ライダース・パラダイス2day's(08年10月12日)
参加者 らんまるパパさん(VTスパーダ)、自分(ZX-6R)
らんまるパパさんのマイブームがサーキット走行になりつつある今日この頃。
月2ペースでサーキットに行くらんまるパパさんに対して、ど貧乏な自分は月1ペースでも正直厳しいところではあるのですが……
9月にRSタイチの走行会をらんまるパパさんの付き添いとして見学にいったら、あまりにも生殺しな状況で……
「ラ・パラ申し込んできましたよ〜!」
って走る気まんまんになっているじゃありませんか。。。
そんなこんなで自分も月1ペースでのサーキットになりそうである今日この頃、今回はご老体の6Fをひっぱりだしてきました。
理由はですね
まず1番にあることはパワーで走りたくないという思いが強いからなんです。
フルパワー化していた6Fを国内仕様に戻して、69馬力、速度リミッターも効いてしまう状態で乗り続けているのも同じ理由なんですけどね、
「速さはバイクの性能ではないはず!パワーではないはず!」
その思いをサーキットにも持ち込みたかったんです。
今回参加したライダース・パラダイスには一周1分15秒以上、最高速180キロ未満という走行枠がありまして(スポーツ・ロー)、「タイムなんて走ったことないサーキットではわからないとしても、180キロ未満というのは嫌でも守れるな〜。これなら直線番長のリッターSSがいても気にせず走れるのでは…」と自分の思いと走行枠がうまく合致する絶好の機会だったんです。
(なのにメインストレートで180キロリミッター効いてるときバシバシ抜かれたぞ……みんな大嘘つきだなぁ〜w)
(そんなやつは1コーナー侵入で抜き返しです… ぼそっ)
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走行会受付が7:30〜8:00ということで、今回は4時起き。
走行会は朝が早すぎるのが辛いですね。。。
らんまるパパさんとの待ち合わせは5時15分のはずが、らんまるパパさん30分遅れの5:45分到着。
待っている時間がもったいないのでテーピングを済ませておきました。
らんまるパパさんドライブの軽トラに揺られ、目指すは鈴鹿ツインサーキット。
京都南ICから新名神経由で東名阪へ。
亀山ICを降りて鈴鹿ツインサーキットに到着したのは7時45分ごろでした。
ガレージに入っていくと既にすごい台数車がガレージに止まってます。
車が置ける場所も自然とガレージの一番端っこ。
ピットを見れば屋外ピットもあふれそうな台数のバイクが置いてありました。

こりゃ、えらい走行会に来てしまった……
第一印象はそんな感じでしたね。
実は今回参加したライダースパラダイスという走行会は一風かわった走行会なんです。
サーキット走行に留まらず、パッドックのスペースまでも利用してパイロン走行、ウィリー、8の字の練習場まで用意されているんです。
そして時間内はどこを走っても自由といったシステムで、実際参加してみるまでシステムがよくわからない走行会だったんですよね。
だって普通の走行会は走行枠を決めて申し込み、その走行枠だけ走るのですが、申し込み時にそういうことが一切なく参加の申し込だけでしたからね。
ただサーキットで自由というのも危険ですので最低限のルールはあるんです。
上級用のスポーツ・ハイはタイムが1分15秒切れる人ならOK。
ミニバイクで1分15秒を切れるつわものも主催側が認めればOK。
中級用のスポーツ・ローはタイムが1分15秒〜25、ストレート速度180キロ以下であればOK。
排気量制限なし。
初級用のエンジョイクラスはタイムが1分25秒〜 ストレート速度140キロ以下であればOK
排気量制限もなし。ツナギがなくてもプロテクターをつけていればOK。
といったシステムになっています。
ただ、、、実際タイムやストレート速度を計るわけではないですので、あくまでも自己申告とモラル&マナーでの話ではあるのですがね。。。
そこがけっこう問題だったり……
さて受付を終えてゼッケンを貼った6Fの姿

