絵的どうなのツーリング (2017年12月28日)

参加者:加古さん(CB1100)、タツくん(CBF125)、自分(フォルツァ)


少し前に知り合ったバイク乗りの加古さんとタツくん。
これも何かの縁だと、それぞれに「今度走りにいきましょう」と声をかけていたのですが、なんやかんや具体的なツーリングの話もできず、気が付けばもう12月・・・。

「このままじゃ毎度の社交辞令になってしまうぞ・・・。」と、寒いも承知で今回のツーリングを企画。
まずはCBF125のタツ君と具体的な話を進めていきます。

タツ君は比較的年齢も若いですし、寒くても平気とのことなので、年末に走りに行くことになったのですが、自分よりも少し年上の加古さんには、寒くなってからではツーリングの話を振りづらく・・・、かといって春まで伸ばしてしまうと自然消滅してしまいそうな雰囲気を感じていたため、この機を逃してはならないと、ダメもとで加古さんにも声を掛けます。

ちなみに加古さんとタツ君はお互い存在は知っているかも?といったくらいの間柄。
どちらとも仲良くしてもらっている自分が、今回のツーリングでは二人のライディングスタイルを加味して、いろいろと調整していく必要があります。

話をしていてなんとなくわかってくる二人のライディングスタイルなのですが

タツ君はバイクの免許を取ってまだ3年。
バイクの知識も、アジア輸入車などピンポイント的に詳しいものもあるのですが、一般的に知れ渡っているバイクに関してはほぼ知識がない様子で、自分のバイク(マグナ50、ZX-6R、CBR600F4i、フォルツァ)を見ても知っているバイクは無かったみたいですし、マグナ50以外特に興味が無さそうな感じです。

彼にとってバイクとは人と違う移動手段というニュアンスなのかな?
ツーリングに好まれる道などもライダー同士の情報交換よりはネット情報主体な雰囲気を感じられます。

でも走らないかと言えば全然逆で、真冬に下道で東京まで行ったり、アルプス登山へ行くためにバイクで移動したり、そんな使い方で年間走行距離はアベレージで2万キロオーバー。
自分の通勤もプラスした年間走行距離と変わらないほど走るようなのです。


いっぽう加古さんは、若いときからバイクに乗り、走りも興味があるし、長距離ツーリングも好きで全国各地に行っている人です。
CBR954RRで酷道として名高い四国のR439を走ったなんて話を聞いたときは、こちら側の人間か!?なんて思ってしまいましたが、バイクであれば道が狭かろうが、荒れていようが、大きな問題もなく通れるといった感覚ではなく、単純に「えらい道走らされたよ〜」と終わったあとにいい思い出となっているような、ごく標準的なライダーな雰囲気。

乗ってきたバイクも、聞いた話だけでセロー、ランツァ、CB400SF、CBR954RRなど、オフ車あり、ネイキッドあり、SSありとジャンルが一貫することもなく、”こじらせ要素”のない安心できるライダーといった印象を受けました。

ただ自分が600SS2台所有であるのが原因で”走り命"な勘違いをされてしまったのか、ライディングスタイル部分で、なんとなく一定距離を置かれてしまっているような印象を受けているのも本音の部分。

いや、でも、ほら、もう、自分の見た目と性格、そのままなライダーですし、ほどほどアピールを随所に入れてこなくても大丈夫です。
ガンガン、オラオラなライダーではありませんから、安心してくださいよ本当。


で、「タツ君と12月28日に走りに行くことになったのですが、一緒にどうですか?」と恐る恐る声をかけてみます。

タツ君が原付(2種)であること、もう年末で寒いことなどを考えると
「バイクに乗るのが好きだぁぁぁぁぁぁぁ」
って人じゃないとね、なかなか難易度の高い声かけだったとは思うのですが、文句の1つもなく、あっけなく了承。
肩透かしだったというか、かなり安堵したというか、そんな気持ちになっていました。

自分「何いってんだ?こいつ」みたいなリアクションがありそうで怖かったですからね・・・。


で、

自分は何に乗って参加すればいいのだろうという話。

タツ君が125�佞覆里如⊆�分もアドレス?なんて思っていた部分もありますし、話の雰囲気的にアドレスでも加古さんに迷惑をかけないペースでは走れそうな感じはするのです。

でもそんな状況では加古さん一人大型となりかなり浮く。これはこれでまずい。
以後の印象を大きく左右する1回目のツーリングでへんてこ万歳な羞恥プレイをされてしまっては、今後遊んでもらえなくなる可能性が高い・・・
悩んだあげく「無難にフォルツァになるのかなぁ・・・」そんな風に考えていたのです。


