男のツーリング!!KCBMin福井(06年10月15日)

参加者 Dual君(ZRX1200)、自分(CBR600F4i→ZX-6R→CBR600F4i)


男カワサキのバイクに乗るようになって1年と3ヶ月。
自分でもまだカワサキに違和感あるな〜と思いつつも、行っちゃいましたカワサキコーヒーブレイクミーティング。

この日は以前からDual君、ノボル君、自分の3人で竜神スカイラインへのツーリングを計画していたのですが、ノボル君のバイクが不動になってしまい、目的地を変更することにしたんです。
ノボル君は、「リトルカブでも竜神を走る」なんて言ってましたが、とりあえず竜神はノボル君の復活まで持ち越しとして、今回選んだのがカワサキコーヒーブレイクミーティングin福井でした。

言い出しっぺは自分です。
Dual君とのメールのやりとりで、Dual君がおやじさんのZRX1200Rにたまに乗っていることを知り、ちょうどその日近くで(福井の大飯町)コーヒーブレイクミーティングが開催されるのを知っていたので「行ってみようか」と誘ってみたんです。

ちなみに自分、ミーティング的なイベントとしてはバイクブロスのブロスクラブだったり、ホンダのライドオンフェスタくらいしか参加したことないんですよね。
しかも引っ込み思案なうえに極度の人見知りなものですから、同じバイク乗りが集まってワイワイといったイベントは実は苦手で・・・・・・、ツーリング先でも知らず知らずに話し掛けないでオーラを出してるような人間だったりもするんです。

それが今回はカワサキ限定じゃないですか!!
そりゃもうジーベストだったり、チョップリケだったり、オールレザーだったり、バトルスーツなわけですよ!?!?
ナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけるような人の集まりだと思うんですたぶん。。。(大誤解)

なのになぜそんなところへ行こうと思ったかというと、興味本位と他力本願。(言葉の意味、頼むから仏教徒は突っ込むな。)
カワサキ乗りなら一度は体験してみたいコーヒーブレイクミーティングに、二人で行けば周りの雰囲気に入れなくてどうにかなりそうかな??って・・・そんな程度の考えです。。。

自宅〜高雄駐車場
この日のために準備していたバトルスーツに身を包み・・・・・・

ってあるわけないじゃないですか!!

普通に3シーズンジャケットとジーパン、スニカーで出発です。
男、いや漢ではないとおっしゃる??
オールレザーやチョップリケに普段着で挑む自分をむしろ男だと思ってください!!(だから大誤解)

住んでるマンションにはCBRが置いてあったのでCBRでの出発でしたが、一度実家に立ち寄り6Rに乗り換えてから待ち合わせ場所である高尾駐車場へ向かいました。

高雄駐車場〜美山牛乳
高尾駐車場でDual君と合流。
「バイクうまくなったかな〜?」なんて様子見をしながら、自分としては珍しく先導役に徹した走りをしていました。
たぶんうまくなりましたね。自分のペースというものをしっかり把握して走れるようになったのは彼の成長だと思います。

美山牛乳〜長井浜
名田庄以降は快走路なため巡航速度は上がり気味になります。
そこでふと思ったんです。Dual君、あきらかにZRXのほうが速いペースで走れているなと。
えぇ・・・そりゃ排気量があるとそうなのかもしれませんが、自分はどこかで引っかかっていたんです。
重いけどパワーのあるバイクと、軽いけどパワーないバイクどちらが乗りやすいのかと。

たぶん答えとしては重くともパワーのあるバイクなんでしょうね。
軽量を生かすには、やはり軽量を生かせるだけの技量は必要みたいで、その辺りが苦手な人には重さよりも直線でのリカバリー力のほうが重要なんだと思います。
えぇ、自分も実はそのこと薄々感じていましたが。。。

