(05年8月3日)
参加者 自分(CBR600F4i)
知床観光ホテル〜箔
相部屋ライダーさんもこのホテルで朝風呂に入るといっていたので早朝の5時に目覚ましをかけると伝え、その時間に起きた。
正直あまり寝ていない。。。昨晩も睡眠時間は4時間くらいだった訳だ。
布団や枕が変わると寝付けない自分は旅行などで疲れ果ててしまうタイプなのだ。
「疲れは温泉で癒す!」さっそく自分は熊の湯めざしてバイクを走らせる。
温泉まではすぐ近くだからと短パンにTシャツのままだ。
外は霧雨なのか朝霧なのか……バイクで走るとかなり寒い。この格好じゃ出てから湯冷めするな…。失敗だわ。。。
熊の湯に到着。早朝だというのに駐車場には沢山の車がとまっていた。
その車のドライバーさんが声をかけてくる。「もう掃除がはじまってるよ」と。。
前日に掃除の時間があるとは相部屋ライダーさんから聞かされていたのだが。。。たしか6時からでは…。。時間を確認してもまだ5時40分くらいである。。。

とりあえず熊の湯へ向う橋を渡ってみるが…

やはり掃除中…だ。。
寒い思いだけして再び幽霊ホテルへ戻り、熊の湯は諦めセセキ温泉に入りにいこうと荷物をまとめた。
屋根があるとは便利なもので…お湯を沸かすためにストーブや鍋まで出してしまってはいるが、ビニールシートもなけりゃテントもない。テントも干さないでいいわけか。
ゆっくりと仕度したつもりでも7時には出発でき、一路セセキ温泉へ向う。
あいにく天気は雨となってしまったが…。
セセキ温泉とは海岸に温泉があり、満潮時には水没してしまうといった豪快な温泉。
ガイドで見るかぎり周りに何もなさそうなので、見られ放題いや〜んエッチな温泉というのに抵抗はあるが是非とも入っておきたいのだ。
セセキ温泉を目指しr87を北上していると光ゴケの洞窟なる看板を発見。
そこへ立ち寄る。

”ここからのぞく”といった看板があり、そこを除きこむ。。。。。。
が。。。。。。

蛍光グリーンの苔が生えてるだけじゃないの!??!
何度も何度も眼を凝らしてみるも…やはり蛍光グリーンの苔が生えているだけだ…。
自分のほかに作業服のおじさんが3人いる。管理者達だろうか?色々と調査をしている。
そこでその一人に「すみませ〜〜んひかりごけってどれですか?」と聞くが…
やはりひかりごけは蛍光グリーンの苔であった。。。
ひかりごけなんて聞いたら自分世代はラピュタに出てくるようなものを想像するんですけどね(涙)
ひかりごけは肩透かしの終わり、再びセセキ温泉を目指す。
正直寒い…。
「そろそろ風呂入りて〜〜〜」なんて思っているとセセキの滝というのがあらわれ、セセキ温泉近くまで来ていることを確認。

そしてついに温泉へ到着する。
セセキ温泉〜相泊温泉
「ここって有名な割りには誰もいないのね。」
駐車場にバイクを停めたときの印象だった。
が、しかし良く見ると・・・・・・
清掃中・・・・空っぽやん。。。
自分またもや掃除に阻まれてしまった。。

待つ気はないので写真だけを撮る。
このときは干潮だったのだろうか?イメージとは全然ちがったことに少々がっかりもさせられた。
パイプでお湯をひいてしまっていては、どうしても天然露天風呂とは言い難い。。囲いのない旅館の露天風呂?そんな印象を受けてしまう。。。
まぁ入ればまた違う印象を受けるということはわかっているつもりなのだが…
さて、霧雨の中、2度の空振りで意固地になってきている自分。
「こうなりゃ風呂入れるところまでひたすら走ってやるわい!」ってな気分。
ベショベショとまではいかないが、ベトベトになりながらも、さらに北上し相泊温泉を目指した。
柏温泉〜知床峠
相泊温泉は小さな小屋といった感じでビニールシートの屋根がある。
正直露天という雰囲気ではないのであまり興味のなかった温泉だったが、着いてみると人で賑わっていた。
さっそく自分も中へ入る。
温泉の前は海なのだがテトラポットで前が見えない。国後島が見えるという話だが、今は雨なので何も見えない。

