ツーホイールネット走行会in岡山国際サーキット(08年9月11日)

参加者 らんまるパパさん(VTスパーダ)、自分(ZX-6R)


知り合いのT−MAXのおっちゃん(亀仙人さん)がですね、世間でいう定年も間近という歳になってから購入した08年式YFZ-R6。
昔はレースもしていたし、未だに年齢とはそぐわないアグレッシブな走りは健在…というかアグレッシブすぎだし…、本人もまだまだ若いやつには負けない気満々でいるので、一緒にサーキットでもといった話になったんです。

ですが……

亀仙人さん今回不参加!?!?!?

理由を聞くと「お孫さんが生まれそうらしいよ。」と。。

ドテッ…

お、おじいちゃんな訳ですな。。
おじいちゃん、いつまでもそんな不良おじいちゃんでいいんかな……
お孫さんにデレッとする姿……安易に想像できるけど、見たくはないような気もせんでもないんですが…

ま、そんなことで二人だけで参加することになった走行会。
メンバーが減ったことは少し残念でしたが、そのおかげで自分もトランポに乗せてもらうようになったのは嬉しい誤算。

で、9時頃岡山国際に到着するとしたら…

「5時にうち(バイク屋さん)集合ね。」

うわぁ……

ってな訳で、バイク屋さんまでの片道45分を計算にいれたら3時半起きということになってしまいました…

自宅〜バイク屋さん
早く寝ようと思っていても、そんな簡単には寝付けない生活リズム。むしろ不眠で悩む自分……3時半起きとわかっていながら布団に入ったのは1時でした。。
それでも頑張って3時半に起床。まったく寝た気がしません。。。

半寝状態でフラフラ準備を進めて、家を出発したのが4時10分

5時前にバイク屋さん到着。当たり前ですが、まだ真っ暗です…

バイクを積み込んで5時半頃出発しました。

バイク屋さん〜岡山国際サーキット
助手席に座りながら、してはいけないと判りつつ……、あまりの眠さであくび連発。。いつまでたっても頭が起きてくれません。。
同じように眠そうならんまるパパさん。話を聞くと同じく1時頃まで起きていたそうな。
「サーキットに到着した頃にはふらふらだわ、これ…」

しかし軽トラなのでシートが倒せるわけでもなく、エンジンもすごい音で唸っているので正直120キロも出ると怖くてそれどころでもなかったんですけどね……
普通バイクのほうが怖いって言いますけど、自分の場合は違うみたいです。。

備前ICからは川沿いのクネクネ道をいきます。
景色もよく道も楽しそうでバイクで走りたいな〜〜〜って気分でいながら……
この軽トラは横転しないのだろうか?とハラハラでした。。

いや、さすがにらんまるパパさんもバイク二台積んでアグレッシブに走るわけはないんですけどね。。。
自分にはそんな速度でも十分にアグレッシブです。。

さらに車ってアクセル抜いてやれば奥でも”グワッ”と曲げることもできるんですね……、バイクでそんな挙動や走行ラインってものはありえないので…
突っ込みで心の中では「やめて〜…」を連呼してました。
車って怖いです。。

8時半到着しました。
少し早めかな?なんて思ったのですが、すでに多くの人がサーキット入りしてましたね。


走行にむけて早速準備に取り掛かからなければいけないのですが。。。


2Sクラスの走行枠らしく、どえらい速度でバイクが走っているので、そっちを先に見に行きました。

しかしこんなに浮かれてるのは自分くらいでしてね。。。

周りを見渡せば黙々とマシンにテーピングをしている人やら、テーピングなんて必要のないマシンまで持ってきている人やらで……
みなさんマシンと真剣に向き合ってます…

横のピットに同年式の6Rがいたんですけどね、その方は吹けのチェックでブワォ〜〜〜ン ブワォ〜〜〜ン ブワォ〜〜〜ン ブワォォォォ〜〜〜ンなんてやってました。。

吹けチェックなんて……レーサーならともかく…、普段ツーリング等で乗っているバイクであればいらない気がするのですが……なんて思ってみたり… (誰だツーリングでレッドまで回してるやつは…)
えぇ…コースインしてからトラぶっては遅いからチェックは必要なんでしょうけどね。。。