ツーリングまであと数日に迫った時、加古さんが自分に「何で来るの?」と聞いてきます。
「何でいきましょう・・・」「アドレスかな?」
軽く牽制してみましたが、そこは雰囲気的に一発却下な「絵的にどうなの?」という返事。

「まぁそれもそうだわ」と思いつつ「やっぱりフォルツァですよね」って返してみるも
「それも絵的におかしくない?」と予想外な返事を返されてしまいます・・・。

あぁ・・・そうだった・・・世間認識的にビックスクーターってバイク扱いされないんですよね・・・

ただ自分、ガンガンイケイケに属さないライダーなくせにSSに乗ってしまって、その結果、人とまったりツーリングするのが辛くなり、悩んだあげく解決手段としてフォルツァを増車したわけですから、フォルツァ=マスツーリング用バイクであることは確かなのです。

それにわざわざ寒い中を走りにいくのだから、寒さを我慢してまで得たいものというのは走ることの楽しさ以外の他ならないわけでしてね・・・、600で行くともどかしさが残るのが見えてしまうんですよ・・・。

「う〜ん・・・600�佞和�いバイクなので・・・」
軽くけん制を入れた後・・・

「フォルツァも実用域で100キロが普通に使えるバイクですから遅くはないですし、迷惑もかけませんよ。」
と説明、ちょっと強引ながらもフォルツァに乗って行くよオーラを出しておきました。

自分、意固地ですよね。
フリー走行区間の設定はしてあるので、600�佞嚢圓辰討盂擇靴瓩詆�分はあるんですよ。
でもだからといって、完全に後ろをほっといて、後ろが焦って転倒しても、まったく自分に責任がないってほど、お互いをよく理解した間柄にはまだ至ってませんから、自分はナビゲーターに徹しないといけない部分があり、その役目があることをちょっと汲んでほしいかなって思っている部分もありました。

ただそれよりも、ライダーからの「ビッグスクーターはバイクじゃない」扱いですよね、自分その気持ちすっごいわかるだけにもどかしさが残るんですよ。

えぇ自分もビッグスクーターに乗るライダーは、未熟なおっさんライダーか、目立ちたがりな若者ってな印象が強いため、一緒にされたくないという気持ちはどうしても働きます。

仮にビッグスクーター乗りを募ってツーリングを企画したとしても
・峠で誰かが転びそう。
・そもそもワインディングを除外されそう。
・前についていくためならセンターラインをガンガン割りながらでも走りそう。
・爆音マフラー集団になりそう。
・道の駅などの駐輪で、スペースを詰めて揃えて止めるといったことをしなさそう。
・むしろ走ることより、人が集まるところで横一列にならべて「どや」が目的になりそう

こんな感じに負の要素しか考えられませんから・・・
ビッグスクーター文化を恨むことしかできません。

でもこれ大きくはずれないでしょ?やっぱし。。。


ツーリング二日前、タツ君とのやり取りで、「宇治田原へ行くなら高田通泉園の抹茶ソフトが食べたいです」といったリクエストが来ます。

寒いときに冷たいソフトクリーム・・・

いや、自分もね、すすんで食べたいとは思いませんが、そういうのもアリだとは思っているんです。
真冬の美山で寒さに震えながら美山ソフトを食べて、身体が冷え切って地獄を見るなんてアホなことも懲りることなくやっている人間なので、寒さと甘さなら甘さが勝つ!と言い張る典型的メタボライダーですからね・・・。

でもタツ君、基本的におっさん達は寒さに弱いんだよ・・・、というかそもそも寒いとバイクに乗らなくなる生き物なんだよ・・・

加古さんさ、最近自分に「寒いからバイク動かせていない、バッテリーのためにも近所くらい走らなきゃ」ってよく言ってるんだよ・・・。
その状況で知り合いにツーリングに誘われ、「こんな寒いときにツーリングなんてどうなん?」って繰り返しボヤいてたし、いざツーリングに行ってみたら「次は正月に初詣ツーリングとかありそうなんだけど、どうなん?」なんて言っているのを聞いてる訳なんでね・・・、

このリクエスト、むちゃくちゃ難易度高いんだけど・・・

だから自分、飲み会の席で、お酒の入った状態の加古さんに「タツ君が抹茶ソフト食べたいと言っているので立ち寄ってもいいですか・・・?」ってボソっと聞きました・・・。
まともな状況で言うの怖かったですから・・・。