しかし観光気分の自分はどこか勘違いをしていた。
風呂に入っているとおじさん達が声をかけてくる。そこから世間話がスタートする。
どうやら自分を除いた人達は地元の方らしい。
知床は昆布の産地で収穫時期になると家族総出で昆布漁を手伝うらしい。
一人のおじさんも普段は札幌に住んでいるが、手伝いのために帰ってきたと言う。
そして早朝から仕事をし、この時間になると温泉に入って休憩するのだとか。
つまりこの温泉は地元の公衆浴場の役割を果たし、地元民の休息の場であると。そしてここへ来るということは地元の方々と触れ合うことを意味し、さらには知床の文化に触れるということだったのだ。
観光気分で浮かれてしまって忘れていた。。。日本そもそもの風呂の文化ってやつを。。。
風呂も暖かいが、見ず知らずの他人同士がこうやって触れ合う暖かさが風呂ってものだったんだよ。。
銭湯に行くことがイベントのようになってしまった自分世代にはこの感覚が薄れてしまっていたんだなと。。
いいお湯を堪能できた。
が、、はてさて、、温泉で体は十分に温まったが、霧雨の状況はかわらずバイクに乗れば体が冷えてしまうことは想像に容易かった。。
ここでカッパを着ておけばよかったのだろう。。。軽く見ていた自分は後に本降りとなった雨に全身がベシャベシャになってしまう。。。。
グローブだってベシャベシャ。靴もベシャベシャ。
全身ズクズクになっていたものだからかなり気持ちが悪い。そしてポカポカしていた体もすぐに冷え切りさらに悲惨に。。。。
こんな悲惨な状況になると、なぜか走行ペースが上がってしまう自分。
走っても雨がやむわけでもないし、雨のあがっているところへ行ける保証もないのに・・・・。
カーブじゃハングオフで走るわ、前を走るバイクは例えCBR1000RRでも抜きにかかるわとライディングハイになっている。
そんなであっという間に羅臼へ戻った自分。
あいにくの天気覚悟で知床観光へと向った。
さすが世界遺産知床。この時間からも知床峠へ向う車が多く観光バスなどを含め数台の車が列をなしてトロトロと走っている。
雨は先ほどと比べマシになってきたが、今度は霧がかかり昨日の悪夢が蘇る・・・
が、
霧を抜けるとピカーーーンと晴天。
知床の大自然が美しいじゃありませんか!!
写真を撮っては走り、撮っては走りを繰り返し知床峠へ到着する。
知床峠は平日だというのに観光客で埋め尽くされていた。
知床峠〜知床五湖
ツアー客に紛れてガイドの話に耳を傾ける。
この一帯に見える背の低いトゲトゲした植物はハイマツ(這松)という高山植物で既にここは森林限界とのこと。
知床峠の標高は740mほどしかないのだが、冬の厳しい気候のために森林限界の高度が低いらしい。

「そういやさっきまで普通に白樺の森が広がっていたのに」
そう思い返すと、この景色の変わりようは世界の果てというものや、未知の世界というものを想像させ心躍る。
それまでに、この知床峠の風景は日常とはかけ離れているのだ。
雄大な自然を目の当たりにしたとき人は言葉を失う。
まさにそうなのだろう。これまで見てきた牧草地や風力発電所、ただひたすら真っ直ぐな道などは、北海道らしくはあるが、やはり自然ではなく人工のもの。
北海道らしさを求め、北海道らしさを堪能し喜んでいた。
しかし今ここに広がっている世界は北海道というキーワードを一切不要としてただただ美しいのだ。。
知床峠を堪能し、次は知床五湖を目指す。
r93の沿道にある白樺の林はTVや雑誌でみる知床の風景と同じ。親子連れの鹿もいる。
自分が知床にいるということを改めて実感するのだが、鼻歌はやはり北国の春から抜け出せない。。。(しらかば〜〜あおぞ〜ら み〜な〜〜みか〜ぜ〜〜♪ けっこうノリノリ)
知床五湖へ向う途中にどうしても立ち寄りたい場所があった。
それは岩尾別温泉。
写真で見る限り北海道で一番綺麗な露天風呂かもしれない。そんな期待があった。
自分も持つイメージでは深い森の中に天然滝壷のような3段の岩風呂。それが温泉になっている。森林浴に温泉欲二つ同時に楽しめる静かな場所。
しかし現実は違った。
見るだけで帰ってきた。。。
なぜかというと、あまりにもへんてこな場所(ホテルの駐車場の裏あたり)にあるため入る気にはなれなかったのと、旅館からホースでお湯をひいていることに興ざめしてしまったから。
無料露天風呂というよりは無料で入っていいホテルの岩風呂といったほうが正しい。。
やはり天然露天風呂はその場で沸いていて欲しいものだ。。この考えは間違っているのか…?
だが、いい写真は撮れた
着替え中のおにいさん付き!(2枚目の写真。わかるかなぁ…)
決してわざとではありませんので。。。
知床五湖へ到着。
工事のために全部見て回れないことが多いと相部屋ライダーさんは言っていたが今は何も規制がないようだ。