でも、、正直爆音マフラーが凄くうるさいんですけど……

で、どんな人かな〜って見てみたら、なんか怖いし、「ふんっ」ってな顔されたような気もして……

同じバイクに乗っていても、お近づきになれそうにありませんでしたね。。。
男カワサキってこれが怖い…(被害妄想)

サーキットっていつきてもこの殺伐とした雰囲気が苦手だわ…
イエ〜イって写真撮ってたらど素人扱いですか。あぁ…そうですか。。


さて、自分もテーピングを始めます。
が、ちょっと失敗。
6Rのミラーのマウント方法よくわかってなかったんです。。
ボルト止めではなく、ナット止めだったんですよ!!(今更知ったんかい…)
ワッシャーを持ってきたんですけど、本来ボルトが必要だったとは…やられたわ。。。。
なので6Rオーナーの方は注意してください。。
(そんな素人的あやまちをするのは自分くらいってか…)

そんな訳でミラーはマウントを残してあります。
 で、これが完成形!!
ちょっとやっつけ仕事っぽいですが、これでもわざわざ前日にホームセンターで水色のビニールテープ探してきて、それらしい雰囲気でるように心がけていたんですってば。

なのにミラー根元が残ってかっこ悪いって?
今後の反省と致します。。。

 はい!記念撮影。
はしゃいですみません。。

テーピングを終えてしばらくしするとミーティングが始まりました。
主催の挨拶、旗の確認。
そして最後に「車検はありません。各自最終確認だけはしておいてください。」と。

いいのか…そんなので…
時間かからないので自分としては楽でいいんですけどねぇ…

そしていよいよ1回目の走行がはじまりました。
なんかこの一発目がドキドキなんですよね。自分は。

まずはペースカー(インテグラ)が入って、その後ろを慣熟走行。そして一度ピットに戻って、順々にスタートといった方式。
自分はちょうど真ん中くらいの順番で並んでましたね。

慣熟走行からの再度コースイン、そして緊張の1コーナー。
みなさん順番に並んで曲がっていきます。
いきなりかっ飛ばす人もいないようで「やっぱしみんな様子見か〜〜」と安心していたら……

うおおおおおおおおおおお……

自分の前を走っていたCB400SFが1コーナーでいきなり直進していきそうになりました…。
最初のコーナーで、しかも自分の目の前というシチュエーションは、こちらがビビリ入ってしまうので勘弁して欲しいところです……。

そんなビビリな自分、CBが走行ラインに戻ってくるまでスペースを空けて待っていて……、でも結局そんなペースで走りたいわけではないと早々に抜いて…

だったら1コーナーで抜いておけよって自分で自分に突っ込みと。。。

ちなみに今回の走行会、走行クラスなどありません。
DトラッカーからレーサーのR1000や600RRまで、サーキット初体験の人から現役レーサーまで、全て一緒に走るんです。
中には朝眺めていた2Sクラスの人も混じってるんですけどぉ……一緒に走って大丈夫ですか……?

ってやっぱし無理があるんです。

低中排気量の方との速度差がけっこうあるんですよね。
とにかくそれを抜いて抜いて抜いて抜いて、たまに抜かれて抜かれて……

ごめんよぉぉ……ってな感じに終始抜くことに必死なまま1本目が終了してしまいました。
そんな状況で自分の抜くという行為のヘタさにはイヤになっちゃいましたけど。。

ミーティングで言われた「抜く側がリスクを負ってください。」って言葉に過剰反応して、公道と同じように抜くときは相手が怖くないようになんてこと意識しすぎたってこともあるのですが、考えたら前回の岡山国際では呪われたように自分が先頭スタートになっていたので、常に前に誰かいる難しさというものをわかっていませんでした。。

