近畿道の駅スタンプラリー2006(06年8月6日)

参加者 紅の弾丸さん(CBR1000RR)、ホネット君(ドゥカティ998ビポスト)、自分(CBR600F4i)


就職とともに京都を離れたホネット君が、会社の夏休みを利用して京都へ来るということで始まった今回のツーリング。
ツーリング前はメンバー揃えることに苦労しました。。

バイク屋さんで知り合った仲ということもあり、彼と繋がりのある人とは連絡を取ってみるものの、まずバイク屋の長男さん(らんまるパパさん)はメールをしても返事なし。
直接会って聞いてみるも保留との曖昧な返事。。

まぁ正直、峠を織り交ぜての長距離ハイスピードツーリングはまだまだ不安はありそうな感じで、今回はそれが伝わってきましたので、この時点で積極的に誘うことはせず、あらためて本人からの参加表明を待っていることにしました。

そして他のメンバーなんですけど、バイクを手放していたり(900RRのタイソンさん)、仕事だったり(NSRのS君)、原付きツーリングに行ってたり(NC30のノボル君)、連絡先がわからなかったり(HORNET250のDual君)と参加してもらえず。。。

そんな経緯で前日までは二人でのツーリング予定となっていた今回でしたが、、最終的にバイク屋の次男さん(紅の弾丸さん)が参加することになり、なんとか3人まではメンバーを集めることができました。

しかし……紅の弾丸さんも最近はあまり”走る系”のツーリングを好まないので、走りに行く前から色々とは言っていたとだけは言っておきましょうか・・・。

まぁ自分が行く前から「今回は楽勝に500キロオーバーです。」なんて言ったのがダメなんですけどね・・・。

なはは・・・失敗失敗。。

でも次男さん、次の日に何やら試験があるというので無理強いはできません。
そんな訳で次男さんは途中までの参加となります。


さて今回、目的地は九頭竜なのですが、道の駅スタンプラリーも兼ねているので、東尋坊のある三国、その手前の坂井や福井市なども走りまわる予定。

そこまでのルートは湖西道路や敦賀のR8など、海水浴渋滞が懸念される区間があり、走る前から過酷だとわかるツーリング・・・
まぁ今の時期、どこへいっても海水浴客等に悩まされますが、これは多少Mの気がなければ、辛いでしょう。

つかそもそもホネット君、ドカ998で日帰り500キロなんて大丈夫なんか〜〜??
途中で疲れ果てても置いて帰るからね〜。


自宅〜琵琶湖大橋米プラザ
朝7時半にバイク屋を出発して鯖街道で琵琶湖大橋まで向います。
鯖街道は終始車に抑えられながらの走行となるのですが、道の駅琵琶湖大橋米プラザに到着したのは開店時間の30分前の8時半。時間に余裕を持たせすぎちゃいましたかね。


そんなわけで暑い中、開店を待つことになりました。

琵琶湖大橋米プラザ〜マキノ追坂
米プラザからは真野まで戻って湖西道路を北上するのですが、思ったよりもスムーズに走れてしまい、安曇川、新あさひ風車村と順調にスタンプを押していきす。

そして巡航速度は遅いながらも、道の駅マキノ追坂峠には当初の予定よりも30分早く到着することができました。

ちなみに紅の弾丸さんとはここでお別れで、ここから先は二人でのツーリングとなります。

マキノ追坂〜河野
マキノからR161を北上して福井入り。
マキノ〜敦賀の区間は道が楽しいので、「上手くなった」と言い張るホネット君の走りというものを見てやろうじゃないの!ってな気分でいたのですが、ここも終始車に先導されっぱなしという残念な結果に・・・・・・
この時期この辺りを快調に走るだなんて、そもそもありえないことでしたか。。。

いつになったらドカ乗りになった新生ホネット君を拝めるんだろう…
えぇ、たとえ新生ホネット君であろうとも、自分は容赦しないつもりではありますがね。
ふっふっふっ・・・。


福井に入ってからは敦賀バイパス、R8を北上します。
今回はR8を基点として、道の駅のまわる順番でいうと河野→丹生ヶ丘→九頭竜→坂井→三国という、西行って、戻って、東に行って、戻って、西に行ってと、行ったり来たりになる少し大回りなルート設定。

具体的に言うとR8で鯖江市に入り、R417でパークイン丹生ヶ丘へ。
来た道を戻り再びR8を福井市へ。福井市からR158で九頭竜へ。
また来た道を戻りR8を福井市から坂井町まで北上、r108→r109→r29で道の駅さかいへ。
道の駅さかいから→r106→r20→R305で道の駅みくにといった感じになります。

なぜ行ったり来たりの多い効率の悪いルート設定をしているかというと、道の駅九頭竜の閉店時間が17時と早いのと、東尋坊を観光し、そのあと夕日を見ながら越前海岸を走りたいと考えたからなんです。

