
1号機(白)
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2号機ハルウララ号(黒)
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・インプレ
・購入動機
・ツーリングレポート
・1号機カスタムパーツインプレッション
・2号機カスタムパーツインプレッション
・メンテナンス
・主要諸元
・Dio日記
インプレらしきもの
メットインタクトに続く第二弾として登場したメットインスクーターDio(AF18)。これが現在にも続くDioシリーズの初代モデルになります。
エンジンはAF18EとG'やDJ-1などのカッ飛びスクーターと同系の縦型エンジンなのですが、60キロ自主規制の導入もありパワーはかなり落とされていて元気がありません。
吸気、排気、駆動系もろもろ違うのでこれはあきらめるしかないのです。
それでも、ノーマルで60キロオーバーはしてくれるのでCDIでリミッターがかかるものよりはノーマル比でなら伸びが嬉しいところでもあります。
初代DioにはSPやSR(AF25)といったモデルも存在し、SPは内容が同じままスペシャルカラー(ロスマンズやテラ彷彿させるもの)であるのに対して、SRはディスクブレーキを装備しています。(出力は同じ)
つまりこの初代DioではSRが最上級グレードということになりますね。
このモデル(AF18)からライブに至るまでのホンダ系スクーター最大の欠点、Fサスの抜けやすさですが、この年式になると99%抜けていると思って正解です。。
ですので下手にAF18を買ってしまうとFサス交換は覚悟するか、抜けを妥協する必要があるので注意してください。
ちなみにRサスも同様のようで、、、自分はコーナーで加重がかかると完全フルボトムしてガガガガとスライドしていました。
正直新車の状態で乗ったことがないので足回りのインプレどころかトラブル報告しかできない悲しさがあります。。
ただ、ヤマハにくらべてホンダは足回り、フレームを総合的にみて全体的にカッチリしているので接地感が良く、0スタートの挙動変化も少ないので安心感があります。好みにはよるのでしょうけど、自然にバンクさせやすいとなると自分はDioだと思っています。
タイヤは初期モデル(88年式)であればチューブタイヤが装着されています。これはあまりメリットがないのでできれば88年式を避けるか、ホイールを別のものに移植したいところですね。
89〜のモデルはエアクリBOX形状が違いますので見分けは簡単です。
バイクを真横からみて正面にラインが入っているのが初期、バイクを後ろからみて正面にラインが入っているのが後期です。どちらがいいかはわかりませんが、1年でエアクリBOXが変わった何かしらの理由があるような気もします。
見た目では後期のほうが容量が大きそうですからね。
ライトは現代のスクーターに比べるとかなり暗い部類です。ちなみに30/35wです。
当時ならこれが当たり前だったんでしょうけど。夜中の舗装林道なんて走れたものじゃありません。
冗談なしに落ち葉に乗って…砂利に乗って…崖下へダイブしかけたこと数十回…。
(そんなところを走るように設計されていないという突っ込みは無用です。突っ込まれるために言ってます 笑)
燃料タンク容量は4リッターと少なく航続距離がかなり少ないので頻繁に給油が必要です。
ただ、燃料タンクの小ささも影響しているのでしょう、この初期Dioは異様に軽く自転車感覚で乗ることができます。
原付バイクが少し不安と思えるおば様達でも気軽に乗れてしまうでしょうね。
悲しい2段加速もアクセルオンでひっくりかえりそうな恐怖感を与えないことに貢献していると思います。
G’、DJ−1などカッとびスクーターの後継車種として走り重視な方はガッカリとする内容ですが、庶民派スクーターとしてはよくできていると思います。
細かな気になる点
ウィンカーインジケーターがありません。なくてもいいようで、ないと不便です。
インナーラックもありません。当時としてはタクトとの差別化の意味なのでしょうが、これがないとかなり不便です。当然コンビニフックなどありません。 えぇ…むしろ当時コンビニがありませんでした(笑)
アフターパーツも当然のように見放されてしまっています。
これは…年式が年式なだけに仕方のないところですが、スーパーDio系の部品は使えますので多少の知識さえあれば不便というほどのものでもなかったりはします。
総合的に見てAF18である利点は…軽さといったところでしょうか。