で、返事は
「ええけど、俺は食わへんぞ」
おぉぉぉ、許可がでました。
OKOK、「食べない」全然問題ないです。
むしろ馬鹿が馬鹿してると冷たい視線を送ってくださいまし。

いやぁ、大きな波風が立つことなく、これでようやくツーリングが無事開催されそうです。

世間によくある若者ライダーvsベテランライダーの構図に、まさか自分が巻き込まれてしまうなんて(汗)

ライダーの敵はライダー・・・
おじさんは若者に寛容であってほしいし、若者だっておじさんに寛容であってほしい。
そこはちょっと思うんですわ(汗)

な、感じで走る前から自分、けっこうハラハラドキドキでございます。


さて当日。
明確にフォルツァで行くよアナウンスはしないまま、集合場所の山城大橋へフォルツァで向かいます。
ちなみに今日のルートは信楽〜伊賀上野〜月ヶ瀬を走るショートコース。
朝が早くても寒いだけなので10時集合、解散は3時頃の予定です。

加古さんのバイクはCB1100。
車種も聞いてましたし、写メも見せてもらったことがあるのですが、ブラックスタイルという限定カラーがむちゃくちゃかっこいいじゃありませんか。
マフラーも定番、モリワキショート管。
渋い。大人なバイク、自分も歳をとったらこういうのもアリだな〜って思えました。

タツ君はすでに言ってますけどCBF125。
正直このバイクがどれだけ”走る”バイクなのかわかりませんので、アドレスの感覚を頼りにペースを決めなければなりません。坂がきついと65キロがいっぱいっぱいとかそんな感じ。

あとタツくんがどんなスタイルで走るか、正直自分はあまり把握していないんです。
彼にとってのバイクとは、”人とはちょっと違う移動手段”的なニュアンスを感じているので、好きな場所、行った場所などの話はしても、頻繁に走りに行く場所、どういう道を好むかなどの会話をしたことが一度もなかったんですよ。

自分たちから見れば、彼はまだビギナーといった感じに見えてしまうのですが、乗り始めてから3年経っているということは、すでに彼のライディングスタイルは確立されていますし、技術の基礎も出来上がっている時期、彼がライダーとしてどういう風に確立されていったか、そこがまったく見えてないんですよね。

どっかの誰かさんみたく、センターラインのない道は無理、ワインディングは無理と、自ら決めつけていないことを願うばかりです。

まぁ最悪そうでもあって、加古さんがガンガン系ではなさそうなので、ツーリングとして成り立たないレベルにまではならないとは思っているのですが。


出発して、まずはタツ君リクエストの高田通泉園へ。
R307を東へ20分くらい走ったところになるのですが、ダンプ多すぎでしょこの道。
採石場があり、新名神の工事があり、宇治田原ICができることでの周辺の土地の開発があり・・・、えらい状況になってます。
自分R307の宇治田原〜山城大橋区間はほぼ走る機会がないのですが、数年ぶりに走ってみたら、大きな会社の倉庫がたくさんできてますし、この先もまだまだできそうな、そんな雰囲気に驚きました。

あ、そっか・・・犬内峠にトンネルができるって話、ここにできる宇治田原ICから、和束へ一直線にアクセスできるようにするためなんだ・・・
だからr62の宇治田原側に茶畑貫通した立派な道路ができたのね・・・納得。
あの道ができた時点で、犬内峠はトンネルになることが決まっていたと考えると、お別れ間近であることを最近まで知らずに通っていたんだなと、切なくなってしまいました。

スリリングな急勾配やヘアピンの連続、和束の茶畑が見渡せる展望、初心者を阻む細い道。
これぞ日本の峠だって雰囲気、自分は好きだったし、ライディングの未熟な人以外にならオススメできるスポットだったんですけどね。

トンネルができて、旧道になったら落ち葉絨毯な道になることは見えてますし、そうなってしまったらバイクじゃ崖下へダイブだよ?
駆け込み犬内峠、お早めに。
えらいローカルネタですみません。


そんなことを考えつつ、高田通泉園に到着。
出発からまだ20分ほど、身体が冷えている訳ではないので、加古さんも含め三人でソフトクリームを食べてました。
ちなみに310円
甘さ控えめで抹茶の風味がいいですよ。名物はほうじ茶ソフトですが。
いや実は自分、ここと木谷山(もう1か所の有名処)は宇治川ラインで遊んで、ちょっと休憩にソフトを食べにくるような、そんな身近すぎる場所だったりするんです(汗)

