原付ツーリングin周山街道(09年4月19日)
参加者 らんまるパパさん(XR100モタード)、自分(グランドアクシス)
今日は久々の原付ツーリングだったので、朝からはりきってポンコツGアクを磨きました。
天気がいいため車が多く、待ち合わせだった高尾のファミマも車が入りきれないほどです。
待ち合わせ場所に現れたらんまるパパさん。
最近リード110を購入されたのでてっきりリードで来るのかと思えば、、、

XR100モタですか、、、。
「タイヤ変えたから試走」ってBT601SSなんて端に溝のないタイヤ反則です 。
リードで来るものとばかり思っていたのは自分の思い込みではありましたが、「今日はぶっちぎりー」なんて余裕こいてたら、まるきっり立場逆転じゃないですか。
高尾〜京北
ファミマから高尾駐車場までは20〜30キロ巡航。。。さすがに自転車速度では退屈すぎるので走りながら写真を撮って遊んでました。
ピーース。

そしたら後ろからレプソルジャケ、ヘイデンメットのKSR110!!
このときすでに2台後ろにいたんですね。
「にひ。三つ巴。」
そんなこと期待しながら一台一台抜いていくのですが、KSRさんは気を使って追い越しタイミングをずらしてくるんです。
中川トンネルに入ると、後ろのらんまるパパさんがスパート。
自分を抜いたあと、バシュっと前の車を全部抜き去っていきました。
当然自分も食らい付こうと全開にしたのですが、やはりXRのほうが全然伸びていくんですよね、、、、。
いや、むしろ伸びがというより、そもそもGアクでは追い越しすら厳しいです……。
らんまるパパさんと距離が空いてしまい、「後ろは?」とミラーを見てもヘイデンKSRさんは車の後ろ。
前がすっかりクリアになったので三つ巴を期待したのにガックリです。
とりあえずはらんまるパパさんを追撃。
先のタイト区間で追い付き、いやらしく後ろをつつきまわしの刑。
らんまるパパさんもミニバイクはかなりアグレッシブに乗るので、なかなかおもしろい区間でした。
そんな走行もすぐに車に詰まってしまい中断に。
だらだら〜〜と京北に入っていきました。
栗尾峠手前、細野の交差点で信号に捕まると、ヘイデンKSRさんはズバッと自分達の横を追い抜き、大型バイクもおかまいなしに先頭スタンバイです。
「やっぱミニは下りよねー。」
この先の栗尾峠の下りは、低速カーブが連続するテクニカルコースとなっているので、原付ではかなり楽しめる区間になっているんですよね。
しかし、あらかじめこの交差点を曲がってR477を走ると決めてあったので、この状況でも曲がるのかどうか、後ろにいるらんまるパパさんに確認します。
「KSRがそっちに行くなら自分も栗尾に行きたい」
自分の思いはこうだったのですが、らんまるパパさんは曲がるとの返事。
ちょっと残念ではありましたが、全然いいんですよ。
自分、裏栗尾あまり通らないですし、こういう機会で道を覚えなきゃいけませんからね。
そんなわけでヘイデンさんとはお別れになってしまいした。。。。
r363、r362、R477、裏栗尾と呼ばれるこの区間に入ると交通量はほとんどなく、楽しく走ることができました。
地味にカスタムして、そこそこ走るようになったGアクは、くだりストレートならXR100モタよりも速度が伸びるような感触もあります。
でも上りとなると非力で登坂力がありませんね。。。
らんまるパパさんにベタづけされることが悲しいというよりは、普通に申し訳ない気分でした。さっきまでの勢いどこへやらですからね。。
まっ、上りで楽しい場所は一ヶ所だけなのでまだいいとしましょうか。
むしろハンデとして先に行ってもらっても全然よかったですし。
いや、そのほうが面白かったに違いない……にやっ
しっかし、とにかく突っ込む、とにかく全開な原付の走りをすると車体が暴れすぎていかんですよ、このバイク。
スクーターの構造を考慮しても、それでもリアヘビーすぎで本当に乗りづらいです。。。
京北中心部の周山からはふただびR162を北上し、日吉に向けr78へ。
予定としてはr19→大野ダムと高速区間をいく予定だったんです。
ちなみに自分、このr78→19の区間が苦手なんですよね。気持ち良くカーブの一連の動作をしながら走ろうとすると大型バイクでは速度が出過ぎてしまいますし、集落間をいくので人が飛び出しそうで怖い。
かといって中途半端に流すと直線走ってるのと変わらない気分。
原付の速度域ともなるとさらにですから、、、。
なのでついつい自分は狭い峠ですがR162の深見峠を選んでしまうんです。
ペースをあげるところは峠だけと限定すれば右に左にと楽しい道ですからね。
でも、最近一部の飛ばし系ライダーさんにはこちらのほうが人気みたいです。裏栗尾もですから深見峠、栗尾峠はほんとバイクが減ってきました。
やはりみなさん交通量で選んでるんですかね?
