいですよ」
ノン「Nチビが走りたいって泣いてますよ〜〜」
が、、、返ってきた返事は
「気をつけて行ってきぃ〜や」
あうち・・・(涙)

その後、らんまるパパさんがS君に連絡を入れると「今日は勉強するからやめときます」という返事だったらしい。
前日、勉強サボって来るっていってたくせにぃ〜(笑)

バイク屋〜美山牛乳(赤橋)
という訳でメンバーが揃ったので出発。
ホネット君先頭にAさん、らんまるパパさん、らんまるママさん、自分の順
つまり、、飛ばす者順な訳です。

店から出て二つ目の信号にひっかかり、後続スペース確保のことも考え、らんまるパパさんの横にとまると、発進でらんまるママさんに前を譲られ4番手で走行することになる。
福大路交差点を右折し、いよいよ周山街道へ突入〜

しかし道は大渋滞・・・・
ヘアピンの度に車の列が徐行になるためシフトチャンジのできないスクーターでは坂を上れない。
回転が落ちてきてウィンカーのチカチカという音が耳に入る慌てて消す。
どうやら福大路で右折したときからつけっぱなしだったようだ。あ〜〜はずかし(笑)
そのような状況が下りに入って続き、高尾PW付近で車の列は止まってしまう。

カーブミラーを見ると、先でなにやらチカチカと光っている。工事信号のようだ。
ホネット君が「すり抜けしちゃってもいいでしょうか」と聞いてくる。
いつものメンバーであれば自分も「前にいこ」と言うのだが、どうしていいかわからず「う〜〜んどうしよう」と話してるうちに信号は青になり車が進みだす。

高尾の観光地を通り過ぎ、車の数も少なくはなるが、前にいる二台の車に先導されるペースは自分の原付でも余裕がある。
RS125のらんまるパパさんにはさぞつらいペースであっただろう・・

中川トンネル手前でまたもや工事、車の列が5台に増える。
しかし前の3台はすぐに先にいってしまい、二台の車に先導される。結局自分達の前の前にいる車が原因をつくっているようだ。

そのまま中川トンネル、笠トンネルを過ぎて栗尾峠に差し掛かる。
今回のツーリングで唯一、原付の機動性見せ付けられるステージに入ったというのに車に先導されたまま峠越えになってしまってガッカリ・・・。
完全にヘタってしまったリアサス(というか壊れた?)を交換し、以前よりも戦力アップしたということをホネット君に見せ付けるはずだったんだけどなぁ・・・・・

峠を越え京北町の街中へと入る。
するとなぜか後ろの車がらんまるママさんのDTを抜かしてくる。
抜かしたところで前にはバイク4台、車3台もいるのになぜ・・・・
後ろを気にしていると、信号待ちでらんまるママさんが車の脇を抜けて自分達の先頭へといき、なんとか合流できた。
今度は自分が最後尾を走ることになったのだが、やはりその車が自分を抜いていく。
なぜだかわからないが、バイクの集団へ割って入るのが好きな車なようだ・・。
はぐれちゃいけないと思い、その車を抜き返す。原付で抜けるくらいなのだがら、バイクの集団の前を走っている車は40〜50キロ巡航をしているのだろう。それなら一気に抜いていったらいいじゃない・・変な車。

そこから直線が続き、先頭のらんまるママさんは快調に飛ばしていく
その差はジワジワと開き、気がつくと自分一人だけで走っている・・・

う〜ん・・あのDTたしか70キロくらいしか出ないとかいってたんじゃ・・・?
二種登録されてて黄色ナンバーではあるけどCDIしか変えていないという話じゃ・・・

あ、やばい前にスペースが出来てさっきの車にまた抜かれるんじゃ・・とミラーを見るとさっきの変な車はどこかで曲がったようでいない。曲がるのに抜く必要が?やはり変な車であった。