発売から7年経てど……、いやぁ〜〜このデザインかっこいいじゃありませんか(笑)
ライトを覆ってゼッケンつければいっちょまえにレーサーまがいに見えちゃいます。
そんな親ばか発言は置いといて…
ミーティングを終えてから「それじゃそろそろ行きます?」「お兄さんはエンジョイクラスからですよね〜?」とらんまるパパさんをコースに誘ったら「ラ・パラツアーに申し込もうかな」との返事。
(ちなみにラパラツアーとは午前を使ってパイロン、ウィリー、ロードの3種類を全て体験するコース。専属のマーシャルつきなんです)
「えっ、えぇぇ…!?!?」
正直戸惑いましたね。。
自分はサーキット目当てで、ウィリーやパイロンは鼻っから頭になかったんですよ。。
大リーグボール養成ギブスのようなフル装備でスラロームをするなんて…
絶対無理…
せめてジーパン、スニーカーであればOKと思ったのですが…
でも最初からバラバラに行動するのは、かなり心細い気がしたので、自分もお兄さんと一緒に午前中をまるまる使い切るラ・パラツアーに参加することにしたんです。。
ラ・パラツアー1発目はサーキットから。「最初ですから追い越しは禁止でいきます。」とマーシャルさんから説明を受けてコースイン。
行ってきま〜す。
コースインするまでは「ツインサーキットは初めてだし、コース覚えるにはちょうどいいな〜」程度な気分ではあったのですが……
実際走ってみるとエンジョイクラスに紛れて、エンジョイクラスよりもゆっくり走る、”サーキット体験走行”のようなものだったんです。。。
「これじゃ……走行ラインを覚えるどころではない…、サーキットでのツーリングだわ。。。」
エンジョイクラスの人たちよりもあきらかに遅いペースのため…、ストレートではまさに動くパイロンの自分達。。。
いや、先導がいるからには責任ってものが生じるのはわかりますけど……
ぶち抜かれまくるのを黙って見ているのは自分のプライドが許せんのですよ〜(涙)
ちなみにツアー参加者のバイクはバラデロ、1000RR、900RR、600F、VTスパーダ。 (おっ…全部ホンダ)
う〜ん…まさかとは思うけどスパーダのストレート速度に合わそうとしてますか…?
大丈夫…もっと行けますって…。ほら、さっきからストレートでも自分の横に並んでますやん…、立ち上がりなんてずっと横にいますよ…?
仮に遅れたとしてもほっときゃいいんですよ〜〜。勝手に追い付いて来ますって。
なんてこと、先導に伝える術もなく、地獄のようなゆっくりペースが続くのでした。。。
(今振り返ってみたら、先導がルールの140キロってものを守っていたんですね。。抜いていくバイク達がルール違反でしたか。。。)
しかしこの走行会、コースインしている台数が半端じゃないので驚きます…。
一周1.5kmの広くはないサーキットにたぶん40〜50台のバイクが走ってます。。
それだけの台数が一気に走ってしまうと…
コーナーの進入で渋滞が起こるんですよね。。
「お先にどうぞ」「いえいえそちらこそお先にどうぞ」
「前に行かせて」「だめ自分のほうが前に行きたい」
「行き場所なくなった〜〜誰か間に入れさせて」「お前はどこに行きたいんだ??」
言葉もジェスチャーもないですが、こんなやりとりがコーナーのたびに続きます。。。
面白すぎるサーキットです。。。
抜かれに抜かれ、恥ずかしい……とまで思った1本目が終わりました。
走行後「ペースどうでした?」と先導のマーシャルさんが一人一人に聞いて回っていたので、自分のところに来たときは「速くお願いしますと」要望を出そうと思っていたら、自分に対しては「ペース遅すぎましたね。次はペースを上げますので」って先に言われてしまいました。
しかし何故自分には?って思ったとき……ハッとしたんですよね。
たぶん、人の見た目的には一番どんくさそうなのが自分なのですが……
だめです。。。このオールペンの6のFハッタリが効きすぎていたんですよ。。。たぶん。。
世間から冷たい目で見られてしまうバイクですから、ライダーは役目として、悪いことをしてなさそうな言動を普段からするべきだ!と豪語してる自分ですが……
バイクの見た目が逆効果っぽいです。。。
サーキットの次は8の字の練習になりました。
先導マーシャルさんが少しお手本を見せたあと、最初のコースインしたのがバラデロの方だったのですが、このバラデロさんがとんでもなく8の字が上手いんですよね。
あの車高の高いバラデロがステップ擦りながらクルクル回るんです。
そんなの目の前でやられてしまってはプレッシャーがかかるじゃないですか。。
「次に走るのが自分だったら絶対にいやだ〜〜〜」って思っていたら
900RR、1000RR、らんまるパパさんときて自分は最後でした。
自分の番が回ってくるまでの苦戦しているSS勢やらんまるパパさんを見て少し緊張がほぐれ、「自分も少しやばいかな〜」程度にしか思っていなかったのですが……
いざ自分でやってみると全然できないんですよね。。これが。。。。
これでもホーネットに乗っていたときは、Uターンも8の字も好き(得意ではない)な分野だったんですけどぉ……
やはりアップライトな6Fと言えど、SSには変わりなく…
前傾具合が増すと全然股下でバイクを操るといった操作感がなく、首の回せる角度すら制限がされる感覚。
さらに3000回転くらいにドン付きがあって怖い怖い…
いったいどう対処したらいいんですか…
あと、無理やりにでも上体を起しているので、なんか首の後ろがツナギと擦れてしまって痛いんですけど。。。。
で、「進入もっと大回り、奥で深く」そんなアドバイスを貰って少しはマシにはなってきたかなぁ…って感じにはなりましたが、、、、そうですねぇ「バンクさえしてりゃいいだろ」みたいなボロボロな走りをしていたと思います。。。
それでもコツみたいなものは少しずつ覚えていってだいぶ調子よく走れるようになってきたな〜と思ってきた頃……
目が回って大変でした。。(車酔いが酷い人なんです)
フラフラのゲロゲロになりました。。。
少し休ませて欲しいんですけどぉ……
そんな自分の事情など関係なく次のステージへ移ります。。。
パイロンへとやってきました。
でも自分、さっきの8の字のせいでまだ気分悪いんですけど…
意気消沈な状態でのスタートとなりましたが、やってみたら面白くて気づけばけっこう熱中していたと思います。
ただ、スラームをやりながら「6Fで来てよかった〜〜、6Rだったらどうにもならなかったわ」というのは率直な感想。
やはり状態は少しでも起せるマシンのほうがいいのには変わらないです。
自分の前を走る1000RRが非常に辛そうにしているのを見て、6Rで参加していた場合の自分を想像してしまいましたよ。。。。
次の練習はウィリーです。
で、、、、、?
ウィリーしろってか!?!?!?
無理無理無理無理!!!!
結局誰もチャレンジしなかったのでマーシャルさんが見本を見せ、操作方法を口で説明してくれて終りです。
ちなみに講師役をしていた方がF4iに乗っていたので、これはチャンスと色々と聞いていたのですが、とてもウィリーのしやすいバイクみたいですね6Fって。
一気に6000〜7000回転まであげてスパッっと躊躇なくクラッチミート。あとはダッダッダッダという感じにアクセルを開けて角度を調整する。
言葉だけではえらく簡単そうなんですけど…
裏技として、アイドリングを3000回転くらいまであげておけばアクセル開度が少なくフロントアップをキープしやすっと。
ふむふむ……
こけてもいいと思えてるようになってから練習させてもらいますね(涙)
かなり小心者です、、、自分、、、
さて、サーキット2本目になりました。
またもやエンジョイクラスに紛れて走るとのことで、エンジョイクラスの走行枠が来るのを待っていると、ここで思わぬハプニングが発生しました。
どうもオイル漏れを起したバイクが、オイルが漏れていることに気づかずコースを一周してしまったらしいんです。
そこで急遽スタッフから説明と注意喚起。
コースはオイル処理のため走行中止です。
けっこうな数の転倒者が出たようです。。。
幸い、大怪我をされた方はいなかったのがよかったのですが……
走行不能に陥るほど壊れてしまったバイクも多いとか…
そこで参加者全員、再びマシンチェックとなったのですが、何度もチェックして問題がなくても正直不安が拭えないんですよね。。。
万が一自分が原因で周りに迷惑がかかるようなことがあれば…
そんなことばかり考えてました。。
サーキットは中断のため急遽8の字へ変更されました。
6Fではど〜〜〜〜〜〜してもやり辛いでスパーダを借りてチャレンジです。。。
いっぱいいっぱ上体を起したら首とつなぎが擦れて痛いのと…
先を見たくとも先が見れない辛さに困ってです。
ただ、スパーダも思ったより前傾なのと、シートとハンドルが遠いので狙ったほどの効果はなかったんですけどね・・・
ま、軽いから6Fより全然マシです。
最初はスパーダのギア比に戸惑い失速させてばかりいたのですが、2速でやればいいと気がついてからはなんとかクルクル回れる感じになってました。
でもね……
気が付いたら「寝かせればいいんじゃろ〜〜〜!」的な8の字になってしまうんですよね。
「最初は大回り、奥で小さく直線的に立ち上がる」これが一番速く回る方法だとはわかってはいるんですけどねぇ。。。
あと〜
スパーダのステップって低いくせにステップスリスリ8の字が出来なかったのはちょっとした屈辱です。。。ブーツは常に接地してるんですけどね。
もうちょっと上手く出来るはずと自分の中では思ってたんですけどねぇ…。
おっかしぃなぁ…ホーネットに乗っていたときはガリガリで8の字してたのに。
って結局バンクにこだわってるからダメじゃないの自分…。

