カスタム・コンビブレーキキャンセルの方法

今回用意したパーツ
・フェイズ用フロントブレーキホース 税抜 3,800円

CF POSH CF ポッシュ/アルミドレンボルト
・ポッシュ アルミドレンボルトM10×15ピッチ1.25 税抜1,200円

ACTIVE アクティブ/バンジョーボルト ダブル 汎用
・プロト スェッジラインダブルレールポジションバンジョーボルトM10ピッチ1.25 税抜2,000円

フロントカバーを外します。
ネジ1本はここの1本だけ

残りは全てツメで固定されているので、手前に引いて外します。
ただこのままでは指が入らないのでカー用品店やホームセンターで売っている外装外しの赤いヘラのような工具があると便利です。
間違ってもマイナスドライバーをこじらないように。簡単に塗装が欠けてしまいます。

スクリーンを外します。ネジは4箇所です。

インナーを外します。
まずはこの4箇所

最後はここです。

ホースを通すためハンドルポスト下のカバーを外します。

ワイヤー・ハーネス類を抑えてる太い針金のような金具に隙間を作ります。
車体は大きくても原付とやってることがかわりませんね。

隙間ができたら追加するフロントホースを差し込みます。

ホースを固定するステーがステムの中央より少し左側の裏にあるので、ホースを手前に引き出し進行方向の左側、青の矢印のフロントブレーキの細い金属パイプと並ぶように持っていきます。
(追加したホースが赤のライン。 既存フロントブレーキのラインが青矢印の金属パイプ)
これ結果的に失敗でした。(汗)
ホースにあるステー固定用のラバー部分がこの取り回しでは合いません。
自分は写真の中心に見えてる肉抜き穴のあるアッパーカウルステーの下側を通すことにしました。

ホースの下側の取り回しも合わせたら、ホースの固定は後回しで次はブレーキフルードを抜いていきます。

これがコンビブレーキのユニット。
手前の大きなバンジョーがリアマスターからフロントキャリパーへ分岐させている部分です。

開けた瞬間フルードがも出さないようハンドルを真っ直ぐにしてから、マスターシリンダーのブリーザーキャップを外します。

ブレーキフルードは塗装に凄く悪いので、下にタレてしまわないよう、タンクにグルッと吸水性のいいウェスを巻いておきます。(紺色でわかりづらいですね・・・)
入っているブレーキフルードはティッシュに吸わせます。吸わせすぎると出すとき滴りおちるので注意。
スポイトであらかじめ吸っておいて減らしておくと楽です。

ホースに残っているフルードはリアブレーキキャリパーのブリーダーボルトから抜くのですが、マフラーがついている状態ではアクセスできないのでまずはマフラーを外していきます。
センターパイプのジョイント部分は緩めるだけでOKです。

サイレンサー上側は1箇所


下側は二箇所。
あとはグリグリと後ろに引っこ抜けば外せます。

これでようやくリアキャリパーにアクセスが可能に。
ドレンボルトはここにあります。
キャップを外し、まずはレンチをセット。

つぎにフルードを抜くためのホースを繋ぐのですが、自分は使い終わった洗剤容器にチューブを突っ込んだものを使用しています。
ホースは耐油性のある透明なものが必要です。
長年使っているうちにすごい色になってますが、これもともと薄いピンクの入った透明チューブでした。
ブリーザーボルトを緩めてリアブレーキレバーをストロークさせてるとブレーキフルードが出てきますので、何度も繰り返していきます。
コンビブレーキのセパーレター部以下まで油面が下がってくれればいいのでけっこう適当に抜きます。

フロントのコンビブレーキ用のフルードは全て抜きます。
リア同様レンチとホースをこのようにセットし、ブリーザーボルトを緩めリアブレーキを何度かストロークさせフルードの出が悪くなるまで続けます。

コンビブレーキのセパレーターからホースを外す前にフロントフェンダーにはウエスを被せて置いてください。繰り返し言いますが、フルードの塗面への攻撃性は凄まじいですから。
垂れたら即でパーツクリーナーで洗浄しましょう。