平等院側のほうが抹茶ソフトの店が多いですが、宇治川ラインへ走りにくるのであれば、平等院側(宇治)よりも宇治田原側へ行くほうが、安くて美味しいソフトが食べられる。
ちょっと地元トリビアを入れてみました。

ソフトを食べ終え、再びR307を信楽方面に向けて走ります。
信楽へ抜けるまではカーブが多く、車のペースも遅いので、ここは問題ないだろうと踏んでいましたが、まったくもって問題なし。タツ君も退屈ぎみな感じでバイクを走らせていました。

滋賀県との県境である裏白トンネルを抜けた先にある上り坂でトラックが登坂車線に入ってくれるというミラクルが。
(最近のトラック、後ろがいても登坂車線に入ってくれないよね・・・)

これで少しペースアップするのですが、交通の流れよりもちょっと速いくらいのペースで流してもタツ君は無理なくついてこれそうなので、ひとまずは安心するのでした。
まぁミッションの125ccはスペック的に平地なら90キロまでくらいが実用速度域だとは思いますので。

しかし「今日は暖かいね」なんて言っていた山城大橋とは違い、峠手前から気温が一気に下がり、空気の冷たさを感じます。
斜面にうっすら雪の残る景色が続き、真冬の山道独特の冷気だまりのような重い空気。
この先、加古さんからブーイングが出なければいいのですが・・・

信楽でR307から外れ、r138で御斎峠(おとぎとうげ)へ向かいます。
ここは以前スプリングさんに教えてもらった道で、島ケ原の展望が広がる楽しいワインディング。
たぶん誰かに教えてもらわないと一生走ることのない道だろうと、今回一番マイナーな伊賀へのアクセスルートを選んだわけですが、無難にR422からアクセスしたほうがよかったかな〜と思うくらいに路肩の雪が多く、路面がベチャベチャでした・・・。

御斎峠へ向かう途中、多羅尾でr334との分岐点があるのですが、自分r138のトレースを失敗してしまい、r334へ入ってしまいます。


途中で道を間違えたことには気づいたのですが、安全にUターンできそうな広い場所を探しているうちに深みにハマってしまい、いつのまにやら1車線しかない道幅へ・・・
そして路面全面に雪で覆われた箇所が現れたので、その手前で止まり、バイクを降りてUターンすることにしました。

「自分が道を間違えたので自分が取り回しをします。」
いや、これで加古さんがバイクをバタンなんて倒してしまってはえらいこっちゃですしね、加古さんのCBを自分が取り回したのですが、180°転回に2回の切り返し、いやぁCB1100重かったですわ・・・。(252kgもあるのかこれ・・・)


(スマホで間違えた場所の確認中な自分)

えらいところへ連れてきてしまった感で焦る自分を「この先には大きなゴルフ場があるから除雪も万全なはず・・・」と落ち着かせようとしましたが、路面状況は大きく変わらず、一部、4輪の車輪の通らない道のセンター部分に雪が残っていたり、そんな状況で御斎峠へたどりつきます。

(写真撮り忘れたので以前のものを・・・)
御斎峠はチャリダーさんには人気な場所。
また歴史街道として、本能寺の変で家康が三河へ逃げ延びるために越えた神君伊賀越えの舞台の地。
このとき家康を警護したのが伊賀の服部半蔵だったという話は、日本史が苦手な人でもスッっと頭に入るはず。そう、けっこうおもしろい場所でもあるのです。

でもそんなことより、ここは展望が開けた明るい峠、勾配つきのクネクネ道は走りごたえがあり、マイナーながらもバイクには打って付けの隠れスポット。
この道を二人には覚えておいてほしいし、今後のツーリングルートの選択肢になればという思いがあったのです。

ただ今日はちょっと状況に恵まれてませんね。
伊賀まで一気に下るワインディングは、「日陰で道が凍結してたら転倒を免れないかも・・・」なんてドキドキなジェットコースター気分で下りました。
結果、問題なかったんですけどね。


伊賀に降りて、松の屋で昼食。
ライダー御用達の安くてボリューミーな定食屋さん。
ちょうどお昼の時間に到着したためガレージに空きがなく、端っこの傾斜つきの空きスペースにバイクを入れたせいで、また自分がCBを取りまわしたり、フォルツァを出すとき苦労したりなんてこともありました・・・。


あ、見た目にそれほどインパクトがない?
いやぁ大盛な定食はいくらでもあるのですが、絶対食べきれないので、自分含め皆さんなるべく大きくないものを注文していたのですよ。
タツ君にはわらじトンカツをすすめてはみたんですけどね・・・。