前の集団との差がだいぶ広がってしまったが、赤信号でなんとか追いつくことができた。
そこまで先頭を走っていたらんまるママさんが最後尾につき、ホネット君、Aさん、らんまるパパさん、自分、らんまるママさんと元の順番で走りだす。
が、、、ここから先は長い直線が続く道。前の3台はあっという間に離れていく。

らんまるママさんに申し訳ないので抜いてくださいの合図をして、またもや単独走行となる。

深見峠に入ってひたすらアクセルは全開。しかし中高速よりのこの峠では原付の全開走行など流す速度にも満たず、一向に前に追いつく気配などなかった。

深見峠唯一の低速コーナーを抜けると前方に集団発見!
どうやら車につかまって速度を落とさざるを得なかったようだ。
なんとか集団に追いつくも、道幅が広くなると車もペースをあげ、深見トンネルに差し掛かるとまたもや単独走行となってしまう。

みんなをたいぶ待たせる結果になっちゃったと諦めていたとき、赤橋手前で車の行列につかまっていた集団と合流。なんとか一緒に美山牛乳へと辿りついた。

美山牛乳で休憩中、話を聞くとDT50は85キロほどでるそうな!
CDIを変えただけで85キロとは・・・ミッション車恐るべし・・

ここでタンク容量が4リットルしかない自分のDIOは給油のためにGSは入る。
バイク屋の手前で給油して、この美山牛乳までが約50キロ。それで入ったガソリンは2リットル。燃費を出すとリッター25。信号がないとの車に先導された区間が多かったことで燃費が普段よりも5リッターも伸びたのは驚きだった。

美山牛乳(赤橋)〜日吉ダム
美山牛乳での休憩を終え、一同は日吉ダムへと向かう。
ルートはR162を北上し、途中で府道12に入り、府道368を通って府道19号線を南下して日吉ダムへ行くルート

美山牛乳を出てすぐの九鬼ヶ坂は勾配のきついヘアピンで構成された峠。
幸い前に車がいたためはぐれることもなかったが、ホネット君が車を抜いて一人、前にいってしまう。その後抜くポイントもなくAさんは車の後ろをついて走る。
下りに入って速度が出るようになったのでホネット君を追走してやろうと前を走るらんまるママさんを左コーナーで抜く(無茶してごめんなさい)車との距離は縮んだのだが抜ける速度が出せずホネット君の追走を断念することに・・

府道12とR162交差点の手前でホネット君が止まってまっていた。
これから先、ちょっとばかし道がややこしいかな?と考え自分が前に出て道案内
府道368に入って美山町役場の前を過ぎると道は広くなり、後ろに抜いてくれの合図を出す。

合図した瞬間ホネット君がビュンと抜いていき、Aさん、らんまるママさん、らんまるパパさんの順で抜かれる。
4人はみるみるうちに遠ざかり、またもや見えなくなってしまうのだが、少し道幅の狭くなるヘアピンカーブを曲がると車に先導されている4人を発見、どうにか最後尾に追いついた。

府道19号線との交差点を右折
ここからはもう諦めモード。だって、、、道が広くてなだらかで追いつけるようなポイントもなければ、遅く走るような車がいないから・・・

思ったとおり前の3台がどんどん前に行く、その中らんまるパパさんがなぜだか速度を出さない。しまいには先に行ってくれとの合図をだす。
「うん・・・?カブった・・・?まぁ理由はわかんないけど先に行けっていうから行くか」
しばらくそのまま走って、前の集団が視界から消えたころ、らんまるパパさんが一気に加速をしてあっという間に視界から消えていく。
あとで聞くと「警察がいそうで恐かったとか」なるほどね。

トンネルを越え、T字路に差し掛かり、それを右に曲がり真っ直ぐ進むと日吉ダム。
そういや、、、出発のときこの交差点の説明を忘れていた・・・「みんなちゃんと右折したよね・・?ダムまで行って一人だったらどうしよう・・ま、看板でてるから大丈夫かな・・・?」
右に曲がり田畑の広がる広大な田園風景の中に4人の姿はなく、多少の不安がよぎりつつも、いつもと違って見える景色に心を奪われる。

