周山街道雪見ツーリング2017 (2017年2月26日)

参加者:自分(CBR600F4i) 


本日は今年初の周山街道。例年に比べてかなり遅いですね。
今年は正月がすごく暖かかく、昨年12月から考えてみても、「周山へ行ったところで雪景色でもないだろう」なんて、年始は近場の峠で遊んでいたことが多かったのですが、一月の中旬から雪が降るわ、降るわで(女子駅伝の中継車から選手が映らないほどの雪とニュースになるくらい)、周山街道も倒木により通行止めになる被害。

その後も日曜は雨だったり、雪だったり(当然京都北部はさらに雪てんこ盛りになる)、風邪をこじらせたりしているうちに、気が付けば正月以来バイクに乗っていないという事態になっていたのです。

先週19日、しりうすさんのお誘いで針や月ヶ瀬に走りにったのは今年初めてのツーリング。 いつものように宇治川ラインから宇治田原経由で和束→笠置→柳生→針へと走ったのですが、超絶寒くて指の感覚のない状態で犬打峠の下り(急斜面)をくだったり、R369が何ヶ所もカチカチに凍結してデンジャラスだったり、コーナリング中に激しくリアをスライドさせてクソ寒いのに全身鳥肌ものだったりと、とにかく寒さと、いや違いますね、何より耐え難かったのはやはり痛さですよ、痛さ、痛さと戦いながらの走行と、新年一発目のツーリングは、2月になったところで、マゾツーリングになってしまうのが例年通りといったところでした・・・。

えぇ前日は、京都市内でも夜間は雪の予報でしたからね、こうなることは、ちっとばかしはわかってはいたのですが・・・。
ただ、わかっていたから対策はしてきたつもりだったのですが、最近歳のせいなのか、ど〜〜〜しても指先の冷たさが我慢できないんです。
ついに40歳になってしまって、年齢的にそうなのかもしれませんが、朝の通勤レベルで苦痛を感じるようになってきた指先の冷たさ、そろそろハンドルカバーなり、グリップヒーターなり、ブルジョワに電熱グローブなりと対策していかなければ、苦痛が笑えなくなるかもしれません・・・。

でもそんな寒い思いをしたあと食べたラーメンはすごく美味しかったり、ドリームキャスト(と沢山のソフト)を「遊んでないから」とラーメン代だけで頂いたり、名阪国道のオメガカーブでアフリカツインに追いかけまわされたり、ちこっとばかしアフリカツインに乗せてもらったりと、とにかくご褒美盛り沢山のツーリングで、これからのシーズンインに向けてテンションは上がったんですよね。


さて、話をもどしましょう。

本日の天気、京都府北部 晴れのち雨 最高気温10度 最低気温−1度
先週が寒すぎましたから、今日は暖かいと認識して問題のないレベルだと思います。

防寒対策もしっかりとしてきたので、市内を走っているときは「暖かいな〜」という気分で走っていました。

R162に入り高雄へ。
ここから川沿いになり、体感気温は一気に下がるのですが、寒さ的には全然問題なく、「サンデードライバーが遅くて嫌・・・」と走りを楽しむ方向に思考は傾いていました。
路面も濡れていなかったですからね。

中川トンネルを抜けた先も路肩に雪はありません。
笠トンネル手前に来てようやく路肩に雪が見られるようになるのですが、「ここでこれならこの先かなりイージー」と、積雪の少なさに拍子抜けな感じで北を目指します。

京北の寒さを耐えているとき、ほんのわずかなぬくもりを感じることのできる京北トンネル。
でも今日は指先が痛くなることもなく、路面もほぼドライで走ってこれたので、走り重視でトンネルを迂回する裏栗尾(r362→R477)を走ることにしました。

まぁさすがにオールドライという訳にはいかず、けっきょくは雪解け水が流れていたりで、慎重に走らないといけなかったのですが、それでも楽しく感じて、こっちルートで正解だったと思います。