ただ、ちょっとカーブで楽しい走りがしたいなって思えるくらい上達してきた場合には、その人がどこまで振り回せるかのほうが重要になってくるので立場は逆転するんでしょうけどね。
要はどの辺りまでを初心者というのかの定義の問題かと。

なので初心者には軽量バイクっていうのは・・・、100%正解とも言い切れないような気もします。
だって初心者がいきなり大きなバイクに乗って吹っ飛んでしまうケースは、そこそこアクセルを開けれるようになってからの話ですから、そのレベルに達してからが危険ということで、まず開ける勇気もないですし、開けたときの速度にもヒ゛ヒ゛ってしまうというのが現実ではないのでしょうかね。

な〜んて話、どうでもよくて、まぁけっこうスイスイ走ってくれるので、自分もちょっと安心しながら先導することができました。
ただ、さすがに石山峠の福井側だけは、こちらもペースを落としDual君から離れることのないよう気をつけましたけどね。
だって、対向から車が来ると、車がどこまで端に寄ってくれるかによって離合も難しい腐道(府道16)、キープレフトを厳守できるラインと速度のお手本をバシッと決めなければいけません。
緊張で体がガチガチになってしまっては曲がれるものも曲がれませんからね、それは酷道慣れしている自分の務めです。

幾度かの対向車のサプライズはありましたが、無事石山峠を越え、あとはスイスイとr1→R27と走り大飯町長井浜へ到着しました。

カワサキコーヒーブレイクミーティングin福井
さっそく会場のレポートなんです。


ここがの集会場!!(女性もいますけどね・・・)
集会場といっても特攻服ではなくオールレザー、チョップリケ、ジーベスト!!
腰にチェーンがジャラジャラついてます!!
しかも集団で!
(※注 ごく一部です。)

集まった台数が半端ではないことに驚きますが、さらにここのバイク全部が男のバイク!!だけってことがスゴイです!(男のバイクってGS1200じゃないですよ!)


ZXR400の伊藤ハムレプリカなんてなかなかお目にかかれないレア車があったので思わず撮影。このバイク大好き。

天涯ってバイクみなさんわかります?アフリカツインのカワサキ版と言えば判りやすいでしょうか・・・、そんなバイクまであったり・・・
えぇ、もう一生お目にかかれないでしょう。マイナーすぎて。

ただ、正直、旧車はよくわからないんですよね・・・・・・
隣にGSXの足回りを入れたZX10が止まっていて注目を浴びていたのですが、その凄さにも気がつかず集まってくる人を観察してようやく理解できたように。。

でも、、、やはりというか旧車多いんですよね。。
Z1、Z1000J、Z1000マーク2、Z1300・・・
車種当て程度になら見てわかるな〜って世界でしか観察できない自分が悲しいですね。
どこがどう変わっているのか、あえてのノーマル美なのか、その辺りがわかれば通ぶれる、いや男になるんですけどね・・・

自分が精一杯頑張ってすごいって思えるバイクはGPZ900RやZRX1200のゴテゴテカスタム車くらいだったでしょうか・・・

ちなみに集まっていたバイクの3割くらいがZRXで、2割くらいがGPZ900といった印象ですかね。
もっとZ1orZ2、ZZR1100がいてもおかしくないな〜って思ったのですが。

で、6Rはというと・・・
自分が確認しただけで3台。同じ05〜06モデルとなると自分以外にもう一台いただけでしたね。
マイナー度炸裂しすぎて笑えてきちゃいましたよ。

そんなマイナー車な6R、オーナー同士仲良くなれるかというと・・・、なんとなく路線が違うイメージがあったのでオーナーさんを探そうとはしませんでした。
ローダウンの意味も不明でしたが、全体にステッカーをペタペタと貼られていては、なんとなくオーナーさん像ってものが見えてしまったので・・・

けっきょく最後まで見知らぬオーナーさん同士わいわいというのは無く、Dual君とコーヒー飲みながら解散前のじゃんけん大会になりました。
まぁカワサキに限らずいつものことです。

