2007大阪モーターサイクルショー(07年3月25日)

参加者 紅の弾丸さん、自分


今回はツーリングレポート番外編です。
紅の弾丸さんと久御山で待ち合わせでそこからは車。久御山から自宅までの往復がDioだったのでDioツーリングということで(汗)

そんなわけで前おきなくモーターサイクルショーの感想を述べます。


アディバ

アディバ250というスクーターです。マイナーだと思います。。
アディバはベネリのスクーターとして販売されていたのですが、250だけベネリから独立してアディバブランドとして販売されているんですよね。
ですから同じアディバでもアディバ125はベネリのエンブレムが付いているんです。そっちのほうがかっこいいかも。。

アディバの特長は開閉ルーフ。
写真じゃわかりづらいと思いますが、開いている後ろのトランクにルーフが収納されるんです。手動ですけどね。
慣れれば5秒くらいで開閉可能ととてもお手軽なんですけど、常時トランクに荷物を入れてる人は荷物を降ろしてからルーフを収納することになるのでしょうか…?

あ、、、、肝心なルーフ部分が写真から切れてる。。。

鈴鹿サーキット

OKIカラーのRVF8耐仕様です。
ワークスOKIカラーがなんとも懐かしいですよね。。。。 ガードナーの乗ったRVFということで隣のハルクプロ1000RRよりも注目されていました。


こちらは新しく、去年の8耐総合2位のハルクプロ1000RR。
知っている人も多いとは思いますが、一応補足しておきますと、中身はワークス仕様の1000RRを使っています。ですからJSBクラス車です。
タイヤだけはミシュランからブリジストンへと変更されていますけどね。

優勝車のTSR1000RRはXXフォーミュラーと改造範囲の広いクラスでしたので、JSBクラス優勝車でもあります。

ホンダ

今年のmotoGPマシンRC212Vです。ゼッケンはベドロサ号ですね。
211Vよりもさらにコンパクトになったと言われていますが、見た感じあまりわかりませんでしたねぇ。。
211Vが990ccV型5気筒に対してこちらは800ccV型4気筒です。


去年のチャンピオンマシンRC211Vヘイデン車です。
ニッキーヘイデンの独特なライディングスタイルにあわせてホンダが特別に用意したヘイデン専用マシン。サテライトチームを含め他の211Vとは見めでもかなり違いがわかります。


ホンダで今年のニューモデルと言えば600RR。
最初に見たとき微妙に思えたデザインも、実物を見ると案外悪くない。それでも現行型のほうが個人的にはかっこいいですね。

またがってみましたが、改善された足つきもCBR600Fよりは悪いです。
それでも現行の600RRに比べたらかなりいいです。腰高感も薄れたのでハンドルもいい具合の高さに思えましたね。
もし、ポジションで600SSを選ぶならR600か、この600RRに乗りたいと思いました。


人が多くて写真が撮れないので、写真が撮れそうなモデルを探して見つけたのがホーネットでした。
でも、、、これが限界です。。。

ちなみにこのカラー綺麗でしたよ。スタンダードより少しだけ高いDXの色です。

カワサキ

07モデルのZX-6R。今回から600ccに1本化されました。
自分の6Rを型落ちにしてしまった憎たらしい奴です(笑)

全体的なデザインはすごくいいんですよ。でも顔が…癒し系すぎませんか…?
顔さえもっとよければ…欲しいとも思うのでしょうけど…惜しいです。


ニューモデルど本命Z1000。
雑誌で見てはカッコイイを連呼していた自分ですが、現物を見ると…む〜〜〜っちゃくちゃカッコイイ!!


去年まで正直安っぽさ満開だったZ750。
ニューモデルからは安っぽさがなくなったとはいいませんが、いい具合にモデルチェンジされています。
ゴテゴテマッチョすぎないあたり、自分としてはこちらのほうが好みかも〜。

人が多すぎてうまく写真が撮れなくて残念ではありますが…


ZZRベースのメガツアラー1400GTR。
見た瞬間「なんだこれは…」と思いました。
巨大です。。


ZZR1400と比べてみても……巨大です。。

ZZR1400
2年目はカラーチェンジのみ。どのカラーでもホイールが銀色になりました。自分はこっちのほうが好みかも。


最後に3つ並んでいる写真を……人がまったくいない奇跡の瞬間がありました。
それでわかったのですが、キャンギャルイベントが他所で行われているときはバイクを撮るにはちょうどいいみたいです。。。悲しい現実・・・

BMW
えっと…こないだ発表されたハーフカウルの…K1200Rスポーツはどこだろ…
Rよりも奇抜ではなく、Sよりも軽快で、スポーティーなルックスが好きなんですよね〜。