それ以外ですと総合的に見てスーパーDioがお買い得でしょうね。
1号機購入動機
CBRを普段の足として使うことに不便を感じ、駅の駐輪場に置いたり、お買い物にと使うことができる原付を探していたところ、お世話になっているバイク屋さんが年期の入ったスクーターを見せて「これエンジンとサスをOHするから乗るか?2万でいいから」と言ってくださったので迷わず購入しました。(4〜5年ぶりとなる原付でした)
「OH後だから全開にしなで慣らしはしてね」と言われていたのですが、いきなり全開で走ってしまい、ピストンリングが変形・・・
次の日に直してもらい、チーズバーガーセットだけおごってきました(汗)
それ以降はまったく好調です。

最終仕様
Fサス:AF35初期型HDサス
Fホイール:AF35後期型キャストホイール
Fブレーキ:AF35ディスク仕様
Rサス:TAKE−1
Rホイール:AF35後期型キャストホイール
プラグコード:トリプルコアウィニングケーブル
アーシング
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2号機(ハルウララ号)購入動機
2種登録を済ませた二日後、1号機が盗難にあってしまいました・・。
ZXの足回りなど小僧には目がつきやすいことをしてはいたのですが、2種にしてすぐということは前から目をつけられいたということでしょうか…。
エンジンは何もいじってない書類チューンだったのですが…。
そういう訳で去年の9月下旬から原付のない生活をしていたのですが、さすがに不便でした。
そして今回バイク屋に安い原付が入ったとのことでそれを売ってもらうことになったんです。(また2万で)
別に18にもDioにもこだわってる訳ではないのですが、安い原付となると年式的に古いものしかないみたいで・・・
当然のように現状渡しのボロバイク。バイク屋にとっちゃいい小遣い稼ぎですな。
05年3月
エンジン死亡につき、スーパーDioZXのエンジン載せかえ。
05年9月
クランクベアリング破損につきZXのエンジン死亡。AF27のエンジンに積みなおし。
ライブに限らず前期スーパーDioはクランク周りが弱いですね…。
純正オプションやAF18系(25など)の外装流用でノーマルの形はくずさないというのがポリシーです。
最終仕様
外装
AF25(Dio SR)ヘッドライトケース流用
お買い物カゴ(純正)
フロアマット(純正)
インナーラック(純正)
コンビニフック(カブ用純正)
エンジン
スーパーDio用(AF27純正)
吸気
ライブDioZX中期キャブ
ライブDioZXコネクティングチューブ
吸気ポート拡大
ターボフィルター(デイトナ)
排気
純正マフラー改(KN企画)
排気ポート拡大
駆動系
プーリー (AF28スーパーDioZX純正)
軽量クラッチキット(デイトナ)+AF28スーパDioZXクラッチASSY
ベルト (AF27スーパーDio用 ノーマル)
駆動系:ハイギア(キタコ)
足回り
Fサス:AF35後期型(ライブDioZX)
Fブレーキ:AF35流用ディスク仕様(ライブDioZX)
Fブレーキパッド:中国とかそこらの怪しいものです
Fホイール:AF35後期型キャスト(金)
Rサス:よくわかんないタイ製のもの
Rホイール:AF35後期型キャスト(金)
電装系
CDI:スーパーバトルAF28用(ポッシュ)

最後の写真となります。
2011年5月、兄に譲ることにしました。
グランドアクシス購入以降、Dioに乗る機会はめっきりと減ってしまい、正直使い分けに困る状況となっていました。
自賠責も複数年入っていれば安いですし、税金も1400円、任意保険のファミバイ特約には台数制限がなく維持費はあまりかからないのですが、乗る機会が減るとバッテリーの劣化などの車体の維持に手間がかかり手放すかどうかは迷っていたたところ兄が乗ってもいいと言ってくれたので手放すことにしました。
いくらチマチマといじっていた車体とは言え、価値としてはまったくないに等しいバイク。
運良く廃車料金をおまけしてくれたとしても、現状渡しに近い状態でそのまま他人の手に渡ってしまうのは自分としては悲しかったので、知っている人が乗ってくれているというのは嬉しくもあったりはします。
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メンテナンス
初代88年型が発売されてから既に20年以上が経過しました。
みなさんのDioは無事に成人式ならぬ成機式を迎えていただけたでしょうか。
えっ、ボロだから乗り換えを…?そろそろ葬儀…?