せっかくの福井北部。
走るだけでなく、見るとこは見ておかないと、わざわざ島根から逆里帰りしてきたホネット君に申し訳ないですからね。


しかしまぁ海水浴シーズンですよね、敦賀のR8、もう車、車、車で、トロトロとしか進めません。
道が適度に曲がりくねっているため、なおさら流れが遅い遅い・・・。

しかも海水浴場脇を通り過ぎるときは、車の出入りで止まるなんてことも頻繁にあるので、時間が進んでいくだけで、全然前に進んでいけません・・・

あぁ・・・。フリーで走れたら、ここらは本当に気持ちがいいというのに・・・。(涙)

しかし河野海岸道路へ行くr204との交差点を過ぎたところで、フリー走行区間をつくることに成功。
交通の流れが海沿いの河野海岸道路と、山側の8号線に分散されるために交通量も減っていてラッキーでした。

これまで溜まった鬱憤を晴らすかのような走りに切り替えたとたん・・・。
「あれ…?」

「ホネット君おらんし…」

コーナー2つでミラーから消えとるがな〜〜(涙)

えぇ・・・登坂車線のあるところで、前に出るため少し加速を頑張った感はあったかもしれませんが、それでも998のスペックから考えたら、ぜんぜん余裕の追い越し&コーナリングだったはずなんだけど・・・

まぁこのワインディングずっと続くから、頑張って走りを切り替えてくれたまえ・・・

なんて思っていたのですが、けっきょくホネット君は、自分の知っているホネット君のまま、道の駅河野へと到着してしまうのでした。

「いやぁ〜〜のんさんにはまったくかないません。」「無理です。」

ちょっとまて。
新生ホネットだと言っていたのは誰だ。
あきらめるのが早すぎるのも、昔のホネット君のままじゃないか・・・?
まぁ、まだこれからよ。
ここから先も面白い道はまだまだ続くのだぞ〜!


河野〜バイク屋
所々で渋滞に巻き込まれながらも、車が多くてペースが上がらなくとも、河野まではなんとか想定内の範囲では走ってこれていと思います

なんと、河野を出発して3キロほど走った地点でホネット君のドカ998にトラブル発生。

クラッチが切れなくなって走行不可能になってしまいました・・・。

なんともまぁ・・・・・・

・・・・・・

いやぁ・・・

ホネット君には申し訳ないとは思うのですが・・・

ツーリング中にドカが走行不能になってしまうだなんて・・・

お約束中のお約束。さすがイタリアン(汗)

なんで君はこうも・・・

最強のネタを提供してくれるの・・・。

いや・・・ネタにするのに気が引けないこともないんだけど・・・

そこは●●木モータースの皆様に愛される最強いじられキャラのホネット君・・・・・・

ごめん。これは伝説のネタとして一生使わせてもらう。(鬼)

しかし新あさひ風車村でドカに乗せてもらって
「さすが乾式クラッチだな〜、クラッチ操作がシビアだわ」
なんて、お兄さんと二人で言ってたけど、実は壊れかけていたなんてこと、ないよね・・・。

JAFを呼んで武生にあるバイク屋さんへ運ばれるも、簡単に直りそうもなく、午後の2時半をまわったところでツーリングを再開。
ホネット君を後ろに乗せ、タンデムで九頭竜に向うことになってしまいました。


武生のバイク屋〜道の駅さかい〜みくに
まずは近くの【道の駅丹生】に寄ってから、R158で【九頭竜】へ向うつもりだったのですが、R158の入り口を見逃してしまい、気付けば坂井近くまで走っています。

仕方ないので先に【さかい】へ寄り、その後も近くにある【みくに】へと走ったのですが、三国に到着したのがが3時半・・・。
東尋坊を観光する時間など当然ありません・・・。

みくに〜九頭竜
しかし、今から九頭竜へ向うとしても・・・

閉店時間の5時に間に合うかどうかも怪しいところです・・・。

でも端から九頭竜を諦めるつもりはありませんし、間に合わないかもしれないけれども九頭竜へとは向かいます。
ホネット君には少々飛ばすとの了承を得て、3時45分に三国を出発します。


急ぎに急いで5時ギリギリに九頭竜へ到着!

えぇ、自分でも驚きですけどね。。。

タンデムだというのに、どえらい走りをしてしまいました自分・・・。

そして、お兄さんが先に帰っていたことがラッキーだったような気がしました・・・。
こちらがタンデムでも、お兄さんではついてこれなかったでしょうしね・・・。


九頭竜〜武生のバイク屋

自分の中ではちょっと怖い思いをさせたかもしれないなぁ・・・。
悪かったねぇ・・・。という気持ちがあったのですが、

「怖くなかったですよ。信用してますから。」
笑顔で言い放つホネット君は、どうやらVTR君と同じような性格だったみたいです・・・。

自分の運転ではおっかなびっくりになるシーンがあったり、うまくバイクを寝かせられないことはあっても、他人の運転なら全然怖くないというのが、イマイチ理解ができない自分は・・・