話は逸れましたが日吉を目指し、北桑田高校横を越えたところの上りを走っていたときです。
「坂を登った先の右、そこから下りきるまでの区間のカーブなら楽しめるかなー。あとはひたすら全開我慢に近くなるかな」なんて考えてながら、全開のまま左カーブに突っ込んだ瞬間……
一瞬にしてリアが大きくスライド!!!
オイルでも踏んだか!?
カウンターで立て直し、そのまま走ろうとするとらんまるパパさんがホーンで止まれと。
タイヤを見ると巨大なネジがタイヤに刺さっていました、、、。
異物が刺さった場合、チューブレスなら抜かないのが鉄則。
しかし判断が甘かったですね。。
一瞬で空気が抜けるくらいの大きなネジですよ、、、。
引き返して近くのガソリンスタンドまでのつもりで乗ってる間にショルダーまで貫通させてしまったんです。。。
タイヤべこべこなら抜いてもおんなじですやんね、、、、。
ちなみにガソリンスタンドではパンク修理はやっていないと断られ、京北警察近くの自転車&バイク屋まで行ったのですがやはり修理不可能でした。
せっかくのツーリングを台無しにしてしまい申し訳ないと、ここで別れる旨を伝えたのですが「一緒に走ってあげるし、無理そうなら先帰ってトラック持ってくるから」とらんまるパパさんに付き合ってもらい帰ることになりました。
走れるかどうか聞かれれば走れます。
ちょっとでも寝かすとリアが外に逃げてしまうのですが、フロントがグリップするのでオン車でダートを走るよりは全然イージーといった感じではあります。
しかしコンパクトに曲がらないといけない交差点などでは、どうしてもスライド程度で曲がることができず、タイヤがリムから外れかけてボコンボコンと音と振動を立てながら曲がらないといけないんですよ。
その状態でも曲がらないのですけど、、、。
曲がらないだけならいいんですけどね、タイヤがリムから外れてしまえば本当に立ち往生ですから、、、ここはお言葉に甘えて一緒に帰ってもらうことにしました。
帰り道はr50の保津峡経由を考えたんです。
ここなら車も少ないですし、車がいてもゆっくりだと。
でも、立ち往生してトラック出してもらうことになった場合を考えると周山街道で帰るのが正解なので車の流れにのれるか心配しながらも周山を走ります。
走りだしてすぐの栗尾峠はヘアピン連続で最悪でした。。。
ヘアピン20キロです、、、。
それ以上で曲がるとタイヤが外れかねない状況で、止まって車に道を譲るなんてシーンも何回かありました、、、。
心の底では車のペースくらいでは走れるかも?なんて思っていたのでガックシですよ。。。
でも、栗尾を過ぎればタイトコーナーも少ないので、ある程度走れてしまうことが逆に面白かったんですよね。
走っているうちにリアの加重の抜き方も上手くなり、もう気分はギャリーマッコイ。
いや今日はニッキーヘイデンにしておきましょうか。
らんまるパパさんがかなり車間を開けて後ろを走っているのは、ペースが危ないのではの意味だったんでしょうけど、本人必死というよりはかなり遊んでました。
すみませんね、あぶなっかしい奴で。。。
そんな感じで無事市内に戻り、らんまるパパさんにバイクを預け、変わりにディオを借りて帰宅です。
せっかくのツーリングがパンクだけで終わってしまいました。。
らんまるパパさん、BT601SSを堪能することが出来ずすみませんでした。
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