こちらはらんまるパパさんの8の字の様子。
なぜかこのあとRS京都(ライスクなどを開催している団体)のインストラクターにターゲットにされ、不意にパイロンの感覚を狭くされたり、ミニパイロン置かれたり、後ろからつつかれたり、前をぶっちぎったりされて遊ばれていました。
回ってきたらいつもの場所にパイロンがない……
らんまるパパさんがパイロンを引っ掛けるシーンなどを見て笑っちゃいけないんですが笑ってしまいました。
らんまるパパさんの走行にということではなくインストラクターさんのいやらしさをです。
オイル処理が終りサーキット走行再開となりました。
さてサーキット2本目、今回も一番遅いクラスを走ることになるんですけどね……。
でも「追い抜き禁止です!」とも言われなかったし、「レコードラインがわかるように走りま6す」なんて事前に説明受けたものですから走る前からワクワクです。
サーキットでレコードライン教えて貰える機会なんてないですから。
しかし…コースインしてみると、そこにあったのは大渋滞ですよ……
オイル処理の影響からか、一番最初に走ったときよりもエンジョイクラスで走っている人が多いんです。
クラス分けが無く、どの走行枠を走っても自由ですからね。様子見のため上のクラスの人達もクラスを下げてきたんだと思います。
なので……サーキット自然渋滞中…。
石灰が撒かれていて、とても滑るので転倒者多し。
そして……
転倒者がいたら野次馬渋滞っと。。。。
なんだこれは…
ちなみにコースにオイルが撒かれた原因というのが、ドレンボルト締め付け不足によるドレンボルト欠落だったみたいなんですね。
その結果……
走行ラインにそって綺麗に石灰が残っていると。。。
これじゃぁ全員走り辛いですし、転倒者も続出しますよ。。
で、なんだかクロスラインの練習してるような走りしかできない……
そんなまま20分の走行枠が終わってしまい…
レコードラインを走るなんて約束をしていたマーシャルさんは「いや〜〜〜オイル跡悲惨でしたよね。」って
うへ…
この走行枠なんだったんだろ。。。
ここで昼休みに入りました。
自分達がお弁当を食べ終え、まったりしているとジャンケン大会が始まり慌てて参加。
自分は初戦での敗退だったんですけど、らんまるパパさん順調に勝ち進み…
あと2回勝てば商品ゲットは惜しい!!
その後はエクストリームです。