初めてバイクの後ろに乗ったとき、60キロで死を覚悟していましたとも・・・。

そんな自分がバイクなんて乗るようになっちゃったんですね。
しかもタンデムで人を乗せるのが好きだって言うのだから、人はどこでどう変わるのやら。

ちなみにタンデムで後ろに乗る恐怖心はまだあるかもはしれませんが、でもちょっと人の後ろに乗ってみたいという気持ちもあります。
ってことで、誰か乗せてくれない?(笑)


さて、ここまでちゃんとした休憩も取らず、ハイペースで走ってきたので、ここで長めの休憩を入れることにして、その後は九頭竜湖を見るためR158を東に向かって進み、油坂峠手前でUターンしてきました。

なんかね、タンデムっていいですよね。
ダム湖沿いの道をゆっくりバイクを走らせていたのですが、同じ景色を同じ気持ちで見ているんだろうなって考えると、相手が男だろうが関係なく嬉しいですよね。

えっ、男じゃダメだろって?(汗)
そうかなぁ・・・バイクって圧倒的に男性のほうが楽しんでる乗り物だから、後ろに乗って楽しいのも男性のほうが多いと思うんですよ・・・?
相手が楽しんでくれるならそれが一番、それでいいじゃないですかぁ。


湖畔に下りてまったりしていると、時刻は6時を過ぎてしまっており、慌てて8時に閉店となるバイク屋さんへ向かうことになりました。

帰りはあまり飛ばさなかったのですが、交通量も減ってくる時間ということもあり、バイク屋さんの閉店時間には無事に間に合い、ホネット君も応急処置の終わったバイクで帰れるようになりました。

ちなみにタンデムでの距離は240キロ
この距離だけでも立派にツーリングとして成り立つような気がします(涙)


武生のバイク屋〜自宅
朝が早かったですからね、もうこの時間帯(8時)になると、さすがに二人ともヘトヘトになっいたので、近くのファーストフード店で1時間ほど休憩してから帰ることにしました。

そのためで武生出発の時点で9時をまわるという、超ロングツーリング(時間が)となってしまいました。

おそらく、ここから京都まで150キロくらいあるんですかね・・・?
まっ、この時間帯なら海水浴帰りの渋滞にもつかまらないので、早く帰れるとは思うのですが・・・。


帰りはR8→R161→R303→R367といったコースを走りました。
行きと同じようにR161湖西バイパスを使ってもよかったのですが、鯖街道を選んだ理由は、流れの速い湖西バイパスよりも、最終的には交通量の少ない鯖街道(R367)のほうが速いだろうと判断したからなのですが、これは失敗してしまいました・・・。

R303に入るとガクンとペースの落ちるホネット君。
もともと山道が得意ではないうのもあるのでしょうが、夜道を走り慣れていなかったのですね、彼は・・・。

街灯がまばらな、暗闇のR303やR367は、車の流れで走るのがやっとくらいのペースまで落ち、追い越しもごく限られたシーンとなり、坦々と走って帰ってくることになってしまったのです。

まぁ…そんな感じでしたので、自宅に戻ってきたのが12時前。
いやもう、さすがにお尻と肩と首がひたすら痛かったですね。。

暑さやタンデム、海水浴客の多さも手伝い、かなり過酷な、思い出深いツーリングとなってしまいましたよ・・・。

ちなみに走行距離は543キロ。
3人で走りにいって自分だけですが。

う〜ん・・・・・・。
ホネット君が、その天然キャラから様々なネタを提供するのに対し、自分は体を張ったガチなネタで勝負ってなオチな訳ですな。

・・・・・・・

ここまでくると、自分、Mな星の下に生まれたとしか思えません。。。


ps
ドカの故障原因はクラッチを固定しているセンターナットが外れていたとか。
少し前にFCCのスリッパークラッチを入れたみたいだったのですけど、そのときの組付けが悪かったんでしょうね・・・。

センターナットは壊れてしまっていたため、他のバイクのナットを加工してどうにか付けてくれたようなのですが、この対応はさすがですよね。
(なんだったかな・・・GB250のステムナットだかを加工したとかそんな話をしてたような)

後日スリッパークラッチを付けたお店は、自分の落ち度だと、レッカー代や修理費を出してくれて、無料で修理もしてくれたようです。
すごいね、彼のバイク屋さんの引きの良さ。

普通、引き上げるバイク屋さんも「部品がないなら無理」と断るでしょうし、クラッチを組付けたバイク屋さんも「こちらには何も問題はなかった」と突っぱねるような対応をするのが、本来のバイク屋さんってなイメージしか自分は持っていないのですけどね。。

悪いお店を見すぎちゃったのかな(汗)



【お小遣い帳】

ガソリン代 3851円
飲み物 800円
食事おごり 0円

合計 4651円

走行距離 543km

獲得スタンプ9個

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