さて、上弓削の直線へやってきました。
路肩に除雪の雪が残っていますが、路面はドライ。
山を見ても白くはなってませんし、深見峠も大きな問題はなさそうに思えます。


直線後半からの雪の量や路面状況を見て、この先にある深見峠の路面状況をある程度予想するのですが、除雪された雪が残っているだけで、路面は乾いているため、深見峠は問題無しと確信します。

対向からやってきたライダーがスローダウンの合図をしてきたので「アイスバーンでもあるの!?」と警戒すると、覆面パトカーと捕まっている黒のワゴン・・・。
えぇこの直線から深見トンネルまでの区間でよく潜伏している銀色のクラウンですよ・・・。
これが出てきたってことは、もう春ってことなんですか・・・?

写真を撮ってやろうとカメラを構えたら、ここでなぜかの電池切れ。
家を出るときは残量に問題はなかったのに、寒いところへ来ると一気にバッテリー残量が減ってしまうという、あるあるネタを披露してしまいました・・・

あぁここから先がいいところなのに・・・
すみません深見峠の写真は無理なようです・・・。

深見峠、路面は問題無しでしたが、さっきの覆面を見たドライバー達が超ゆっくり走っていました。
どの間を往復していて、どこに隠れる場所があって、どの車種でどの色の覆面がいるかなど、頻繁に走りに来る人は情報を共有していて捕まらないのに、サンデードライバー達は平均速度がゆっくりでも、速度が出た瞬間に捕まってしまうという不条理・・・、いや自分は捕まらないほうに恩恵を受けている立場で、言える立場ではないのだけれど、やっぱりなんかおかしいですよね。。。

えぇ自分が去年、和知のR27で覆面に捕まったときなんて「ゆっくり走っていたから捕まってしまった」なんて素で口にだしちゃいましたもの。。
(隼ツーリング参照)

深見峠をくだった先の深見集落で気温は7度。
目的地、美山牛乳では8度と、今日は路面も気温もイージーライドでした。
心配していた指先も全然痛くならなかったし、涙が止まらないことも、シールドが曇って前が見えないこともなく、これは毎朝の通勤のほうが辛いと思えるくらいだったのです。


美山牛乳には沢山のバイクが来ていました。

え、なぜ写真が撮れたかと?
ホットコーヒーで一生懸命カメラのバッテリーを温めたのですw

で、面白いことに、深見峠の濡れた路面でドロドロにバイクを汚しているのは、スーパースポーツなどの走り系バイクが多く、GSなどのアドベンチャーバイクはr19で迂回してきたのか、バイクがあまり汚れていないという逆転現象が。
走り系ライダー達よ、君らはどこまで困難に飢えているのだ・・・、ハイグリップタイヤは雪解け水の路面を走るタイヤではないはずなのだが・・・。


帰りはいつものように定点観測。

大雪の影響は除雪のレベルを高めている気がする。


深見峠、京都側
美しいんですよ、雪景色と針葉樹と木漏れ日が。
冬の日本海側はいつも厚い雲に覆われていて、木漏れ日になるほどの光が刺すことが珍しいのですが、こういう景色が稀に見られると「あぁ寒い中を走ってきてよかった」って思うんですよね。
針葉樹と雪は絵になって、北欧のような雰囲気を・・・、あっこれは知識の乏しい自分が勝手にWRCのイメージと重ねているだけなのか(汗)

でも茅葺き屋根に積もる雪、田畑の境界を覆い隠して、ただただ真っ白に広がる平原を見ると、古き良き日本の風景を思い起こさせ・・・・・・
あ、これも知識の乏しい自分が、まんが日本昔話のイメージと重ねているだけなのか(笑)
自分、そんな田舎にも、そんな時代にも、生活したことないや(汗)


とまぁ、こんな感じで、寒さに耐えるというほどのこともなく、バイクが沢山走っていて、春の予感を感じさせる1日でした。

ちなみに帰りの上弓削の直線では自分の真後ろに覆面が着いてきましたけど・・・。

帰宅後は洗車ですよ。 これをちゃんとやっておかないと、あらゆるところが錆びてえらいことになってしまうのです・・・。


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