速い人は先に行くから関係ない、遅い人は追い付くからどうにかしなきゃならない。
それだけのことが難しいですよねぇ…

そうそう裏ストレートを3速で引っ張ってレブリミッター当ててしまうことが多かった前回。
その反省を生かさねばと今回は早め早めのシフトで速度を乗せて行くなんてことを意識していたんですよ。目標5速!ってな感じに。。。。
そのためシフトインジケーターをピークトルクの発生する11,500回転ちょい上の12,000回転に設定したりと事前の対策は打ってたんですよね。

でも、、、、けっきょくはレブリミッター当てまくっちゃうんですよね……

600ccで走ると最後のひと伸びで減速ポイントまで行けそう気分になるのが原因なんですけどね……。
3速のレブリミッターで出ている速度は200キロ(勢い良く回せばもうちょっと行く)というのは経験上知っていて、早めに4速まで入れなきゃダメだって理解はしてるのに、何やってんだかです。。

え、ストレートエンドが近づいてきているのにシフトアップするのが怖いんだろって?

はい。半分正解です。あそこ下りが迫ってくるので精神的に苦手なんです……。
だははは。。。
で、解決策としてのシフトアップインジケーターはって?
こんなに回転低く設定していては立ち上がりから点きっぱなしになるので、逆に意味がなかったんです(汗)
ダメすぎです。。
で、、、
「うわっレブ当てちゃった、シフトアップしなきゃ」
「げ、、、4入れたはいいけど回し切れそうもない。」 「あっとっと・・・ブレーキブレーキ。。」

こんな感じ……昔とちっともかわってやしない。
成長してないなぁ……自分。。。

しかし前回走った岡山国際、考えてみれば5年も昔。
この5年で自分成長してないんかなぁ…て考えていたら…
あきらかに成長しているところはありました。。。

なんか…ツナギがパツンパツンで動きづらいんですけど…

ええぇ…成長していたのは…自分のお腹まわりです。。

チャック閉めるとき息を止めるのは…もちろんですが…
いっそKUSHITANIのロゴをSPEEDOに替えてやろうかと思いましたよ。。
えぇ…競泳水着のレーザーレーサーで有名なメーカーです。。

ま、そんな感じに1本目はギクシャクと走っていきました。
でも真ん中スタートからかなり前のほうまで来れたので緊張などとっくにふっ飛んで「さっさと次いくぞ〜」ってな気分にはなれたんですけどね。

しかし今回の走行会、京都のショップさんの集まりが主催しているので、サーキットまるまる貸切という訳ではないんです。
2Sクラス走行枠→4Sクラス走行枠→走行会→2S→4S→走行会といった感じに繰り返すんですよね。
なので1回走ると次の走行まで1時間近く間が空くんです。

その間、皆さん楽しそうに「あのコーナーはどうだ」「あそこで何キロでている」なんて楽しそうに情報を共有しているのですが……

らんまるパパさんVTスパーダですし。。。
なんか直線130キロしかでないとか言ってるし…(ボロなので…)、1・2コーナーはエンブレだけで曲がれるなんて言ってるし…
これではモチベーションが保てません。。

あまりにも状況が違いすぎるので情報交換はそこそこに一人撮影会開始する自分。

6Rカッコイイ…

6R美しい……

あぁぁ……馬鹿オーナー。。。。
隣のレーサー改の方から「そんなピカピカバイクサーキットに持ち込みやがって」みたいな目で見られても、お構いなしです。
ピカピカだから写真栄えするんです!絶対にこけるようなことしませんから!
あぁぁさらに馬鹿オーナー。。。


そんなことをしていると2本目が開始されました。
今回、1本目の反省を生かし、ちょっと前のほうからスタートしたんです。
でも気が弱いのでちょっとだけ…なんですよね。。

そしたらやはり、最初の1〜2周で遅いのにひっかかりまくりで抜くのが大変なんです。
もちろん引っかかるのは自分だけじゃないですからね、前から順に「次どうぞ〜次どうぞ〜」でストレート区間では数台が一斉にバーーーっと抜いていく訳です。
走行枠がないってのはおかしいぞ……

そんな状況の中の2周目ダブルヘアピン立ち上がりで黄旗が勢いよく振られていると思えば、最終コーナー1つ手前の下りの右コーナーでコースオフしているバイクがあらわれます。