そそ、コーヒーブレイクミーティングってコーヒーカップ貰えるんですね。それが妙に嬉しかったです。

そしてジャンケン大会ですが・・・、何も貰えず屈伸を繰り返して帰りました。。。。
これだけ人が多いと景品の貰える確率が低すぎです。。

ここで予備知識。
カワサキのじゃんけんの掛け声は「最初はK(カワサキ式ピース)じゃんけんポン」ってやるんです。
一応カワサキ式ピースの出し方は教えてくれますが、心の準備ができていないといつものようにグーを出してしまうので予習必須ということで。
ホームページで確認できますよ。(いや、しないでいいから)

じゃんけん大会はその場にいれば誰もが参加できます。
中にはあらかにライダーではない、ワンピースにハンドバッグ姿で壇上に上がった主婦の方まで・・・
「所有バイクは」と聞かれて、「アドレス・・・・・・」には場内爆笑でした。

ちなみに今回のコーヒーブレイクミーティング、一番遠くから来られた方は北海道からでした。
一番遠くから来られた方は無条件で景品ゲットです。

KCBM〜小浜
KCBMが終わり、時間もまだあるということで、このあと常神半島へ行くことにしました。
出発時、途中までバイクを交換してみようという話になり、ZRX1200Rに乗って出発です。

しかしZRX1200ってむちゃくちゃ重いですよね・・・。
ガレージから出すとき跨ったままバックしようとしたのですが、足つきの悪さも手伝ってなんですが、両足のつま先ではびくとも動かず、お尻ずらして片足で一生懸命足こぎするも、降りたほうが早いという結論に至って素直に降りて押しました・・・。

ただ走ってみると、寝かしこみなどはさすがに重く思えるんですけど、タイトターンの続く狭い道でも、けっこうクルクル曲がってくれました。(小浜の真珠浜のある細い道での話しです。)
そしてどこからでも加速してくれるので回転数を気にする必要がなく走りやすいとは思いました。
ジムカーナで人気な理由も少し(ほんの)だけわかったような気がします。
まぁもっと速度域があがっていくと重さはネガとしてあらわれるのでしょうけどね。

小浜から三方までは再び自分のバイクでの走行。
大半を車の遅に先導されることとなってしまい、先ほどまでのZRXの快適性が恨めしい・・・


でも、三方五湖から常神までのハードコースは6Rを堪能です。
もう常に右に左と忙しすぎて楽しすぎ。
さらに綺麗な海も見ないといけないから目はぐるぐる回ります。


って、、ペースをあげるからハードなんですか。。
ちょっと疲れちゃいましたよ。。。

そいや先導役を放棄してごめんDual君。

でも、Dual君は「走りやすくいい道ですよ〜。いやらしいカーブもないし」って。

正直自分「またこんな(県道 険道)道走らされて」と大ブーイング食らうかと思ってちょっと心配してました。
えぇ・・・これまでの経緯から自分と走るとロクでもない道を走らされてしまうといった印象を持たれているに違いないと。。。
だから・・・今日も石山峠を通過することにすら躊躇してたんです・・・実は。。

まぁ何はともあれ良かったのかな?
Dual君、ちなみにここ、君がいつも嫌がるr50(越畑〜清滝)並には難易度は高いぞ。

常神半島

半島先端にある公園に到着しました。

この場所の時間が止まっているかのような雰囲気が好きで、しばらく何もせずまったりしたり、日本一のソテツ(写真撮ってないや。。。)を見に行ったり、ゆったりした時間をすごしました。

そして今回もプライベートビーチまで歩きます。
毎回いい運動です。。。


でも、やっぱしこの浜は雰囲気がいいですよ。

さて、しばらくプライベートビーチでまったりしていた二人なのですが、実は自分、崖に生えた木からぶら下がるロープがむっちゃ気になってます。

でも・・・そのロープは途中までしかないんですよね。
そこからさらに昇るにはロッククライミング状態で…

「上にあがったら反対側からおりれるのかなぁ・・・」
「もしこれを降りないといけなくなったら悲惨だなぁ・・・」
「行こうかなぁ・・・」
「危ないからやめとくかなぁ・・・」