とは言え、Dioのアクセルは常に全開。
のんびり走りざるを得ないのだが、これだけ遅いと皆に迷惑になっているのではと申し訳ない気分にさせられる。

のどかな田園風景にゆったり走る15年落ちの原付。
どこかノスタルジックな光景ではあるが、ゆるやかなカーブでは常にインベタで最短距離。きつめのカーブでは大げさなほどのリーンイン、回転を落とさないためにアクセル全開のままリアブレーキを引きずるなど、乗っている本人は常に必死(笑)
自分が速く走りたい訳ではない。みんなの待ち時間を0,1秒でも縮めるのが目標なのである(汗)

ようやく日吉ダム到着。
みんなから「早かったね〜」と言われる。聞くと1分くらいしか待ってなかったとか。
う〜ん車にも二台抜かれちゃったし、みんなの姿は見通しの良いとこでも見ることができなかったのに?

ま、なにはともあれ、あまり待たせなかったらしい。よかったよかった。

昼食は日吉ダムの施設内の食堂でとるとこに。日吉ダムの駐車所にバイク停めることはあっても中の施設って利用するの初めてだったんですよ。
新しいだけあって綺麗ですね。連休だったので家族連れがすごく多かったです。

日吉ダム〜越畑


食事を済ませダム湖がみえるところへ移動。
そこでしばらく話をしていると、らんまるパパさんがアプリリアRS125に乗せてくれるとおっしゃったのでお言葉に甘えて乗せてもらっちゃいました。

このRS125に乗るのは2度目なのだが、以前はらんまるパパさんの店の前を乗っただけなので印象が少し変わった。

まず、コンパクトな車体にきつめの前傾姿勢でスピード感がすごい。
試乗のとき後にホネット君が走っていたのだが「ホネット君をぶっちぎったんじゃないかな?」とミラーを見ると後ろにちゃんとつけてきている。
あれ?と思いメーターを見ると120ほどしか出てない。
細いタイヤの為か接地感も薄く感じとれ、借り物ということもあり緩やかなカーブでも大げさに速度を落としてしまう。なんとなく・・・恐くて寝かせれなかったです・・
乗る前に「一応1万回転くらいまでにとどめておいて」と言われていたので1万回転でどこまで出せるかチャレンジしてみると5速1万回転で130キロ
レブまでつっこめば6速も伸びたのでしょうけど5速1万回転の時点でパワーをあまり感じなくなったのでシフトアップはしませんでした。
そう考えると思ったより速度はでないんでしょうかね?
33psということで32psのVTR250がノーマル状態で軽い下りを利用して150キロだったことを考えると案外こんなものかもしれませんが。
一応メーターは240まであるんですよね。

休憩も追え出発。次のルートは府道50をひたすら南下するルートである。

この先ずっといくと長い見通しのいい直線がありますので最高速チャレンジするならやってください。(あくまでも自己責任で!)
自分は65しかでないのでマイペースで行きますね。と言うと、らんまるママさんが「うちのDT乗らん?なんか申し訳ないし〜うちのせいでDioで来るっていったんやもんな」と言ってくださった。

この先緩やかなカーブの続く道が多く、85キロも出せるDTに乗ったところでホーネットやRS125についていくことなど不可能なことはわかっていたので「いえいえ、Dioむちゃくちゃ遅いですし。自分がDioでいいですよ。」とそのままDioで走ることに。

途中で廻り田池っていう池があるのでその辺で待っててくれたらいいとホネット君に伝え、次の休憩ポイントである「越畑」目指して走る。

前を行く4人はすぐさま視界から消えてしまったのだが、途中車に捕まっている3人に追いつく。ホネット君が見えないとろを見ると、彼だけさっさと追い越して先にいってしまったようだ。
日吉ダムから2〜3km進むと世木ダムがある。
これは日吉ダムよりも以前にあった小さなダムなのが、ホネット君はそれが廻田池だと勘違いしていたようで、その横にバイクを止め地面に座って待っていた(笑)

