ゲーム紹介
他を圧倒するグラフィック、細部まで忠実に再現されたモデリングが目を引く、モーターサイクルレーシングゲーム「ツーリスト・トロフィー」
このゲームはグランツーリスモでおなじみのポリフォーニ・デジタルが製作しています。
同ゲームもやはりGTシリーズに同じく、メインモードであるTTモードでは、多数の市販車を収録(100車種以上)、レースに勝つことによりマシンを獲得、マシンを改造し更に上のクラスを目指すといった構成がされています。
今回賞金といった概念がないのが特徴でしょうか
その他、レースを手軽に楽しめるアーケードモード、常に自分との戦いであるタイムアタックモードも収録。ライトユーザーからヘビーユーザーまで遊べる内容となっています。
さらにGT4のように愛車の写真を撮影することも可能。ライディングフォームを調整できたりと山内一典氏のエゴイズムは今回も炸裂しています。
簡単インプレ 5段階評価
グラフィック 5
ポリフォーニクォリティの一言に尽きる。
バイクレースゲームではまぎれもなく最高のグラフィックだが、PS2における全作品で比較してもまぎれもなくトップクラスのグラフィック。
空気があるかのような遠近感の演出、光源処理、テクスチャの作りこみはライダー、マシンが完璧に作られてこそ生かされるものだが、ライダー、マシンのモデリングは完璧の域。本物よりも出来がいいかも!?
コントローラーの入力とライダーの動きをうまく補正し同調させ、それらを絡めたリプレーの見せ方などはクリエイターの枠を超えてアーティストと表現したくなるほど。
サウンド 5
2ストロークのペェェ〜〜ンという音、4ストロークの直4のヴァーーンという音、その再現具合には関心してしまう。
空冷エンジンのガサつきのあるようなエンジンサウンドまで再現されていたのは驚いた。
惜しいのはアクセルオフでのアフターファイヤーがないところ。
鈴鹿の1コーナーやシケインではボォンボロゴロボロという音が聞こえないと寂しさを感じてしまう。
BGM 2
これは好みがあるとは思うのですが・・・、正直期待はずれ。
操作性 3
クイックにもならずマイルドにもならず、ニュートラルより少しマイルドといった動きが入力に対して安心を持てる。
難易度 4
簡単には勝たしてくれないが、慣れてポイントをつかめば勝機あり!といった感じ。
気の抜けないレースが続くので長時間プレイにはむかないが、走りきった満足感は大きい。
なにせライバルが自爆することはないし、自分以外の順位はほぼ固定のままレースが続くのだから絶対に実力で勝たねばならないから。
ボリューム4
エンディングを迎えるだけなら短時間でクリアできてしまうのだが、他の要素でやり込める要素は多い。
総評4
ポリフォーニをもってしてもバイクの挙動を再現するのは難しかったんだろうな〜とは思わせる出来。
リーンの軸がタイヤと路面の接地面ではなくライダーとタイヤの中間点にあり、寝かしこみ〜中間バンクの挙動がしっくりこない。
ハングオフでのフルバンク中にはこの感覚でいいのだが、本来寝かしこみ一発勝負でコーナリング全体が大まかに決まってしまうバイクのコーナリングでは、フルバンク中の挙動よりも進入が重要になってくるのだが・・・。
そのほうが普段スクーターや自転車しか乗っていない人でも自然と挙動をつかみやすかったとは思える。
不意なブレーキのリスクのなさも不満。
バンク中のブレーキはリアを軽く引きずる、もしくはFサスが伸びない程度にコーナー進入のみで当てておく程度にとどめておかなければバイクは転倒してしまうのだが、セオリーに反してフルバンクにいたるまでブレーキをかけ、フルバンクに至ってからブレーキで旋回力を調整といった走りが重要になる。フルバンクからの旋回力もいんちき臭い。
転倒リスクの軽減もマイナス点としては大きい。
ゲームにするにはある程度転倒しないように作らなければならないのはわかりつつも、バンク中にブレーキ操作ができたり、立ち上がりのグラベル進入にあまりリスクがなければレースゲームとしてのうそっぽさは際立ってしまう。
リアルを追求しているゲームなだけにその点だけは納得ができない。
突き詰めていけばバイクのゲームは転倒するからこそ面白いのだから。
最近のポリフォーニの傾向をそのまま引きずってしまっているのが、カテゴリーレースの多さ。
お気に入りバイクでレースを進めたくとも頻繁な乗り換えをしなければレースが進まず、お気に入りバイクがあっても活躍の場がかなり少なくなってしまう。
大排気量が大人げなく小排気量をごぼう抜きにしたり、コーナリングだけに命をかける小排気量が大排気量をつつきまわすなんていう遊び方も楽しみの1つのはずだが・・・遊びを制限されてしまっては・・・。
しかしながらこれらの点を割り切ってしまえばグラフィック、難易度等、完成度が高くゲームとしてかなり遊べてしまう。
ほぼGTシリーズのコースが収録されているため、新鮮味はないがコース攻略に時間がかからないのも嬉しい点。
ライダーが人形ではなく人として乗っているため、リプレーを見るためにレースをしてしまう。
勝つことよりも走ることが楽しいとなればゲームとしての完成度の高さは証明されたようなものだと思う。
プレゼント
※RM=レーシングモディファイ
ストリートマシンカップ・ステージ1
・バイク ヤマハ RZ250 '80
・バイク ホンダ XR250 モタード '05
・バイク スズキ DR-Z400SM '05
ストリートマシンカップ・ステージ2
・ヘルメット アライ RX-7 RR4 A
・ヘルメット アライ RX-7 RR4 B
・バイク ホンダ XR250 モタード '05
・バイク ホンダ VT250F RM'82
・バイク ヤマハ RZ250 RM'80
ストリートマシンカップ・ステージ3