エクストリームをしている方は、今回スタッフとしての参加のボランティアさん。つまり普通の素人さん。
ラ・パラ常連メンバーさんみたいなんですけど…、すごいですね。ここまでできるのが。
お昼休みも終りサーキット3本目です。
お兄さんはエンジョイクラスを走るというので別行動になりました。
一人で心細いという気持ちもありますが、走ってしまえばどうせ一人ですしね、やっとこさ待ちにまったフリー走行を楽しみましょ〜!

いつみても見事な下っ腹……
ツナギ着るの嫌いだわ…(涙)

サーキットで繰り広げられる おでぶ対決。
どっちの腹が立派かで勝敗が決まります。。。(嘘)

バシッと直線番長決めてやるぜ〜!
……
バシッと速度リミッター180km……
バシッと抜かれてやるぜ(涙)

すごい台数が走ってるのがわかってもらえると思います。
ストレートでも団子というのがすごいでしょ。
そうそう、オイル処理後の石灰とかおがくずって、バイクが通りすぎると舞い上り、ちょっとかっこよく思うじゃないですか。
あれ絶対やめたほうがいいですよ!
むっちゃくちゃ滑りますもん。
出来る限り避けてくださいね。
だってフロント1回、リア2回すくわれましたもの。。。。
この走行枠だけでです。。
で……走ってみて……
これまで2本も走ってきたくせに、ラインも減速ポイントもな〜〜〜んにもわかってないじゃないですか自分。。。
どこまで加速させておくか、どこから減速するか、どこから寝かしこむか、どのギアを選べばいいか…
ほんと探り探りで、同じコーナーでもギア変えてみたりと大変でした。。。
オイル処理の跡はまだ生々しく残ってますからね。。。。
探り探りで走る方はけっこう多く、そのせいで前が詰まってしまうと、どのギアが正しいかなんてわからないですから、1本まるまる使っても走り方がわからないという醜態。
だめだわ〜自分。。。
さぁ4本目までやってまいりました。今回もスポーツ・ローです。
大体コースや周りのペースもつかめてきたので、走るのが楽しくてしかたなくなってきたんですよね。
ストレートでバシッと抜かれても気にしない気にしない。
180以上でるバイクに乗っている人は制限速度など守らないのが普通。
でも、むしろそれは追い付くか抜き返すための目標ができるってものだ〜〜!って感じでストレートエンドに来るのがちょっとした楽しみになってました。
「そろそろ疲れてきたなぁ」と思えてきた4本走行後。
ちょうど自分が使っているピットがウィリーの練習場の真横ということもあり、休みながらウィリーの練習走行をボーーっと見ていたんですよね。
「せっかくバイクに乗るのだから、ウィリーくらい出来たほうがハッタリが効いていいな〜」などと思いながら。