ここはやはり90分コースでしょ〜。せっかく来たんだし全部見なきゃね。
知床五湖〜開陽台
とりあえずは休憩と売店へ入る。熊よけ鈴の販売やレンタルなどがあった。
「こんなに人がいて熊が出ることもないでしょう」
そう軽く考えるのは自分だけだったのだうろか、いざ散策路を歩いてみると鈴をつけていないのは自分だけくらいだった。。。
でもでも、、、、これだけ周りが鈴の音ならしれば自分も平気だよね・・・?

一湖

岩から木が生えてますが、もともと知床には豊な国土がなく、こうやって木が生えては枯れ、土を作っていったそうです。
二湖ですね。
三湖かな…?
えっ…三??四??わからん…三湖っぽいけど
四湖です。。。たぶん。。。
五湖のはず……
90分歩くことにそれほど疲労はなかった。
しかし写真を見ていただければわかるように三湖から雨が降ってきて、五湖では本降り。自分含め、雨天準備をしている人はおらずみんなそろってビショビショに。。。
それとなんとも皮肉に思えるのが一湖の景観の良さ。
草原をバックにした湖が知床連山を綺麗に映し出しているのだが、対岸に森がないのは明治時代に牧草地にと開拓をしようとして失敗した跡地らしいのだ。。。
そう知ってしまうと、この広がりは。。。。うむぅ。。。
考えさせられるものがあるな。。。
さて再び駐車場に戻ってきた自分、売店で少し雨宿りをする。
しかし、雨は上がるどころか次第に強くなってくる。。。
ここまで濡れれば一緒か……展望台まで濡れたまま移動。

正直あまり綺麗ではない・・・・
雨が少し弱くなったところで移動を開始する。
次の目的地は今日の野営地である開陽台。
今になって遅いかもしれないが、ここからは雨天装備だ。
R355を南下していく。
雨も強いが、海沿いなので風が強い。。。
もともとここら一体は風が強い地域でもあるのだろう。海とは反対の方向に伸びている木がそれを物語っている。
標津町からはR244へ。

この先にいよいよ北19号が待っている。ただただ真っ直ぐな道がそれを物語っている。
軽く説明だけしておくと、北19号とは北海道を代表する道の一つで、ただひたすら真っ直ぐな道がアップダウンを繰り返す丘を貫くように通っている道である。
その真っ直ぐな道をバックにバイクの写真を撮る。
北海道に行く前から決めていたこと。
しかしこの天候ではどうなんだろうな・・・
いよいよ北19号へ入る。
さっきから直線しか走っていない。この一帯どこを走っても直線の道しかないようだ。この解りやすさが北海道。
で、、、、直線となると一体自分はどう走ればいいのだ。。
出せるだけ出すというのはナシにしても、ハイスピードを維持して走るのは集中力と体力を浪費してしまうだけ、かといってこんな道法定速度で走っていては進んでいる気にもならない。
どっちにしろ、何が嫌かって飛ばそうが飛ばさないだろうがアクセルを一定のまま走るというのはど〜〜〜〜〜〜もつまらなく思えてしまう。。。
けっきょく、周りに車がないことをいいことに飛ばしてみたり、ゆっくり走ってみたりした。でもやっぱし何かつまらなくはあったが。。。
まぁ原因の1つに景色が全然変わらないというのもあるだろう。
ここらは牧場、それを囲う防風林しかないのだから。
さて、自分がどれだけ進んできたのかも良くわからない。
雨は相変わらず降っていて霧のせいで道路のアップダウンも綺麗に見えない。
よく写真で紹介されている北19号、本当にこれを走っていればその場所に辿りつけるのであろうか。。。だんだん不安になってきた。
アップダウンの見渡せる箇所が何ヶ所かはあった。しかし自分が見た写真のように豪快なアップダウンを繰り返すような場所がない。
結局、思っていた場所が見つからないまま開陽台へと到着してしまう。
開陽台〜道の駅摩周温泉
開陽台に着くと周りの林がなくなり風雨はすごいものとなる。
さすがにこんな状況でここへ来るのは自分一人だろうと思っていたが先客はいた。
霧でなにも見えない展望にお互いガックリといった表情のまま、一応開陽台をウロウロと回る。
展望台から下を覗き込むと、この悪天候でも数人のライダーはテントを張っていた。

