エンジンまでのアクセス方法
シリンダーやピストンのメンテナンスや交換に限らず、AF18をいじるには、この作業が頻繁にでてきます。
たとえばリアホイール取り外しなど、マフラー取り外しが伴う作業ではカウルやシートを外す必要がでてくるのが縦型エンジンAF18E。
そんな作業で毎回辛い思いをしてしまうとメンテ事態が億劫になってしまいますので、まずはこれを覚えてくださいね。
慣れてしまえばちょちょいのちょいですから。
まずはキャリアを外します。

シートを開けてキャリアを固定しているナット2つ、ボルト1つを取り外します。
後部のボルトはT字レンチがなければ少々不便ですので、持ってない方は後のことも考えて購入をお勧めしますよ。
キャリアが外れましたね。
次はオイルタンクのふちゴムを外します。

キャップを外し溝が切ってある部分からマイナスドラバーを突っ込んでください。
シート底のボルト2本を外します。

これはT字レンチとエクステンションがあればすごい楽なんですけど、無ければ苦労する箇所です。
シートのヒンジの根元にあるボルトを外します。

ごめんなさいボルトが見えない画像ですね…
シートカウルの合わせ目を外します。

進行方向に向かって、まず左のカウルのボルト穴に引っかかっている部分を持ち上げます。キーが差しているところにマイナスドライバーなどを入れることのできるくぼみがあるのですが、このままドライバーなどをこじってしまうと折れますので、手でカウルを下から持ち上げるようにして、少し浮かせる感じにしてから外してください。
左が外れましたら右も同じように持ち上げながら外します。

こんな感じになります。
本来ここからシートカウルを取り外す訳ですが、自分はめんどくさいので隙間を広げてシートを引っこ抜きます。

シートカウルを左右に開いたままシートBOXを持ち上げてください。

シートごとメットインがひっこ抜けたかと思います。

このとき広げすぎてシートカウルとアンダーカウルを接合しているツメが、稀に外れるときがあるのですが、とりあえずそのままで再び組みなおすとき忘れずに入れるようにすればOKです。
なのでこの画像の箇所を組みあげるときはチェックなのです。

するとまだカバーに隠れていますがエンジンが見えましたね。
今回はここまで。
お疲れ様です。
組みあげるときはこれと逆の順で作業してくださいね。
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