その中でもKTMのモタードの人が上手にウィリーしていくんですよね。
「すごいなぁ〜〜どんな人が操ってるんだろう」って見ていると……、ど〜〜〜〜〜も自分の知っている人なんですよこの方。。。
「顔をチラチラ見せてるとあちらか声かけてくれるかしら?」
なんて甘い考えもあったんですけど、ひたむきに練習を続けるものですから、ひょっとして忘れられてる…?思い出してもらう必要あり!?
そこで休憩に入ったとき思い切って声をかけてみると、やはり…

堀○峠のF○Rさんでしたか。。
最近、堀○に行っても見ないことに心配はしていたのですが、事故や怪我などはなく単に峠にいかなくなっただけとのこと。
「公道では危ないことをしてはいけません。」ごもっともです。。
ごもっともですが……、自分はどう頑張ってもあの域までに達せる気がしないのですが…
で、そのあと一緒に走ろうという話になったのですが……
「あれ?ロード・ハイじゃないの???」
なんて突っ込み入れられて…
「ロード・ローです。。。リミッターついてますんで。。」
って答える自分が恥ずかしかったです…
自分こんなヘタレですみません。。。
さて、ここからはたくさんの写真があるのですが、これは黒ホネK君のおかげなんです。
三重の実家にいるからと、わざわざ顔を出しにきてくれたので、見学しているならと写真をお願いしました。 感謝感謝。
ではサーキット5本目行ってきます。
「最初の一周はゆっくり行きますよ。」
「1コーナーは思ったよりも減速できないんで注意してください。」
いつもながらにジェントルなF●Rさんのコメント。
でも…
1コーナーは思ったよりも減速できないっていうのは……、これまで4本走ってきたのでわかってはいるのです……
それって言葉の裏に「奥まで突っ込みますよ?」って意味が込められてそうで嫌〜〜〜な感じがするのですよ……
一体どんな走りをされちゃうんでしょうかね…
サーキットまで来て峠のときのよう煽られたり、ぶっちぎられたりするのは嫌ですってばぁ〜〜(涙)
で、どんな感じに走って?

ほら、ちゃんと後ろについてますよ〜。 えぇ……バイクの性能差、性能差(汗)

ズームアウト。
赤い1000RRが追っかけてきてますよぉ…。
で、ここから順番どおりに画像をアップしていると5本目の流れがわかって面白かったのでちょっと解説もいれておきますね。
現状でわかることは、KTM450のF●Rさん、自分、赤1000RRが今の順番で走っています。
らんまるパパさんも回ってきました。

コーナーで前を詰めたという構図ですかね?
でも、たぶんこのあとのストレートでバシュっとミラーの点にされるんでしょうね……、悲しい現実です。。
なのでお兄さんがパワーを欲しがる理由はわからんでもないんですよ。
コーナーでは自分よりも遅い人に抜かれるのって嫌ですもんね。
それを楽しみに出来る部分はあるのですが、ペースの合わない人を抜きあえぐと走行枠がもったいなく思えてしまいますから。。
だ・け・ど !
バイクはパワーじゃないってこと、頑張って一緒にアピールしましょう!
え、やっぱしパワーじゃんって自分が証明してしまうってか。。。
厳しいつっこみはナシでお願いします。。わたしくこう見えてガラスのハートなので。。。
さて、ぐるっと1周回ってきました。どう変わったかというと

レプソル1000RR、赤1000RR、黒メットR600(以後しげさん)ときてF●Rさんと自分がいて、ホーネット、黒バーハンR600になってますね。
そう…前の周回で後ろを走っていたバイク達が前にいるんです。
つまり私達…
ごぼう抜きにされてたんです。。。。