・・・・・・
ざっとみてわからなかったので探しませんでした。。


かわりにH2Pでお茶を濁しますか。

この他にもK1200Rのレーサーも展示されていたのですが、去年との違いがわからず無視してきました。
正直、、、あまりよく知らないメーカーなんで、、BMWは。。

ダンロップ
なにやらトークショーが始まっていました。
そこにいるのは誰ですか…?「おっ」…
ノビーとハッチじゃありませんか。遠くからでアゴでわかります(笑)


これは今年たまやんが乗るマシンなのだろうか、それとも去年のものだろうか。。。ゼッケンはたまやんですが。。。
展示車ってやつはカウルだけ現行にすることが多いから素人はだまされてしまうんですよ。。。
ネームプレートも見ずに写真を撮ってくる自分が悪いわけですけどね。。
だって、、、人が多すぎて人がかぶらず写真とるだけで精一杯ですもん。。。

ドゥカティ

今年の目玉はなんといってもこれじゃないでしょうか。SBKシリーズの最新モデル、1098。
名前が現すように排気量が1098ccまでアップされWSBホモロゲ−ションモデルとしてのSBKシリーズとしては異質のレースでは走れないモデルとなっていますが、この展示車はレーサーをかなり意識してます。
ただ、メーターやスイッチ類を見ると保安部品を取り除きマフラーなどを交換した”なんちゃって仕様”というのはわかりますが。。

まま、、、そのうちドゥカが圧力をかけてレギュレーションもかわるでしょう(笑)


さて、こちらが市販車1098
これはかなりカッコいいです。。。。。
ドゥカがドゥカである所以は伝統と革新のバランスなんですよね。。。

ライポジは…きついですよ。。ほら。。。画像の体格のいいお兄さんでも腕は伸びきっちゃって……
999で一度ライポジが緩くなったとされたSBKシリーズですが、ゆるいといわれる999だって国産SS並にきつかったですからね。。。


今期motoGPの開幕戦を制したGP7。奥のほうにひっそりと飾ってあったためかだ〜れもおらずクリアアングルでバッチリです(笑)

ヤマハ

マジェスティ250
なかなかいいデザインに仕上げてきたと思いますね。
車でいうセダン的デザイン。落ち着きと高級感はあると思います。
あとは走りの面ですね。スポーティーでもなくてもいいので乗り心地のいいサスとアクセルワークにマッチしたエンジンレスポンスがあればスクーターというジャンルはいいんです。

ただ、、どうなんでしょうね。。スペックに魅力はありませんので。。。


細い通路の一角に置くでない!!!と怒りまくった07’M1です。去年チャンプを取れなかったからですか…?
何度もクリアアングルを狙ったのですが、こんな狭いところに置かれてはクリアどころかアングルすら選らべませんって。。。

ヤマハは国内にはスポーツイメージを発信しなくなったと解釈してよろしいですか…?


WR250モタード。もちろんオフロードモデルのWR250もあります。
今の時代、本格オフなるものはまったくと言っていいほど売れないわけで・・・。
そんな中、ヤマハが本格オフを投入したということに感動を覚えますね。
WR250。コンペマシンであるWRの名を受け継ぐマシンだけあってフレームもアルミを採用しています。さすがにレーサーのWRと同じフレーム、同じエンジンという訳ではないですけどね。

ヤマハは以上です……
なぜかというと、ヤマハは国内モデルしか展示していなかったんですよ。。。何故だかわかりませんけどね。。

新型R1すごく見たかったんですよ。
先代のイメージを踏襲しつつも、ラムエアダクトの拡大などで少し愛嬌のあるデザインになった現行R1。画像で見るぶんにはデェフォルトされた金魚みたいなイメージだったのですが、はたしてどうなのか。
そこを自分の目で確かめたかった訳ですが。。。

海外モデルがないということは、もちろんFZシリーズもありません。。
今年からラインナップされたFZ6SのスポーツバージョンFZ6Sタイプ2も例に漏れずありません。。。。。
こちらも自分としては注目していたんですけどね。。600cc大好き人間には過激なスポーツネイキッドは生唾ものだったんですけど。。

スズキ

テストで快調07’GSV-R。ホッパーが表彰台の中央に立つ日も近そうです。
見た目はですねぇ……すんごくかっこ悪いです(涙)
リズラブルーがF1の3流チームっぽいなんて思えたり。。。。

マフラーは今年もヨシムラです。ここ数年のGPマシンは円柱を溶接で繋ぎ合わせて複雑な曲線を持ったマフラーを採用しているチームが多いですね。
昔はマフラーってストレートなほどいいって言われてましたが、違うんですねぇ。


モトマップのR1000レーサーです。
しかし、すらっと伸びたシートカウルに2本出しマフラーがかっこいいですね。


公道最速マシンGSX-R1000
むちゃくちゃカッコイイですし、見た目からも速そう。
185馬力を発生するエンジンは、乗り手にもやさしくと出力特性を変化させるモードセレクトなるものを装備。