動画で様子を撮っていたのですが、サイズが大きすぎましたので画像で…
赤い円がテントですがわかりますか…?
風でバタバタと音を立てているテント。中には形が崩れかけているものすらある。
こんな嵐のような開陽台にテントを張っても星空を期待するどころか、我慢大会に近い状況になることはみえている。
開陽台、、、、、誰もがあこがれるキャンプ地なだけに中止するのは断腸の思いだが、これは中止しておくべきだろう。。
開陽台でのキャンプは次回に取っておく。これは次回の動機にも繋がるというものだ。
はい。中止!やめやめや〜〜めた。
「よし、とりあえず摩周まで行くかぁ〜〜。」
開陽台を勢いよく飛び出した自分は北19号を真っ直ぐ走りだした。
走り出したはいいが……r150が曲がりくねってるうえに、標識も少なかったためにいきなり迷子になってしまった。
開陽台で迷子になると悲惨でしかない。景色に変化がなく方角すらわからない。。まるで富士の樹海状態。
さらに交差点のなど2〜3キロに1回しかなく簡単に針路変更もできない。
さらにメインルートを外れているものだから一時停止の標識がある。これがまた止まれない……急制動状態……
その悲惨な状況の中……ガソリンまでがない。。。
道を聞くにも人がいない。。。。。
どうすりゃいいのさ自分。。。。。。。。。。
偶然にも府道を見つけることができ、なんとかR243まで出ることはできたが本気で遭難してしまうかと、このときは思った。。。。
ガス欠手前ながらも給油を済ませ、摩周を目指す。
東に行くほど雨は弱まり、道の駅摩周温泉に着く頃にはあがっていた。
摩周温泉〜硫黄山
雨がやんだとカッパを脱ぐ。びしょびしょになった靴も靴下脱ぐ。それをバイクに干す。
体中がふやけてしまっていて気持ちが悪いが、これで少しマシにはなったかも。。。開放感だけは満足の域だ。
湿ってしまった地図がガイドブックもとりあえず干してみる。
短時間で乾くわけもないのだが。。。
浮浪者の自転車がバイクに変わったような状態で駐車場の車輪止めに腰かけしばしの休憩。
というか、そもそもツアラー、キャンパーってもんは汚いものなんだぞ!!っと。。
そんなことをしていると二日目にサロマ湖の道の駅で出会ったZZRタンデムご夫婦に偶然にも再会する。
ご夫婦は帯広のほうから来たらしい。
「北海道は晴れている場所へと移動するのが基本!」
ごもっともです。。。いい加減湿った荷物を乾かしたいし。。気持ち悪さ満開だし。。。
でも、自分強行スケジュールなんです。。。。ターミナルで寝た1泊を除いた、4泊で北海道の3分の2は回る予定なんです(涙)
そそ・・・奥さんに「道の駅のスタンプ集まりましたか〜?」に聞かれたが、、、、、
現状で押せてるのは10個くらいっと。。。
「摩周湖はもう行った?これから?」
そう聞かれて「これから」と答えると「霧ですごいことになっているから気をつけて。視界が全然ないから」と教えてくださった。
ただ、霧なんて慣れっこな自分は内心「たとえ世界のどこへいっても霧の百井峠(酷道477)走りなれている自分には平気だし〜」ってな気分だった。
さて問題です。
これはなんでしょう…?
少し引いてみましょう。
はい……霧の摩周湖です。
もう、すんごい霧でした。 明日にでも結婚できるに違いない。。。
自分がこれまでに体験した霧の中でもTOP10には入るくらいにすごい。
濃いというより、重い霧??
バイクで走っていると、すぐに全身がベタベタになるし、バイクにあたった霧は水にかわって水滴が自分がかかってくる。
それほどに霧がすごかった。
で、、、そんな状況にもかかわらず
駐車料金しっかり取るとはどないやねん!!!!!
なんも見えんやろうが!!詐欺やで詐欺!!!
屋内休憩所があるわけでもないのに!!
と、何も見えないことわかりながらも入っていったえらそうに自分が言ってます。