で、ホースを外そうとしたら・・・
ガッチガチに締まっててスパナでは回りませんでしたっと・・・
しかも前側はわざとらしくヘッドライトユニットで通せんぼされてて素人はいじるなとでも言われているような感覚になります。
まぁ間違えて外してしまわないようにということでしょうが

で、自分はライトをずらして前からT字レンチでアクセスしました。
穴が空いているので本来そうするのでしょうか。
ちなみにヘッドライトを広げるには、アッパーステーに固定されているネジを2本外し、ライトにはめ込まれたインナーカウルのツメを外し、ヘッドライトを手前に引き出したのち、横へスライドさせます。

ホースを外したところにドレンボルトをセット。
ドレンワッシャーを組み込んだ状態で15mの寸法なのでドレンワッシャー+シーリングワッシャーで止めてます。
これでようやくリアブレーキのラインは1本になりました。

リアブレーキホースにフルードを入れる作業に入ります。
まず、毎度のようにタンク周りをウエスで覆います。
↓
タンクにフルード液を充填します。 ←満タンの半分ちょいくらいにとどめておいてください。満タンにするとストロークの反動でこぼれる可能性があります。
↓
ブレーキレバーをゆっくりストロークさせるとマスターシリンダーから泡がポコポコ出てきます。
↓
何度も何度もストロークさせ気泡が出てこなくなったらホース内部のエア抜きにうつります。
↓
キャリパーのブリーダーボルトにレンチをセットし、ホースを挿します。
↓
スカスカの状態のレバーをフルストロークで固定。
↓
ブレーキをにぎったまま、リアブレーキキャリパーのブリーダーボルトを緩めます。
↓
最初のうちは何もでてこないけど3秒くらいで締める。
↓
また上に戻ってブレーキレバーをゆっくり何度かストロークさせます。
↓
ブレーキをにぎったまま、リアキャリパーブレーキのブリーダーボルトを緩めます。
↓
最初のうちは何もでてこないけど3秒くらいで締める。
↓
また上に戻ってブレーキレバーを何度もストロークさせます。
これを繰り返しているうちに、ブリーダーからフルードと一緒に泡がポコポコでてくるようになります。
タンク内の油面が下がりすぎないよう、少しづつフルードを補充しながら同じ作業を繰り返し、気泡の混じっていないフルードが流れてくるまで続ければ完了。
ブレーキレバーのタッチが戻るまでレバーをストロークしてください。
タッチが戻らないときはまだどこかに気泡が混入しているはず。
ブレーキホースを叩いたり揺すったりすると出てくることがあります。
それでも出ない場合は一晩ブレーキレバーをタイラップで縛って圧をかけ、翌日にエア抜きをしてみてください。

つぎはフロントのフルードを少し抜きます。
抜くのは3分の1くらいでいいと思います。
要はバンジョーボルトを抜いてしまってもブレーキフルードがこぼれない位置まで油面を下げておくのです。

ステムに固定されたこのステーを外してコンビレーキ用のホースを抜きます。

フェンダー側も同様に。

「ふん!」と掛け声と同時にぐっと力を入れてやれば簡単に広がるとかどうとか・・・
これでコンビブレーキ用ホース除去完了です。

コンビ用ホースが入っていたところに新たなホースを装着。

実はフェンダー側のステーはうまくラバーで覆われた部分に挟むことができません。
時間があるときにデザインナイフで剥ぎ取って位置をズラすつもりですが、今日はやってません。

で、フロントマスターシリンダーのバンジョーを外します。

外れたらダブルのバンジョーで2本のホースを連結して固定。
これでフロントブレーキは常時3つのピストンが作動してくれるのです。

そしてまたフルードを補充してエア抜きをします。
正直この全ての作業においてエア抜きをしている時間が半分くらいかかってますので・・・

KTC ケイティーシー/フルード吸入器
キャリパー側から注入できる注射器などを購入しておいてもいいかもしませんね。
作業は以上です。
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