陽気に誘われ信楽〜和束ツーリング(03年2月4日) 参加者: 自分だけ(で正解だった)
ここ数日の寒さが嘘のように今日は暖かい。気温も軽く10℃を越え立春を感じさせる。 「こんな日に走らないのはもったいないな〜。」 と、夕方の5時にもかかわらず前々からチェックをしていたポイント目指して走りだした。 日も少し延びてきたようで5時には綺麗な夕焼けだった。
たしかに道の割には交通量が少なく、ところどころにある狭い場所での対向車さえ気をつければ快走ワインディングルートだが、コーナーのバリエーションやアップダウンがイマイチで、周山街道などのワインディングと比べてしまうと少しメリハリには欠けるルートというのが個人的な印象かもしれない。
突然、目の前に車の渋滞ができる。
見過ごす訳にもいかないので、おばさんに変わって自分も戦力に加わると、車はあっけなく上がってしまい自分でも驚いたのだった。 そして、立ちごけキングな自分は引き起こしで普段から鍛えられすぎていたのかもしれない・・・。
その府道62号線の犬打峠の頂上で宇治へ向かわずに鷲峰山を目指す。 マップルによると「夕暮れどきが素晴らしい尾根の1.5車線」とあるが、時刻は6時をとうに過ぎており、辺りは明かり一つない真っ暗闇だった。 しかし躊躇なくその道をいく自分
しかし飛ばすにはもったいない、景色だけで十分満足できそうなルート。 これこそ知られざる名道!「人があまり知らない道=自分だけの秘密の道、そして自分だけの空間」そんな感覚に襲われ気分はワクワクしてくる。
バイクのエンジンを切ると月明かりだけの闇の世界。
「暑いだの寒いだの、雨だの霧だの関係ない。そこ(目的地)に自分の求めている”もの”(楽しい道であったり、風景であったり、美味しい料理なんでもいい)があるかないか。」
最初は”また”砂利だろうと気にもしなかったのだが、これが雪だと気づくにはそう時間がかからなかった。(暗すぎて灰色に見えた) 「やっばぁ〜・・・こんなことでコケたらシャレにならない。。バイク屋にきてもらうにも道を説明できないぞ。。」なんて考えながらこわごわ走っていくと・・・
しかもタイヤ痕をよくみると、ブレーキをかけたがハンドルがきかず、道路わきの電柱にぶつかっていったようなタイヤ痕すらある・・・ (現場検証:このタイヤ跡だけ雪を深くえぐっているので、ブレーキを強くかけたせいでタイヤをロック、ハンドルがきかず直進する。側溝を乗り越えたのち、サイドを電柱に軽くヒットした反動か、土手に乗りあげたかで車の向きがかわり道路に復帰したと思われる。)
R307へ抜けるまでに、この様な状態の場所が4箇所もあり、さすがに今日にこの道に来てしまったことを後悔していた・・・ 「ネタでこの時期にこの道を選んだわけではないんだけどな〜・・・はぁ・・・」
「ま、いいや、今日みたいなちょっとしたお出かけも、すくなくともレポートのネタにはなったんだし。」
思惑通りR307には雪も凍結もなく、氷点下とはいえスムーズに走ることができ、宇治田原、宇治川ライン→R24と走り家に帰ったのであった。
家に帰ってコタツに入ると全身がかゆい。むっちゃくちゃかゆい。 そのまま自分はコタツムリ(コタツにもぐって頭だけだした状態)となり、全身のかゆさと小一時間格闘して、今回のツーリングは幕切れとなったのである。(笑) |