仕事帰りのツーリング(09年6月15日)

参加者 自分(グランドアクシス)


昨日の話なんですけどね、実はGアクで周山に行こうという計画があったんです(一人で。)

というのもGアク、2度目のオイル切れ(またやったw)で、またシリンダーを交換したのはいいのですが、前より走ってくれないように思えて、ガッツリテスト&比較をしようと思ったからなんです。

で・す・が…。

ファンカバーのボルトを通す穴のラバーが、経年劣化で意味をなさないくらいグラグラ状態で、それを知っていてそのまま乗っていると、グラグラのファンカバーがプラグキャップをグラグラ揺らし、プラグの頭をなめてしまったおかげでプラグキャップの脱落が頻繁に起こり、途中で引き返さなければいけない状況になったんですよ。。。

も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
消化不良、いや欲求不満ですよ。

なので本日、仕事を定時にあがって、そのまま周山街道に直行することにしたんです。
日が長いって最高ですねぇ。

職場(北区)〜京北町
しかし…、周山街道は、京北まではやっぱだめですね〜。
車が多すぎてもどかしくてしょうがないんです。


とりあえず笠トンネルの出口まで走ってきましたが、かなりの消化不良。
サッと走って、すぐに帰るつもりでいたのに走っていた感覚にもなりませんし、肝心な比較データがな〜んにも取れませんでした。。

「この先の栗尾峠に期待するかなぁ〜」再びにバイクを走らせましたが、細野の信号が青!!この脱力感、周山フリークの方であればわかってもらえるかと思います。。
えぇ…栗尾峠は車の先導のまま越えろということです…。

なので…言うまでもなく…、車の後ろをダラダラと、いやむしろ追突しないか注意が必要なくらいの走行で栗峠を越えていくことになりました。。

ウッディ京北〜芹生峠
ウッディー京北に到着し、「この先どうしようかな〜」って思ったとき、「あっ、久々に芹生峠行きたい」と思い、R477を広河原方面に進み、途中からr361で芹生を突き進みました。

その道中のR477でわかったんですよ。
信号で停止したらメーターが10キロで固定されてたり、100を表示していたメーターが一瞬で70に戻ったり、どうやらメーターがぶっ壊れているようなんですよね。
前よりも速度が伸びないことに対して「パワーが落ちてる。そういや加速も鈍い気がする」なんて完全にシリンダーの個体差が原因だと思いこんでいたのですが…

ははは… 自分の感覚なんてあてにならないですね

さてr361、腐道としてマニアには好かれ、それ以外の方にはすごく嫌われている道。
それもそのはず、京北側には少し広い区間もありますが、完全1車線の道荒れ放題、見通し最悪、ガードレールなしな道ですよ。しかも地味に長いというおまけつき。

ただ、この道とても山深く自然が美しく、途中のポツンと芹生の里という集落があったりで秘境気分に浸るにはすごくいいところなんです。 完全にタイムスリップできるんですよね。

なので自分にとっては定期的に通りたい道。
昔ここでツナギを着たR1の方とすれ違い、自分は6Fでお互い苦笑いしながら通り過ぎたこともいい思い出なのです。

若狭越えとよばれる歴史ある道があり、丹波山地という奥深い山々があったからこそ、自分は大きいバイクと巡り会ったんだなぁ〜と、原付でこの一帯を駆け巡った遠い記憶がよみがえるのですよ。

芹生峠〜自宅

さて道中省略して峠に到着


比叡山は天気のよいときは見えますよ。


芹生峠。峠だけ道が広く、舗装も綺麗!?!?!なので雰囲気だいなし


京北側。峠ちょっと手前。
山深く、完全に秘境な雰囲気。
なぜこのような場所に道があるのかって思えるくらいですよね。

えぇ若狭越えはかじってしまえば奥は深いのです…。
ほら、なぜに貴船や鞍馬には旅館があるのですか??ってね。

だからあさ〜〜く、あさ〜〜くw
ただ、峠というものにはルーツが存在するので面白いんですよ。


完全1車線が続くのでタフな走行になります。
こんな道でも車との離合は2回ありました。


貴船側。
当然のように道路の真ん中には砂利。
苔もたくさん生えているので滑ります。
なのでキープレフト遵守ですよ。
キープレフトしすぎると砂利と落ち葉で転びます。
これが腐道(府道)クォリティ。


峠のお地蔵さん。
芹生峠は峠ではなく登りの途中にあります。


貴船神社を越え、r361はここで終わりです。

そういや、昔は貴船側から登ったすぐあたりで、道の真ん中に切株があったんですけど、無くなってしまったんですかね…、見落としたんですかね。。。
自分的には名物なんですが、どなたか知りません?

とまぁこんな感じの道を走って帰ってきました。
テストのために走りだしたのに、最終的には腐道ツーリング。
三角に尖りかけた目が、逆三角のフォワ〜〜ンってな目に。
それがなんとも自分らしいです。

帰宅は8時半ごろでしたね。
SSで走ると肩こりルートなのですが、Gアクだと楽に走れることがまた嬉しかったり。
酷道ブームのスイッチが入りそうです。

どうです?いいところでしょ?って写真少なくてごめんなさい。。
あまり写真でたくさんみるよりは言って肌で感じて欲しいんですよ。

飛ばせる峠だとか、走りなれたいつもの道なんて言わずに、京都の山にはいい道はたくさ〜〜んありますよ。

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