いいですよ…いいですよ…。前のほうに出てしまって速い人を抑えこんですまうよりマシですもの。。
で直線ではどうなってしまうかというと…

あっという間に差がひらきます。
皆さんサヨウナラ〜。お気をつけて〜〜〜(涙)
まぁ、これはいくらF●Rさんでもしょうがないです。
最終コーナーが遅い訳でもなく、立ち上がりが遅い訳でもないのにメインストレートでは150キロでないくらいでしたから。
それに最初の数周は集団がバラついてくるまで、直線で抜けなきゃなかなか前に出られないものですからね。450ccモタードにはそれが厳しいですから。
しっかし……向かいに見えるバックストレッチの渋滞がすごいですねぇ…。
らんまるパパさんも頑張って走ってきました。

そうそうそう…。このピットロードに向かっていきそうなほどの加速ラインが重要。

はい、らんまるパパさんもズームインの刑(笑)

立ち上がっていくらんまるパパさん。
よく見たら……
おや誰かいますね。
ズームイン

赤1000RR、しげさん、レプソル1000RR、KTMのF●Rさんときて自分発見〜。
赤1000RRさんとしげさんはレプソル1000RRさんの前に行ったんですね。

最終コーナーまで走ってきました。
赤1000RRやしげさんは先へいっちゃって写ってません〜。。
さようなら〜〜〜
しかし、インフィールドであれだけしかない差も、メインストレートに戻ってくる頃にはだいぶ開いてしまうんですよね。
ヘアピンから最終コーナーまでの直線区間と最終コーナーの立ち上がり加速がやはり450ccモタードには苦しいのです。

でも自分はまだ金魚のフンのようにずっと後ろを走ってます。
自分でもどうしていいのかよくわからなくなってきました……
先ほどホーネットの後ろにいたバーハンR600が後ろに迫ってきましたよ。
で、このあとのストレートでバシっと抜かれてます。
いやぁ〜〜〜〜〜後ろをついて走った数周は、ほんとに直線でバシバシ抜かれましたね。
250ccや400モタの方の気持ちがすごくわかりましたね。中型のみなさんは凄い!
自分はパワーにあぐらを掻かなければ走れませんよぉ
まぁこちらも速度リミッターがついている訳ですが、180キロまではスムーズに加速していくバイクですし、自主規制69psも吸気制限でパワーカーブを全体的に落としたうえで、高回転のパワーをさらに落としたような特性ですから案外普通に走れてしまうってことに今更ながら気づきましたよ。
で、実はそろそろ前に行こうかなという考えは芽生えていたんです。
でも堀●峠で歯が立たなかったF●Rさんの走りをもう少し見ていたい気持ちがありますし、それより堀●峠でよくやられた、えらいペースで追いかけまわされるという嫌〜〜〜〜な思いをここでもしたくないという思いがあって前にいかなかったのは事実です…(汗)
ちなみにF●Rさんはバイクはかわっても突っ込みは健在といった印象ですね。 このクラスで走っているとトップクラスに速いです。
でもさすがにモタードでサーキットは苦しいんです。突っ込みが生かせるシーンというのはコーナー手前の直線で真後ろにつけていることが前提になってきますからね。。。
数週ぴったりと後ろにつく自分に申し訳ないと思ったのか、FJRさんが先に行ってと手で合図してきました。
なのでここから先は一人で走ります。
お兄さんも回ってきました。

おっ。自分も写ってますね。
お兄さん待っててよ〜。もうすぐラップするからね〜!むひひひ
らんまるパパさんの後ろにいるバーハン黒R600さんが先ほど抜かれた人で、R6と600RRの2台はこの写真から現れた人。
そしてずっと自分達の前を走っているレプソル1000RRがいて自分です。
その後ろは赤い何かがいて、FJRさんですね。その後ろはバイクがわかりませんっと。
とりあえず1コーナーでお兄さんを追い抜き
バックストレッチ後のシケイン突っ込みで1000RRを抜き、最終コーナー手前で600RRの前にでました。
国内仕様でもいい仕事してくれますよね、このバイクって。
国内仕様、税抜き82万円。そこからさらに1割引。
逆車との差相場で25万くらい!!
さらにちょっとした加工でほぼ逆車状態のパワーまで戻せるんですよ??
素晴らしきコストパフォーマンスじゃありませんか・・・。
すんません。。。
貧乏っちぃバイク乗ってます。。。
でもでも、、6Fの良さを多くの人に知ってもらいたくて…
6Fのコーナリング特性ってほんとうに素晴らしいものがありますからね。
ちなみにこの1000RRさんはラパラツアーで一緒に走った人だったので、なんとなく抜くタイミングで気を使いました。。
で、そのあとにR6が前を走ってました。