「みんなが抜くのにも抜かれるのにも必死なこの状況じゃ〜こうなっちゃうよねぇ」と前を見ると見たことあるバイクに追い付きます。
あっ、さっきのCBだわ。しかもインがら空き。これはさっさと前に出ておかないと最終コーナーでは抜き辛いし〜〜とインを刺して……

そこで気が付きました…
黄旗でてましたね。。。
ごめんなさい。。。

で、相手より鼻先出してインを突いている状態で減速して前を譲るっと……
このCBなんか因縁だわ。。。。。

さて何周か回ってさっきよりスムーズに走れるようになってきました。
っていうのは単にツナギも馴染んで動きやすくなったってだけの話ですがね。。。

そんなとき、追い付くのは簡単、でも抜くのは簡単にはいかない憎きサンダーエースがあらわれます。
突っ込みで詰まり、加速で離れる。えぇそりゃサンダーエース重いですし……。
しかしコーナーでこっちが先にアクセル開けているのに抜けない、リッターの加速がいやらしい。
かといって開けるのをもっと早くすれば詰まってアクセルを戻さないといけないし。。
さらに悲しいかな、直線で差がつくので突っ込みでなかなか並べないんですよね。。。

そんなサンダーエースの後ろを走っていた頃、ダブルヘアピン1つめでサンダーエースも遅いバイクに詰まります。
「ここだ〜」と立ち上がりで横に並んだ自分のさらに横に並んだバイクが一台。

なんか古っちぃボロい(VTEC以前)CB400SF……

スイスイスイ〜と自分を含めた3台を抜くとそのまま遠くへ…
ダブルヘアピンの次の右でやっと前へでて、最終コーナー、メインストレートで抜き返してやるわ〜〜〜とメインストレートに入ってもCBははるか彼方。。。
600パワーを炸裂させてもメインストレートで追いつくことはできず、その後はジリジリと遠ざかっていきました。。

もうね……ガックシですよ。。だめだめなんです自分……SSに乗る資格がないです……。

で、走行が終りらんまるパパさんに自分のヘタレさを報告したんです。
「CB400SFに抜かれちゃいましたぁ……自分立ち直れません。。。」と。

そしたら「あの人、元HRCの人だし、あのCBも何してあるかわからないよ〜」とのこと。
えぇ……、さっきここのピットに来て、お隣さんのNSRをバラすのを手伝っていた姿を見て、自分と同じツナギだったので覚えてたのですが、なんか普通にツナギの似合わないメタボなおっちゃんってな印象だったんですがぁ…
もうやだぁ……
京都のショップの協会主催の走行会って、どこかのメーカー主催の走行会とは違って現役レーサーしちゃってるショップ店員、オーナーさんゴロゴロ隠れて一緒に走ってますやん。。。

でもまっ、たとえ乗ってた人が元HRCの人であろうと、中身がわからんCB400SFであろうと……確実にライダーの腕で抜かれてるんですけどね。。。それはヘタくそでもわかりますよ。。。

「マシン差で負けた〜」なんてセリフ、よほどの上手い人しか使えないセリフだとわからない人が使う言葉ですからねぇ…。

しかしそうやって改めてレース系ショップさんのピットを見に行くとレース仕様のリッターSSや600SSはまぁ置いといて、NSR250、CB400SF、CBR400RRなど何かのカテゴリーに合わせたように中排気量のレース車がけっこう多いんですよね。
今のご時世に1000や600以外のレーサーっていうのがワクワクさせてくれますよ。
他にも面白いもとといえば、レースなのかデモなのか何仕様かよくわかんないRC8とかもありましたね。
どえらい爆音仕様だし、別グループだったので走りを見ていたのですがどえらい速かったぁ…

で、それくらいではこの長〜〜〜い休憩時間は終わってくれません。
時間を持て余した自分とらんまるパパさんはパドック裏で走行会とは別の4S(四輪で速い人) 2S(二輪で速い人)の走行枠を見ていました。