ますます厳しくなる騒音規制に対応するため、今回からは2本出しマフラー。
ノーマルから三角形なのがいい。


人が乗ればこんな感じなんですね。
自分もまたがりましたが、思ったよりは前傾がきつかったです。というのも、前モデルがけっこう緩やかポジションでしたからね。


スカイウェーブ250。綺麗な青でした。でも街中では浮く色な気も?
ほら、、、スクーターって街中に溶け込んでナンボなイメージでしょ・・・
でも、自分が乗るならこの青は好きです(汗)


ブルバードM109R。これ1800ccもあるアメリカンです。
アメリカンって苦手な分野なのですが、これは心奪われました。
アウトローな感じはなく、どことなく高級車イメージがありますよね。


バンディッド1200を水冷化したバンディッド1250です。
地味にかっこいい。いやバランスよくかっこいい。こういう昔ながらでもまとまりのあるデザインいいですね。
水冷化されてエンジンにフィンがなくなってしまいましたが、こちらのほうがメカニカルに見えて好きかも。
実は乗ってみたい一台です。

ヨシムラ

レーサーが飾ってあったので思わず写真を。ねーちゃんいないときを見計らってというのはキャンギャルに対して失礼だったでしょうか?

Y'sギア

ニューマジェ用外装パーツが早くも展示されていました。
やはり…微妙に悪っぽくするのがスクーターの流行のようで…
かっこいいとは思いますが、複雑な心境です。


え〜〜っとこれは…?JSBのノリックのマシンカラーの今年のR1ということですか?
よくわかっていません。。。ごめんなさい。。。

しかし、ヤマハに新型R1がなくて、ワイズギアにあるってのはどうなんですか!
ヤマハもっとやる気だしてくださいな。。

トライアンフ

スピードトリプルがデイトナ675ベースになったらしいです。
メーターバイザーないほうが好みなんですけどね。
それよりも、やはりデイトナ675はかっこいいじゃありませんか〜〜。

KTM


スーパーデュークにまたがってきましたよ!
ネイキッドポジションはやはりいいですね〜。
足を地面につけるには腰をずらす必要があったというのは内緒ですが…

アライ

中野のメット(本物)

ホンダドリーム

ドリームさんには悪いですが…、レーサーだったからとなんとなく撮りました。。。
ライダーの徳留は今年も大注目です。

NGK
NGKブースは豪華でした。
去年のものですが各社GPレーサーが勢ぞろいです。


去年は後半から速さを見せたスズキGSV−R。
見た目のかっこ悪さは置いといて、その速さに今年も注目。


去年の8耐を制したTSRのCBR1000RR
打倒ワークス悲願のマシンでしたよね。見ているだけでこみ上げてくるものがあります…。


キャメルカラーはチャンピオンになれないジンクスでも…?
ヤマハYZR-M1、ロッシのマシンです。
どんなマシンでもこのカラーになるとチョコボみたいなんですよねぇ…


ホンダRC211V、こちらはペドロサ号ですがチャンピオンを取ったニッキーより注目された人物ではなかったでしょうか。
個人的にニッキー号はかっこ悪いのでこちらのほうが好きです。


カワサキZX-RRです。初めて見ることができましたよ〜〜。カワサキブースでも展示されることがなかったんですよね。
中野2位表彰台の興奮がよみがえります。


今年のモーターショーの感想。

国内メーカーで逆輸入車を展示していたのはスズキとカワサキ。
ホンダは国内仕様にスーパースポーツがあるのでまだいいとしても、ヤマハがR1を展示しない意図がわかりません。
マジェなんて発売されてからヤマハ系ショップに行けばいいじゃないですか。ここでしか見れないようなものが見たいんです。たとえばFZ6S2とかですね。
そういう意味ではホンダもホーネット600を展示するべきですよね。

毎年がっかりさせられるのは辛いですから…。

海外メーカーは日本で売りたいオーラがすごかったです。
営業さんもかなり真剣です。ただカタログをもらうにはアンケートにこたえないといけないところが大半なのは辛いですね。

全体的にみてコンセプトやイメージがなかなか伝わってこない難しさがあります。
近年、高速タンデム解禁。二輪用ETCなど大きな変化がありました。
人によってさまざまな用途で使われるバイク。そんなシーンにマッチするバイクはどれなんでしょう?
興味のない人には正直どれも同じじゃないですか。
そのあたりを明確にしていければ、バイクってまだまだロートルな乗り物ではありませんから。

バイクに乗って世界が広がる高揚感。
もし、それが乗る前からイメージでも伝えることができたら…。
惜しいような気がします。

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