ちょっと待ってください。
こんなボロでは下取りもしてくれませんよ?
廃車料金をオマケしてくれるというのが精一杯ですよ?
さらに下取りもしてくれなかったボロを、バイク屋さんは最低限のメンテナンスで格安で販売、登録代行手数料まる儲けでウハウハなんですよ?
当然長く乗れるタマではありませんから、次の乗り換えまでの繋ぎとしての販売を狙っているんですよ?
それも悔しい話じゃありませんか〜!
原付といえど、定期的なメンテナンスで長く乗ってやることはできるはず。
絶滅危惧種AF18初代Dioが酷い扱いを受けないためにも、長く乗ってやれる方法を模索していきましょうよ〜!
●ちょっとのギャップで車体が跳ねる。ブレーキすると前につんのめる。ハンドルへの振動が凄い。
「古いバイクだから仕方がないな…」
いえ、あきらめるにはまだ早い。
やれるだけのことはやってみよう!
フロントフォークOH
●エンジンがずっとくすぶってる。昔より回転が上がらなくなった。
「深刻なトラブルなんでしょうか…」
深刻かどうかを決める前にとりあえずチェックするのは吸気と排気!
マフラーの排気口に多量のオイルが付着し垂れているあなたはマフラーの詰まりが怪しい…
まずはシートBOXを外してみよう。
そして……
マフラーを焼いてみる。ダメなら交換する。(準備中)
「マフラーは大丈夫そうなんだけど…」
それじゃ最低限ここはチェック!時間にして3分かからない!
エアクリーナー交換(準備中)
●発進加速がどうも悪くて…。坂道を登らなくなって気も…。
「乗り換えるしかないの…?」
たしかに古い車体。乗り換えは確実な選択でしょうけど…
でも、それでいいんですか?
シリンダー交換(準備中)
ピストンリング交換(準備中)
ウェイトローラー交換(準備中)
●エンジンは良く回るのに最高速が伸びない。。
以前までは60キロまで出ていたのに…
そんなあなたは
駆動系消耗部品交換orOH(準備中)
●ブレーキの効きが悪い、または戻りが悪く引きずってる。
ブレーキワイヤーグリスアップ
ブレーキパッド交換(AF25)
リアブレーキシュー交換
主要諸元
型式 A-AF18
全長(m) 1.600
全幅(m) 0.615
全高(m) 0.990
軸距(m) 1.135
最低地上高(m) 0.100
シート高(m) 0.700
車両重量(kg) 63
乾燥重量(kg) 59
乗車定員(人) 1
燃費(km/L)30km/h定地走行テスト値 67.4
最小回転半径(m) 1.8
エンジン型式 AF18E(空冷・2サイクル・単気筒)
総排気量(cm3) 49
内径×行程(mm) 39.0×41.4
圧縮比 7.3
最高出力(PS/rpm) 6.4/6,500
最大トルク(kg-m/rpm) 0.74/6,000
キャブレター型式 PB80
始動方式 セルフ式(キック式併用)
点火方式 CDI式マグネット
潤滑方式 分離潤滑式
潤滑油容量(L) 0.8
燃料タンク容量(L) 4.0
クラッチ形式 乾式多板シュー式
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
キャスター(度) 26°00′
トレール(mm) 70
タイヤサイズ 前・後 3.00-10-4PR
ブレーキ形式 前・後 機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 前 テレスコピック
後 ユニット・スイング
フレーム形式 アンダーボーン
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