昼食後、月ヶ瀬へ向けて出発。
R163を走っているとフォルツァのヘッドライトが切れていることが判明します。

実はフォルツァのヘッドライトはよく切れちゃうんですよね。
なので片方のロービームが切れていたのはわかりつつ、放っておいたら、今回もう片方も切れて、ロービームが無灯火状態になってしまいました。

1年に1回くらい切れる感覚があるので、念のために電圧は測ったのですが問題はなく、ネット情報で「車のH4バルブが問題なく使える」なんて書き込みがあるのを見ていると、車のバルブなんか使ってしまうと峠で速攻バルブを切らせてしまう自分は、あきらかに振動が大きくなる走り方や場所を選んでいるのが原因なんだなと、それはわかっているのですが対策のしようがありません。

R163から月ヶ瀬へ向かうr82には路肩に雪がなく、安心して走ることができました。
一応ここをフリー区間にと考えていたのですが、今回とくにカッ飛んでいく人はいませんし、タツ君にとっては上り勾配が続いて条件の悪い場所だったり、加古さんのCB1100は実は以前のパンクが治りきらずスローパンクチャー状態で不安が残りつつの走行だったというのもあって、自分が楽しく走ってみたり、後ろがバラけてしまったら先導したりと、そんな感じで走っていました。

かく言う自分も実は前後タイヤ共に溝が消えてる部分もあって、楽しく走りたいけどタイヤがよれよれで気持ち悪かったり、思わぬところで変な挙動がでていたりと、楽しいような、楽しくないような、そんな感じ。

走り切ったあとに思ったのですが、後ろにまわってタツ君の走りとか観察していればよかったかなぁなんて思いました。

ただ、「ワインディングならライトウェイト!」、「いや、重いバイクでもベテランのメリハリ走行!」、みたいな、見てて楽しい何かがあるかを期待してた部分もあって、自分が引っ張ってはみたのですが、ちょい残念。

たぶん加古さんのバイクの乗り方は、パンクがなくてもお兄さんよりちょっと上手いくらいで、タツ君はそもそも道を楽しむライダー達と違うベクトルにいると認識しちゃっているかのような、そんな雰囲気なんですよね。



湖畔の里月ヶ瀬に到着。
しばらくバイク談義をしていると小雨がぱらつきだしてきたので急いで帰ることにしました。

タイヤの溝のないフォルツァで雨は地獄なのですが、御斎峠も雪解け水でウェット路面だったので何をいまさらな感じで、怖いような、楽しいような、そんなふうに柳生までのr82を走ります。

柳生から笠置まではセンターラインのない狭い道。
タツ君はそのことを知っているので不安はなかったのですが、加古さんはここが狭路ということを知らないと思うので、様子を見ながら先導に徹します。

ここ、狭路のわりにそこそこ対向車が来るので、初めて走る人と通り抜けるには、若干不安のある道なのですが、ただね、ただね、自分の本音としては、バイクなら道が狭くても問題ないですし、飛ばせないシチュエーションで自由なライン取りができなければ、それはそもそもライダーの技量に問題ありだと思う部分は強いですよ。

いや、ほら、だって、綺麗な風景を求めていろいろな場所に走りにいけば、狭い道など腐るほどありますから・・・、そのたびにヒヤリとしていてはどこにも行けなくないですか??

まぁ結局のところ、こういう道で危うい人ってのは、安全運転を建前としてた未熟なライダーがほとんどで、思いのほかそういうライダーは多いというのが現実です・・・。

加古さんは危ういシーンもなく安定して走っていました。
逆にタツ君のほうが心配になるくらい離れてしまったり、どうも苦戦しながら走っている様子。
狭い道こそアップライトなライトウェイトが生かせるシーンだよ、タツ君。


笠置に降りると雨はやんでおり、R163→r5で和束まで。
そのまま大正池を経由し精華町へ抜けるr321へ向かったのですが、工事のために通行止めに。

ここまで来ると、かなり大回りをしてr5を信楽へ抜けるか、ズバっとショートカットでr62の犬内峠を越えるかのどちらかですが、お兄さんがコケてからトラウマなんですよ・・・犬内峠・・・
(おにいさんが被害者意識を持っていたから・・・)

「どっちにしようかな・・・」
悩んだのですが、月ヶ瀬で雨が降ってきたとき、雨が止むのを待つというよりも、さっさと帰ろうという雰囲気になっていたので、なんとなく早く帰れるr62のほうがいいような気はしました。