ちなみに4Sを走っている車は圧倒的にロードスターが多かったんですよね。
で、そのロードスター軍団が熱いバトルをしていたのでパドック裏から見えるレボルバー、ハイパー、ダブルヘアピンまでの流れはド迫力。
「おぉ〜すごいスライドだ〜〜。」「どれもすごすぎ」なんて二人で盛り上がっているとボンッ!目の前のウレタンバリアにロドスタが突っ込んでくるなんてハプニングもありましたけどね。
思わぬサプライズ・・・

目の前のことですから、そりゃもう驚きましたが、そのままバックで出て行って、その後も平然と周回を重ねていく様子にもっと驚いきましたよ…。

やっぱ車って丈夫だなぁ…


さて3本目開始です。
さすがに3本目になると前からスタートしておかないと最初のほうがめんどくさいということがわかっているんですけど、、、やはり臆病な自分は真ん中ちょい後ろ辺を狙いピットロードに入りました。。。
そしたら…

また近くにCBがいた…。むちゃくちゃ気まずい…。

で、、、、落ち着くまで最初の1〜2周がやっぱし大変大変。。。
大変なんですけどぉ……、突っ込みだけで2〜3台パスするシーンは快感だったり…。。いやらしい性格です。

しかし15分の走行枠、速い人で6周、遅い人で4周、大半の人が5周できる程度では、うまくバラけててきた頃に走行終了。
しかもクラス分けがないので、最後の1〜2は周回遅れがでてくると。。
みんなが自分のペースで走れたらどんなに楽しいことか。
世の中うまくいかんもんです。。。

で、そろそろ落ち着いたかなといった頃合、裏ストレート手前のコーナーを立ち上がったところで、前に1000RRが現れたんです。
S字では前を走っていなかったので、ペースの合わない人なんだろうなぁ〜と、立ち上がりでサッと抜くため横に並んだら……
やはりそこはリッターSS、そこから伸びてく伸びてく。。。

でも、こっちだって抜く気マンマンで横に並んだ訳ですよ。
譲る訳にはいかない!絶対抜く!ってな勢いでぬぉぉぉぉぉぉっと加速ですよ。

おぉ…やっぱし6Rは6Fより全然パワーがある……
抜けないまでも並走ちょい遅れくらいで頑張って走れることが凄く嬉しい。
さらに、ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉと頑張っていると、215キロ出たところで前に出れました。

「ふっ…リッターSS相手に直線番長決めてやったぜ……」
「大金星。ふっ…。」

勘違い発言もいいとこです。(笑)
でも突っ込みでしか抜くことができない格上相手に直線勝負で張り合えた雰囲気になれたことが嬉しかったんですよね。
そうそう。。警察がいなきゃ自分も直線で速度を出せること証明したんですよ……。。
ざまぁみろ警察。って、あれっ?

そんなことしていたら、前に現れたのは、また憎きサンダーエースですよ!
メタボなお腹まわりに仲間意識を感じ、さらにサンダーエースなんてマイナー車を好き好んで乗っていることでどこか同じ臭いとやらを感じます。。

で、またこの人がなかなか抜けない訳ですよぉ〜……

今回は一周くらいずっと一緒でした。。。

3回目の走行が終わると、皆さん疲れてきたんでしょうね。
ピットがシーンと静まりかえって、お昼寝タイム。

えぇ、、自分達もヌボー−−ってな表情をしているんですけど、そんな姿を写真に撮ろうとしたら、ファインダーずれまくりなうえ、半笑いで楽しさ満開な写真になってるし…

でも

とまぁこんな感じに二人とも眠さ、暑さ、疲労感でダレダレですよ…
自分そろそろお腹いっぱいかも…


さて、4本目の時間になりました。
最後の1本はタイム計測というおまけ付きなのですが、気持ちとしてはここまで無事に走ってきたのだから、確実に何事もなく走りきりたいという思いが強くなっちゃいます。
えぇ、、けっこうな台数が転倒しちゃってますからね。。。。
同じピットでお話させてもらってたRVFの方もステッププレートが折れ、カウルガシガシになって4本目を待たずしてバイクを車に積み込んでますので…