これは最終コーナー。

立ち上がりでここまで近づけるんですけどね…
6Fの場合はここまでです。。
やはり立ち上がりで抜こうとしてもリッターSSや同クラスSSに対してはパワー不足。抜くには突っ込みで前にでるしかないんですよね。
な訳でまたもやバシュっと離れるメインストレート、ジリジリ追い付く1コーナー、2コーナーのヘアピン
もどかしい3、4コーナー、ヘアピン。。
バックストレートエンドのクランクでようやく前に出れました…
コースの大半が終わってるといった状態ですよね。。

600RRとレプソルの間にF●Rさん発見。画像が小さいと全然わかりませんが。。

しかし改めて自分の姿を見ると……もっと伏せなきゃ…ですね。。
らんまるパパさんです。

R1とハヤブサに挟まれるVTスパーダ。
なんだか大健闘しているかのような図です(笑)

でも直線じゃ一人旅なのが現実です。。
自分の番ですね。

ライム6Rはオーバーランしているんじゃありませんよ。
ピットに入るため外のラインを取っているんです。
ちなみに一番前に写ってるバイクはNSF100。
ミニバイクでもリッターSSと一緒に走れるんです。
素晴らしくなんでもありなんです!
最初のほうに登場していた赤1000RRさんも帰っちゃうところですかね?
このあとのメインストレートで抜き返されなかったので、たぶんそうかと。

ここでバーハンR600、しげさん、自分という構図が完成するんです。
ええぇ…ここから自分この二人をず〜〜っと抜けなかったんですよね。。。

立ち上がりでしげさんを抜く気まんまんでラインをずらして立ち上がってきたのですが〜〜〜……
やっぱし直線加速でついていけないんですよね〜。
この地点でもバーハンR600さんとこれだけの差ですが。。。頑張れよぉ国内仕様。。。
まぁ皆様…お気をつけてぇ……

しかし、、、お腹がつっかえてますよねぇ… 自分。
はぅ。。
らんまるパパさんが回ってきましたね。

バシッっと突っ込む姿がカッコイイ〜。

ラインいっぱいまで立ち上がって〜〜〜〜
ストレート140キロでないくらいっと……
ちょっとかわいそう。。。
やはりマシン的にきびしそうです。。

最終コーナー、団子団子団子……。
雰囲気はバッチシなのに前の隠れすぎ……
バーハン黒R600、しげさん、新たに写真に登場した白メット黒R600(この人は周回遅れ)
R600包囲網完成ですか…??
同じ車体三台だけに…
黒い三●星…(ぼそっ)
オルテガ(バーハン)、マッシュ(白メット)、ガイア(黒メット)といったところですか…?
で、このあと自分が白メット黒R600を抜いていく訳ですが…
「よくもマッシュを〜〜〜」って!?!??!
ごめんなさい。。。単なるガンダムオタクです。。放置しておいてください…
でもですね…
抜いたには抜いたんですよ。。立ち上がりで「うぉりゃ〜〜」とマッシュを。。。(白メットさん)
でもやっぱし逆車相手ではやはりパワー不足だったんですね。
ストレートが終わるまでに、またR600さん追い付いてきて横に来たんですよ・・・。
で、「また抜き返しだよ…」とガックリしていたら、R600白メットさん自分を抜かずにアクセルを緩めてくれたんです。(はず)
いや、、、ほんとごめんなさいです……。。。
おかげで助かりました。
とまぁ5本目はこんな感じだったんです。写真で振り返ると面白いですね。
5本目も終わると、さすがに疲れてきて、動くのも億劫になってきました。
それでも周りを見渡せば、どこに目をやっても、バイクが走っているんですよね。