それに自分もヘッドライトバルブが切れているので、早く帰れることに都合のいい部分もあります。

そしてこれまで加古さんとの会話の中で「狭い道でもバイクであれば関係ない」という共通認識は持っていたので、言っていることが正しいのであれば、犬内峠を越えても大きな問題にもならないと判断したのです。

でも、いざ狭い道となると本当に大丈夫なのか自信が持てないんですよね・・・。
なので念のため「この先、道が狭いですけどいいですか?」と確認をとり、犬内峠を越えてR307まで抜けました。

やはり内心ドキドキながらの先導でしたが、たぶん大きな問題はなかったと思っています。
ただこの道に対して「問題はない」と思ったか、「怖い」と思ったか、その辺りは考えないようにしておきたいのです。
そうじゃないと自分が疲弊してしまいます。

現実問題、きつい勾配のヘアピンカーブがある峠であっても、車が切り返さずに曲がれているということは、車がUターンに必要となる最小回転半径よりはカーブが緩いということですから、バイクなら直立してハンドルを切っているだけでも問題なく曲がれてしまうはずですから・・・。

それが理解できず、考えなしな発言してしまう人いるため、言葉がみつからず、自分がしんどくなるのです・・・。(コンパクトカーで約5m、バイクはハンドルの切れないSSで約3.5m)


山城大橋に戻り、本日のツーリングは終了。
犬打峠の宇治田原側に苦戦していたタツ君に対して、
「あぁいう道には慣れておかないと奈良や四国の山は走れないよ〜」
「あのシーンでこそライトウェイトの軽さが生かせる。」
なんて二人で言ってしまっていたのですが、あとで振り返って「やっちまった」と自己嫌悪します。

こちらは「憶することはない」「奈良や四国の山間部は国道ですらあのレベル」という意味合いでの発言でしたが、これじゃよくあるベテランからの上から発言じゃないですか・・・。

バイク文化が閉鎖的にならないこと、むしろ活性化することを望むなら、若いライダーがどのような方向へと行こうが、"社会的に迷惑のかからないライダーであれば全てウェルカム"が基本なはず。
それらをわからず、
「我々の時代は峠が◎×▽※」
「サーキットの走行枠が◎×▽※」
「自分で整備できないと◎×▽※」 などと言っていれば、よほど言葉に注意しない限り

≒「最近の若いやつは」って意味合いにも捉えられかねませんしね、ここら本当に注意していきたいところです。

いや、ほんとこれ意識をしていても難しい。
「バイク文化が閉鎖的なのはベテラン達が原因なことも多い」「飯をおごるでもいいし、簡単な整備をしてあげるでもいいから、何かしらのサポートはできるとはず」と口にする自分ですが、これじゃアラフォーにて既に老害ライダーですわ。
とほほほ・・・。


本日はここで解散となるのですが、タツ君がバイク屋さんにオイル交換へいくというので、途中まで一緒に帰ってきました。

タツくん、おっとりしていて大人しい子なんだけど、「ヒャッホー!」な一面もあるので、バイクにつけたスピーカーから大音量で音楽が流れてくるというね・・・、で、ひたすら市街地を帰っていくわけでね・・・、信号待ちでこっちも視線が集まるというね・・・、
いや、ちょっと、おじさんは年齢的に、そういうの恥ずかしいかも(汗)

で、うちのフォルツァにもスピーカーあるよって話のときには「鳴らさないんですか〜」って突っ込まれてしまったのですが、「これはビッグスクーターの成れの果てという意味で、ネタとして選んだ面もあるから、鳴らさないよ」って説明しました。

いや、それこそ奈良や四国の山間部で、ひと気がなくひたらすら山しかないような場所では音楽かけたりすることもあるのですが、基本的にはこれ、お金を使った皮肉です。はい。
本気で音楽聞きたければ、音楽メディアから直接イヤホンでお音楽聞きますからねぇ・・・


自宅へは明るいうちに帰ってこれました。
まぁ今回はそれほど寒さに震えることもなく、真冬のツーリングとしてはM要素少なくて楽しかったと思います。

またこのメンバーで定期的に走りに行けたらいいなと自分は思うのですが、どうでしょうね、次からは二人が走りたいと言いだすのを待ってみたい面もあります。

しかしまぁ、こんな短い距離のツーレポによくこんだけ文字が書けるねって、自分でも関心しますわ。

それだけ自分に文章をまとめる能力がないということなのですが(汗)


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