ホネット君に「ここじゃないよ〜もっともっと先。なが〜〜〜い直線終わってちょっと行ったらあるから」と伝えて再出発

またもや4人はあっという間に視界から消え、なが〜〜〜い直線(地図でみると5kmほど直線。周りは田んぼしかないので見通しがきく)に入っても速度の出ないDioにむなしさを感じる・・。

直線が終わりR477と合流する地点で4人が待っていた。
たぶん右か左か不安だったのだろう。

そこからは自分が先頭で進む。この先色々と分岐点が多くわかりにくい道であるというのも理由だが、ここから先は道幅も狭く路面には落ち葉や砂利も多く、タイトなコーナーが続く。
速度域が低いここならばうちのDioでも・・・・・(にやり)

廻田池の横を通り、その先のY字路を左にはいる、ここからはほとんど1,5車線の道となる。
越畑までは上りが続くので失速しまくり・・・ホネット君との差をほとんど開けないまま越畑に到着となる。

越畑は綺麗な段々畑が広がり知る人ぞ知る癒しスポット
田植えの時期などは本当に綺麗なのだが・・・今回は稲が育ちすぎていてただの牧草地みたいに見えてしまって残念・・・
綺麗な風景期待したかったんですけどねぇ・・・

越畑〜保津峡
そこから渓流下りで有名な保津峡へと向かう。やはり連休、普段は車通りの少ないこの道も対向車が多くくる。

といってもこっちはバイク。どんなに大きな車がきても横をスィ〜〜と抜ければいいだけ。カーブだって常にインを走ればいいだけ。
道に落ち葉があるといっても、車の通るラインはしっかりと路面が見えている。なんら怖いことはないのだ。飛ばそうと考えるから怖い訳。

ただ、やはりこういう道は経験がものを言うのだろう。ホネット君がまったくついてこない。
対向車も多いので最悪の事態が頭をよぎって怖くなる・・・

止まっては後続が追いつくのを待ち、止まっては追いつくのを待つ。
これを繰り返しながら走る。
なんで後続のペースにあわせないかって?やっとDioでも楽しめるシチュエーションになったから(笑)
さっきまでぶっちぎられてたんだし、今くらいいいじゃないね(笑)

そうやって走っていくうちに前方に車が現れる。その後ろについて走っていると後ろの二人(ホネット君、Aさん)が追いついてくる。しばらくしてらんまる夫妻も追いつき、とりあえず全員の無事は確認できた。
道が開け、二車線の直線になったところで車が道をゆずってくれた。
「ありがとうございます!」

そのまま後は快調に走り保津峡駅手前の三叉路に到着〜。
ホネット君とその後ろをピッタリと走るAさんを待って駅のロータリーへ入っていく。(原スクをあなどるなかれですぞ。ホネット君 笑) 駅のローターは川遊びをしている人でごったがえし。まぁこの時期は仕方ないんですけど、交通の不便な山の中にある小さな無人駅にこれだけの人がいるのは初めての人ならビックリするかも。

この保津峡駅はかわった造りになっていて、川の上にある橋が駅になっている。
そして駅から下を眺めると保津峡と呼ばれる急流の峡谷が真上から見渡せるようになっているのだ。
高所恐怖症の方にはちょっとばし嫌なとこですね。わたしはバカなんで高いとこ好きなんですが(笑)

ホネット君はこの保津峡に来るのが初めてらしく、とりあえず駅を案内。
ホームの上から保津峡を覗き込む。

ホネット君も「綺麗な景色ですね〜」とお気に召してくれたようだ。
「ここでこうやって川を見てるとね、保津川下りの船がくるの。」といってる直後から船が下ってくる。
「こうやってずっと下を覗いててみ。観光客が手振ってくれるから面白いよ〜」
と二人で駅の柵から下を除いていると二人の人が手を振ってくれる。
こっちも振り返す。
すると船に乗っている半分くらいの人が手をふってくれる。
なんだかこれが面白くて好きなんですよね。ここ来たらついついやってしまいます。(笑)

保津峡〜バイク屋
しばらく休憩して気づけば夕方の5時を過ぎている。
そろそろ帰らないととおしゃべりをやめて帰ることに。
さっきまではずっと下りということもあって先頭を走ってもなんら問題はなかったのだが、ここからはほとんどが登り。しかも勾配がきつい!
あ〜またお荷物だわ・・・と最後尾発進。
すぐさま車につかまり5台は車に先導されるかたちになる。
この車・・・さっきの車とはちがい見通しのいい直線になっても譲ってくれる気配ゼロ!