まぁ〜他にも観光客は3組ぐらいいたし、みんな物好き、ネタ好きってことか。
さて
これは何を写したかというと、停めているバイクです。わかりますか。。?
視界5mといった状況。
こんなところにいても仕方ないので、そそくさと移動を開始。
駐車場代は近くにある硫黄山のぶんも兼ねているらしいので、予定には入れてなかった硫黄山へ立ち寄ることに。
さっさとキャンプ場に行きたいけど通り道だからいっか。
硫黄山への道は山を1つ越える。この視界でヘアピンカーブ連続が面白い面白い。
そんでありながら鹿やキタキツネが路上にいたりなんかして。。
どこまで面白いねんと。。。
まぁ、なんとか無事山越えに成功。
山を下ると先ほどの霧は嘘のような天気で夕日が綺麗だ。
硫黄山に到着。
見るものだけ見てさっさと出ますか〜。
硫黄山はこんな感じ。硫黄が常に噴出しているので周り一帯植物が生えておらず山肌丸出し。
硫黄山というより、異様山 ってつまらねぇ…
さっさと見て帰るつもりが、なんか面白そうなので奥のほうまで歩いていくことに。
↑この穴からブオーブオーと硫黄が吹き出てるんです。
こういうのがいっぱいあって、そこらじゅうからブオーブオーと。
しかしその音に負けていないのが、卵屋さん。
「たまご↓たまご↑たまご↓」拡声器でひたすら連呼。しかも変なリズムで早口で。声はアホの坂田(関西人にしかわからんかなぁ。。。)
これ。。。頭から抜けなくなるから危険。。。
硫黄山を見終えると、今日の寝床と決めた池の湯キャンプ場を目指す。
屈斜路湖半には沢山のキャンプ場、たくさんのライダーハウスがあるのだが、なぜに池の湯を選んだかというと、いつでも好きなときに池の湯に入れるのが魅力だったから。
なんで池の湯かというと、写真で見た大きさがありえなかったから。そだれけ
屈斜路湖畔まで走り池の湯を探す。
砂湯〜コタンの湯を3往復くらいしただろうか。。。中間にあるはずの池の湯がない。。
やっとのことで見つけた池の湯キャンプ場はなんとも目立たない場所なうえ、看板すら適当だった。。
地獄〜池の湯
中に入ってみるとまったく繁盛していないキャンプ場だった。。。。
隣にある旅館が運営しているみたいだが、やる気も感じられない。。。。
そして、だ〜〜〜〜〜れもいない。
周りにもあ〜〜にも無い。
屈斜路湖と池の湯があるだけ。
旅館にはDR-Z一台だけが止まっているが。。。
まぁメインがキャンプ場ではないから〜とテントを張ってさっそく池の湯へ。
今日もよく体がふやけた。。風呂入ってさっぱりして、ぐっすり眠る!
浮かれながらタオル片手に歩いていると小雨が降って来る……
池の湯はでかかった!さらに貸切!
で、風呂がでかいとやることは1つ。泳ぐ!!
しかしこれが悲惨な結果に。。。。
入ったとき、少しぬるっとした感触があったことは確かなのだが、、、まさか藻とは思っていなかった。
そんな状態で泳いだものだからお湯ならぬ藻湯!!!
自分がはいってるお湯ひたすら藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻
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気持ち悪くなったので速攻で出ましたとも。。
その後は悲惨な夜を過ごした。。
テント設営時に干した洗濯物は小雨でベタベタになるわ、雨は一晩中やむことはないわ、体は温まらなかったわ、晩御飯の買出しも雨じゃめんどくさいと持っていたおやつを晩御飯にして食べるわ。。。
なにもかもがむなしい。。
起きていると悲しくなるだけなので、とりあえず寝ることにした。。。
前へ
まだよん。
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