らんまるパパさんもサーキットの合間に8の字をしています。練習への意欲がすごいですよね。
つわものになりますと、ロードハイ、ロードロー、エンジョイを連続でこなし、休憩なしの1時間連続のサーキット走行をしてるんですよね。。
どのクラスで走るというのも、一応規定はあっても自己申告。基本は自由ですからそういうのもアリなんです。。。
でも、それを利用すると…
エンジョイからまたスポーツハイに繋げればいい訳で、、、
お昼休みだけ休めば4時間ぶっ続け走行も可能なんですね…
さすがにそこまでする方はいないと思いますが。
逆に走らないのもアリですよ。
疲れたらピットに寝ころがって休んだり、他の人としゃべったり、気が向いたら走行枠も時間もないスラロームやウィリーにいったり、時間をあわせて好き走行枠でサーキット走ってみたり、好きなとき好きなことをやっていればいんです。
サーキットだって午前と午後あわせて7本。そんだけあれば3〜4回抜いても満足できますしね。
だって普通の走行会だったら3〜4本というのが普通ですから。
で、そうやって自由に時間を使っている人たちを見て、ライダースパラダイスという名前の意味を実感しました。
課題は多いとは思いますが、これって素晴らしいシステムですよね。
さて本日最後の6本目です。
20分の走行枠を1日で6本なんてこれまで経験したことなかったのでね……
ここまでくるとバイクに乗るのも「ヨッコイショ」の世界です…
でも……走ってしまえば「おりゃおりゃ〜〜」って感で…、まだまだ元気なのですが…
困ったことに自分の納得の行く走りがしたいだけになってしまうんですよね。。。
何か課題を決めて練習するはずだったのですがぁ…
なので、前を前をですよ。。。。ちょっとでも引っかかるとそれがもったいなく思えてしまって…
ただアクセルをあけりゃ速いだろうって、そんな考えじゃ上手くなれませんよねぇ…(涙)
で、前に行きたいんですが…
そこはやはり国内仕様…。
やはりリッターや逆車600にストレートや立ち上がりで抜くなんてのは、よほど相手がヘタじゃない限り不可能です…。
好きで国内仕様に戻した訳ですが。。
となると…、ビシバシ突込みで前に出るといった走りになってしまいましたよ。。
ラ・パラは追い越しに関して厳しく規制を設けていますし、相手を驚かせないというのが絶対条件ですからね。なるべく突っ込みでは前にでたくないわけですが…
でも、相手が何で驚くのか、これは個人差が激しいので難しいですよぉ。。
周りのペースが合わなければクラスを変えろというのがごもっともな意見だとは思いますが、ツイン自体はじめてのサーキットですし、ハイは見てたらすごい速度で走っているので、その中を69ps&速度リミッターつきのバイクで入る勇気がなかったのが本音ですね…。
な訳で…6本目は激しかったぁ……
ビシバシいっちゃいましたぁ……
なんか…抜けるの全部抜いたんじゃないかってくらい前には周回遅れしかいなかった。。
サーキット走行6本をこなし本日のサーキット走行は終了です。
いやもう…これだけ走るとお腹いっぱいですよ。さすがに。
でもね、まだ元気ならんまるパパさん。
ウィリーの練習に出かけました。
いや、元気というより練習に貪欲なんですね。自分よりも
そして驚くことに、ウィリーとはまったく縁のなかったらんまるパパさんが、ほんの10分程度の練習でフロントアップに成功!
回数を重ねるたびに成功率があがる姿をみて、すごく関心しちゃいました。
自分は…
練習する勇気がありません。。。。
こけそうなことしたくないですよぉ…
閉会式の時間になり、お片づけをしてサーキットをあとにします。
もう二人ともヘロヘロにはなっているのですが、少なくとも自分は疲労感よりも、清々しい満足感でいっぱいでした。
今日1日、ほんとによく走りました。
正直もう当分走らなくても平気ってなくらいに。
ラ・パラという走行会、鈴鹿ツインを上手くなりたいとか、タイムを出したいと思う人には向いてないですけど、本気にならず気軽にサーキットを走りたいという方にはけっこうお勧めできそうです。
”お金を払って1日広い練習場で遊んでくる”そんな心構えでいればコースの走行台数がありえなく多くてもイライラはしないかな〜って。
でも、好んでサーキットに来るような人って、大抵大きなバイク乗っているので、「大型カモってやるぜ」って思うような方でないと低排気量車(250ccなど)ではサーキットが走りづらいという現代のサーキット事情はここでもあります。
ツーリング先で峠があって、それが怖いと思うような方には・・・
練習場だといってもお勧めはしません。。
やはり公道である程度走れるのが前提になってきますよね。
そういう方にはむしろ先導つきクラスのある、他の走行会のほうがお勧めです。
ただ、、、自分サーキットに行くたびに思いますよ。
ここには自分のゴールはないなって。
そりゃ上手くはなりたいですよ。速さへの憧れも強いですよ。
でも、綺麗な景色があって、楽しい道があって、それがバイクに乗り続ける動機になる。
これが今まで自分の繰り返してきたことですから、その先も路線はそっちなんだろうなという思いはあります。
SSを乗り継ぐ感じになってきてますが、それもやはり本来の自分ではなく、意外な一面性なんだろうなぁと認識してきてます。
だからサーキットに行く自分も自分の意外な一面性。
だって〜〜
ツナギ着せたら世界一似合わない人間だと自負しておりますもの。
お〜〜〜ほほほほほ。
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