そのまま直線の最後にある小さなトンネルに連なって入ると、前二台のホーネットの爆音思わず爆笑。(二台そろってサンセイ2本出し)
「やっかましいなぁ〜前の二台。(笑)車から暴走族におもわれてるんじゃないの?(笑)」

直線が終わると道は勾配のきついヘアピンカーブの連続になる。もちろん前の車は譲ってくれなかったので先導されたまま。
まぁ、このペースだったら(20〜30キロくらい)原付でも坂を登れるし丁度いいかも〜と連続したら登り勾配のヘアピンを堪能する。
どうもらんまるママさんのペースがあがらないようなので立ち上がりでパス 今回のツーリングでDioが登りで前に追いつくなんて初めてかもと感動すら覚えるのであった(笑)

が、、、しかし、、最悪の事態が
前から対向車がきてしまって、前の車がバックランプを点灯。
あ、あのぉ・・・バイクにバックなんてないのですが・・・
文句いったところでどうしようもないので、5台のバイク全員押してバック。

できればこういう事態に陥る前に前をゆずってほしかった・・・

車が下がっているいる間に自分はさっさと車の横を通り過ぎる。 また、同じようなことになったら悲惨でしょ?
後ろの4人も横を通り抜けたようで後ろからついてくる。

なんとか30キロまでは普通に加速をするのだが、それ以上は出る気配なし!
先頭をとっちゃったはいいけど、このままじゃ自分が4人を押さえ込んでしまうんじゃ・・・

まずいと思った自分は本気モード!といっても登りで速度がでないから連続するヘアピンをひたすら全開。2個のヘアピンでなんとか後続を引き離すも・・そのあとのRのゆるやかな区間で追いつかれてしまって、結局後ろに渋滞をつくってしまった(涙)

後ろを振り返ってホネットに苦笑い。
とりあえず必死だということをアピールするため、車体を前後に揺さぶったり、ジョッキーのポーズをとって左手でムチを入れるしぐさをしたところで速度はでなかった。(あたりまえだ 笑)

峠はどうにか登りきり、下りに入ってやっとペースアップ。しばらくすると街中へ入っていくのであった。

清滝トンネル手前を右折。そこから広沢の池の横の道を通り鳴滝へ。
福大路交差点はあいかわらずの渋滞で信号2個待ち。まぁいつものことです。

そしてバイク屋到着へ無事に帰還。さすがにみんな疲れてそのまま地面を座り込んでしまう。
らんまるパパさんに缶コーヒーをごちそうになり、今回のツーリングを振り返って話しが盛り上がる。
そこに近所に住むおばちゃんが通りがかり「道に座ってなにしてるん?ものごいでもしてるかんか(笑)」と言われて一同苦笑い。
おばちゃん、お金落としていってくれたら自分は拾うよ(笑)

しばらく話て解散となるのだが、今回のツーリング自分の原付が遅くて皆さんに気を使わせてしまったのじゃないかと、ちょっとばかし反省
でもね。原付で長距離走るのは本当に楽しいんです。
今回のルートは以前乗っていたホーネットやCBRだったら気晴らしで走りにいく程度のルートだったんですけど(走行距離110キロ)原付でいけば立派なツーリングになるんです。
坂道で20キロに落ちたり、直線で車に抜かれていったりしんどいところもあるんですけど、走りきった達成感と充実感が大きいのですよ。本当

一度、みなさんも試して見てください。お散歩コースを原付で走ることを。
たぶん世界が違って見えて新たなる発見があると思いますよ



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