そりゃもう〜〜大事な大事なピカピカ6Rに傷などつけたくないですもん。。

で、そんな気持ちが働き、けっこう後ろのほうからスタートしました。
でもこれ大失敗だったんですよね。
後ろからスタートするってことは団子に紛れて走れということだったんですよ。。
そりゃだって……前を見たらDトラッカーやCBR250やバンディッド250達が「大型に負けてたまるか!」ってな感じで走っているんですよ。
そこを割って割って割って…
「ごめんよぉ……」なんて思いながらなるべくやさしく抜けるように心がけていました。

集団が落ち着いたころ…

自分の前にいたのは…

またサンダーエースかい!!!!!!!!!

もう自分と大仲良しになってしまったようです。
で、またこの人を抜きあえぐんですよね……

もう大好き

そんなこんなで無事、転倒なく4本走りきりました。

絶対コケない!を念頭にひかえめな印象になってしまったのですが、タイヤを見ると確実に控えめだったことを証明してしまいました。。


らんまるパパさん気合のスパーダ。こっちのほうがタイヤのほうが気合入ってるような。。だはは。。
しかし遅いバイクも直線では速いのが岡山国際サーキット。ほんとスパーダでお疲れ様でした。


でもですね……
無事に終わってしまったら終わったで、もっと頑張れなかったことに後悔するんですよね……。
で、クリアラップを取ろうとしなかったくせに、「もぅイヤ! クリアラップとれなかった!!!!」
ほら、、、結局、そんなこと言ってますやん。。
どっちなのさ自分。。 走行前、走行中、走行後で気分が毎度違うし。。

で、タイム計測でしたよね。

はぅ…

2分切れませんでしたよ。。。。
自分で自分をガックシしたい気分ですよ。。。(意味不明)

いや本気で落ち込んでいるのでそっとしておいてください。。
いいのさ…いいのさ… 05’6Rの中じゃトップだもんさ…(低レベル)
えっ…   何台いたかって…

2台…

これで本日の走行は終了です。
日も傾き始めたので、ぼちぼちとお片づけモードに入ります。
汗でベッタベタになったツナギを脱いだときの開放感が素晴らしい。
それから6Rのテーピングを外してあげて元通りの姿に戻します。

ミラーをつけてあげればバイクもなんだか開放感です。
あぁ……次からはちゃんとボルトを持ってきますね。。。

で、壊れたラップタイマー(大嘘)を返して、抽選会でチェーンロック貰って、終りの挨拶で終了です。


この撤収の雰囲気なんだか好きです。
祭りが終わったみたいな、どこか寂しげで、でも安堵感に包まれるような雰囲気が。

さよなら岡山国際サーキット


で、帰りの高速では反省なんです。
今回振り返ってみて、、「お互い無事でよかったですよね〜」なんて会話はしないんですよ。
お互いが出した結論は…
「やっぱしこけるくらいまで攻めないとダメだよね……」
「せめてオーバーランするくらい攻めないとサーキット走ってる意味がないよ…」
といったものでした。
せっかくサーキット来てるんだから、削れるだけマージン削らないともったいないと。。ね。。

そういう意味で自分達、敗北者です。

しかし

「来月の走行会は○○主催のがあって、○○もあって」
楽しそうに次の走行会を話し出すらんまるパパさん。

らんまるパパさんのサーキットブームは当分続きそうです。


でも、、、6Rはいつまでも新車気分でいさせて…



最後におまけ。
今回の走行会、400以下の中排気量がかなり多かった印象を受けたのですが、全車リスト中、1000cc以上にマーカーを引いてみると、3分の1くらいはリッターオーバーかな。

600SSで走る自分にとってはリッターが多かろうとあまり気にならない話ですが、低排気量の人にとって直線は恐怖だったと思います。

ちなみに4スト250ccでどんな車種がいたかというと

バンディッド
Dトラッカー
VTR250
CBR250
そしてらんまるパパさんのVTスパーダ

250で参加された方々!そのガッツ大好きです!
とくにDトラで参加なんてなかなか出来るものではありませんよ〜!

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