ヘルメット Arai SNC RX-7 RR4 D
バイク MV アグスタ F4-1000S '05
バイク ホンダ CBR954 ファイヤーブレード '02
バイク ホンダ CB750F '79
ストリートマシンカップ・ステージ4
ヘルメット Arai Rx-7 RR4 Harada
バイク MV アグスタ F4-1000S '05
バイク ヤマハ RZ250 '80
バイク モリワキ CBR600 RR-MORIWAKI '05
サンデーカップ
Arai SNC RX-7 RR4 E
Arai SNC RX-7 RR4 F
ホンダ CB400フォア '74
SHOEI X-Eleven UKAWA(TC-5,シルバー/ブラック)
SHOEI X-Eleven YANAGAWA(TC-4,グリーン/ブラック)
トライアンフ デイトナ 650 '05
スズキ スカイウェイブ 650 '04
クラブマンカップ
ヘルメット SHOEI X-Eleven KAGAYAMA(TC-2,ブルー/ホワイト)
バイク スズキ スカイウェイブ 650 '04
バイク トライアンフ デイトナ 650 '05
バイク スズキ RG250 ガンマ レーシングモディファイ '83
TMAX カップ
Arai RX-7 RRS TAIRA REPLICA(US インターカーラ)
Arai RX-7 RR4 TAIRA REPLICA(レッド)
ヤマハ FZR400 レーシングモディファイ '86
スペシャルなゼッケンナンバーをつけれる
2 ストローク・シリーズ SHOEI X-8 SP UEDA
ホンダ VFR400Rレーシングモディファイ '89
スペシャルなゼッケンナンバーをつけれる
ヒーローズ・シリーズ 80's
SHOEI GRV A
TRICK★STAR ZX-10R スズカ8H '05
TRICK★STAR TSURUTA スズカ8H
(SHOEI X-Eleven TSURUTA)
ゼッケン#1
125cc コンペティションモデル・シリーズ
Arai RX-7 RR4 SAKATA
スズキ RG250 ガンマ '83
ゼッケン#1
250cc コンペティションモデル・シリーズ
総合優勝 Arai ラパイドSR YUKI
総合優勝 YSP & PRESTOレーシング YZF-R1 スズカ 8H '05
総合優勝 YSP & PRESTOレーシング NAKATOMI スズカ8H
総合優勝 ゼッケン#1
スーパースポーツ600
総合優勝 agv Ti-TECH VALENCIA
総合優勝モリワキMOTUL タイガーレーシング CBR1000RR スズカ 8H '05
総合優勝モリワキMOTUL タイガーレーシング MATSUDO スズカ8H
総合優勝Arai RX-7 RR4 Matsudo
ゼッケン#1
スーパーバイク 1000
Arai ラパイドSR AOYAMA
ヨシムラスズキ JOMO with SRIXON GSX-R1000 スズカ 8H '05
ヨシムラ スズキ JOMO with SRIXON WATANABE スズカ8H
マスター・オブ・イーグルス ホンダ CBR954 ファイヤーブレード'02
ホンダ CB750F レーシングモディファイ '81
カワサキ ゼファー 1100 レーシングモディファイ '05
Arai ヨシムラレプリカヘルメット RX7 RR4
スペシャルなゼッケンナンバーをつけれる
K1200R カップ
・ヘルメット アライ ゴストラッカー A
・バイク スズキ DR-Z400SM '05
・ヘルメット アライ RX-7 RR4 C
・MV アグスタ F4-1000S レーシングモディファイ '05
・ヤマハ MT-01 レーシングモディファイ '05
モンスター・シリーズ
Arai RX-7 RR4 WATANABE
ヨシムラ 隼 X-1 '00
スペシャルなゼッケンナンバーをつけれる
ヘビーウェイト・シリーズ
Arai ゴストラッカー(ホワイト)
Arai ゴストラッカー(ブライトシルバー)
Arai ゴストラッカー(プロテインブラック)
Arai ゴストラッカー スタウト
ホンダ CB750F '79
Arai ゴストラッカー B
ホンダ CB1300 スーパーフォア '05
Arai アストロ-TR B
ホンダ CB1300 スーパーフォア '05
ユーロスター・シリーズ
スズキ GSX 1300R 隼 RM'05
トライアンフ デイトナ 650 RM'05
カワサキ GPZ900R RM'84
ノスタルジックフェスティバル
Arai ラパイドOR スペンサー
agv KR
Arai アストロ-TR A
TT クラシック・シリーズ
ホンダ RC162 '61
ゼッケン#1
TT ワールド・シリーズ
総合優勝 バイク セブンスターホンダ CBR-1000RRW スズカ8H '05
総合優勝 ツナギ ホンダ KIYONARI スズカ8H
総合優勝 ヘルメット SYOUEI X-Eleven KIYONARI
総合優勝 ゼッケン#1
スペシャルマシンフェスティバル
カワサキ Ninja ZX-12R RM'00
スズキ GSX1100S 刀 ファイナルエディション RM'00>
カワサキ Z1000 RM'05
スズキ GSX 1300R 隼 スペシャルカラー '05
ヤマハ V-MAX RM'05
その他
TT ワールド・シリーズ総合1位でエンディング
TT ワールド・シリーズ総合1位でスペシャルマシンフェスティバル追加
TT ワールド・シリーズ総合1位でタイトル画面変更
2006年2月2日発売。
ツーリスト・トロフィー公式サイト
ゲームの最新情報、画像、動画などはこちらでチェック。
戻る
|