周山雪見ツーリング2006(06年1月16日)
参加者 自分(CBR600F4i)
話は2日前の1月14日。
毎年のようにこの時期にもかかわらず周山へ走りにいったんですけど、スタンプラリーのため真冬になっても近畿全域を走り回ってた自分は今冬初の周山。
今年は全国的な大雪のため、周山も例に漏れず……?と不安ながらの出発となる。
市街地を抜け高雄まで到着。
ここに来るまでに既に路肩には積雪が見られ今年の周山の積雪を予感させるものはあったが…
「無理なら無理なところで引き返そう」
毎度ながら自分はお気楽主義。
中川トンネルを抜けると道路にも積雪が見られるようになるが、車の走行ラインは道路が見えているので、そのラインをトレースしてどんどん先へと進む。
しかし笠トンネル手前の上り坂は車の通るラインまでもがシャーベット状に。。。
「例年ならここから路肩に積雪が見られるのに今年はすごいなぁ…」
そう思いながらもまだ引き返そうとはしないのであった。
さて、第一の難関、栗尾峠へと突入。
が、しかし、、、笠トンネルよりも除雪が行き届いているために難なくクリア。案外あっけないものであった。
その後は除雪が行き届いており、気楽に走行できたのだが、カモノセのストレートへと入っていくと路肩に雪の壁が出現。

それでもまだ路面に雪がないのと進むことを決意する。
が、、しかし、、ストレート後半の木材加工品のお店辺りになるとセンターラインにも高さ30cmはある雪の壁ができてくる。。。
状況はセンターラインに植え込みがある対向2車線道路と同じといったところか。。。
そこを恐る恐る進んでいくと、今度は車の走行ライン(わだち部)以外は積雪、走行ラインはシャーベット状もしくはアイスバーンなんて箇所まででてきてもう後戻りはできない。
だって、、、押しても雪の壁でUターンすらできないから…。
徐行でも何度かリアをズリズリさせてアイスバーンをクリア。。。
カモノセキャビン横を通りすぎ、普段から日差しの当たらない路面へと突入する。
ここは晴れの日でも前日が雨であれば路面はウェットのままのことが多いデンジャーゾーンだ。。。
危惧していた通り状況はさらに悲惨となる…。
路面上で一番マシな部分が車の通ったあとのシャーベット状のところ。
しかもそのわだちを外れると積雪での小さな段差があるものだからタイヤを取られ転倒しかねない。
段差は小さいものだが、雪だと小さな段差でも速攻でタイヤが滑ってしまう。。。
つまり、わだちに入ってしまっては後戻りできないことを意味する。。。
しかも、、、車がセンターライン守ってないせいでわだちを辿っていくと対向車線を逆走してしまうことに…。
この状況で対向車が来たら…。
車が来ていないことは見えてはいるが10〜15キロほどで進んでいるせいでかなり怖い思いをさせられた。。。

日の当たらない箇所は終わり、少し雪がマシになったところまで出ると(深見ロードパーク前)対向車がやってくる。
その列の1台に警察のワゴンが混じっており、スピーカーで「この先、バイクは危険です。」と自分に向けて言う。
「それ以前にここまでも悲惨だったぞ」と思いながらも、ここで引き返すことを決意。ここでならなんとかUターンできそうだし。。。
とまぁ、、、美山牛乳へ辿りつくことなく帰ってきたんです。
さてリベンジマッチとなる今日。
ここ二日ほど暖かい日が続き、「もう雪なんてないでしょ〜〜 」という気分で出発する。
思ったとおり、雪はだいぶ溶けており何も怖い思いをすることなくあっけなく美山まで到着してしまうのであった。

美山牛乳にはZZRとFZRの先客が。
自分と同じようなことしてる人はやっぱしいるんですね。
美山ふれあい広場が今年から道の駅になりました。
来年はスタンプラリーでここのスタンプも押すことになるんでしょうね。
しばらく美山で休憩していたのですが、寒くなったので帰ります。
↑これ深見峠を京都向きに進んでいるのですが、路面に全然雪がないどころかドライなところすらある。
路面がこんなですといつも通りに走ることができます。
まだこれだけ路肩に雪が残っているとフルウェットなうえ、タイヤも温まらないので薄い接地感にヒヤヒヤしながら走るんですけど、今日は違います。
雪景色なのにこんな走りやすい状況は初めてなもんで、流れていく景色を見てると気分はまるでWRCのモンテカルロラリー。
動画で取れば雰囲気が伝わるだろうか?と、深見トンネルを越えてから動画撮影にいどみました。
そりゃもう動画なんでヘタな走りはできませんよ。
片手でカメラを持ちながら2速固定でガンガン走りました。
動画も無事に撮り終え、今年も転ぶことなく市街地へ帰ってきました。
市内の気温は高かったのですが(10℃以上)雪からの冷気が寒く、思った以上に体が冷えてしまったのでバイク屋で休憩してから帰ることにしたんです。
そこで撮ってきた動画をチェック。
「おぉぉ面白い動画が撮れた。。」と喜んでいたのですが、いらない動画を消しているうちに、その動画まで消してしまったんですよ(涙)
もう…大ショックで立ち直れません…。
なので今年はいつもの深見トンネルでの画像がないんですよね。
うぅ…。
しかし、えらいあっさりしたツーレポやなぁ…
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