・・・・・・

しばらくの葛藤の末、結局登っている自分がいました。。


崖の上からの景色はすばらしかったですよ〜〜。

でも強風吹き荒れる中、足場の少ない崖の上はデンジャーそのものでした。。。

そして悲惨なことに・・・

やはり反対側に降りることなど不可能で・・・

この崖を降りるなきゃいけなくなった。。。

アホだわ自分・・・


Dual君に「社会人は怪我してはいけませんからね〜」なんていわれちゃいったりしたりなんかして。。。。

まぁ二人とも無事に崖をおりてきました。

プライベートビーチを堪能して公園までの帰り道。
・・・こんなものを発見・・・

さらに・・・・・・

・・・・・・。

こんなでかいもの見た日にゃ、、、頭からメトロイドが離れませんよ。。。
(越前クラゲですよね?比較のためにDual君に登場してもらってます。)

常神半島〜自宅
常神半島からの帰り道、またもや先導役を放棄してマイペースに走っていたんですよ。
そしたら対向2車線区間の広いブラインドカーブを曲がると目の前にRX-8なんてことが!!

追い越しのためにセンターを割ってきたようなのですが、完全に対向車線を爆走しながらブラインドカーブ曲がってくるのは殺人行為でしょうに!!!

口から心臓飛び出るって・・・。

自分がちゃんとクリップを奥に取っていたから、すぐさまインベタラインを取れたけど…
まったく何考えてるのさ…。。。
殺人犯にならなかっただけ感謝してもらいたいものだよ・・・
ブツブツ。。。

ちなみにここ、道路にサルが出てくるんだからね!?!
サルって群れで生活してるから何匹も道路横断するんだからね!?!?
あんた、もしサルだったらとっさに避けてくれるなんてことしないんだからね・・・???
ブツブツブツ・・・・・・

って今日も道路にいたでしょサルが。
Dual君は見なかったっていってたけどさ、数匹が道路歩いてましたよ!

おぉぉ・・・
考えたら道路に出てきている動物を避けるのは先導の宿命で、あとからそこを通ってくる人は危ない目に合わないで済むんだな・・・
盲点だったよ。。

まぁそんなことがありながらも、無事に小浜まで戻り、そこからはDual君のリクエストで鯖街道経由で帰ることになりました。

しかしまぁ〜〜・・・この鯖街道、混みだすと嫌になるくらい混みますよね。。

追い越し禁止の続く片側1車線。
遅い車が1台いるだけで、十数台の車が列をなしてしまうので、その最後尾に着いたら抜きたくても抜けない。。。

基本、車の間に割って入るという行為は嫌いなので・・・
一回の追い越しで行列の車全てを抜き去る必要がある・・・。

そうなると・・・・・・

今回も直線で600SSパワーを炸裂させるしかありませんでしたよ。。
こっちも好きでやってるわけじゃないので勘弁してくださいな。。
気配りですぞ気配り。。。

そんなこと繰り返しながら市内まで帰ってきたのですが、朝に実家でバイクを交換していたので、またもや6Rと6Fを交換するために一度実家に寄ってから帰ることにしました。

このあと少しだけバイク交換したのですが、6Rのほうが乗りやすいというのがDual君の感想。
「6Fはトルクが薄いのとハンドルの垂れ絞りがきつい」らしいです。

やはりバイクって人それぞれ印象が違うんですね。
自分、6Fの乗りやすさを認識してもらうつもりで乗ってもらったのですが、正反対だったとは意外な結果でしたよ。

えぇ、今日は男のツーリング。乗りやすさなどといった軟弱志向はいらぬということですね!!

男カワサキたるもの、ナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけないといけません(違)

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