HONDA試乗会2002in舞洲

参加者: おにいさん、たにし君、こたろう君、自分


当初の予定ではバイク屋さんのお兄さんと、バイク屋さんの常連さん、自分と友人の4人で行き、現地でたにし君、こたろう君と会う予定だったのだが、友人は試験で欠席のため自分一人8時に待ち合わせ場所である十条ジャスコへ行く。

すでにお兄さんの900RRは止まっていたが常連さんのドラッグスター400がいない。
話によると部活での怪我のため欠席となってしまったようだ・・

これを気にアメリカンをやめてスポーツバイクに乗ってもらおうという自分の野望が・・・・・・・(笑)

というわけで欠場が相次ぐなか、二人で名神京都南ICから吹田SAを目指して走行。道は空いており吹田まではすぐに着く。
6Fiに乗り換えて初めての高速は非常に楽だった。ホネならば高回転を維持しながら必死に走っていたのだが、大型の高速とはこんなに楽なものだとは・・・。維持費が(主にタイヤ代・・)高いのがネックなのだが・・(汗)
吹田SAで少し休憩し、豊中ICで高速を降り下道で舞須を目指す。
下道に下りると車は少し多かったのだが、それでもストレスのないくらいには車も流れており、当初1時間はかかると思われていた距離を30分ほどで走り目的地へ到着。

10時の開場まであと一時間はあるのだが、すでに行列ができており暑い日差しの中開場を待つことになる。
客の入りが早く、行列も大きくなってきたため9時30分に開場、ガレージにバイクを止めいよいよ試乗会のスタートとなったのである。

自分の狙いはホーネット900,954RR,VFR800,CB400SFスペック2である。

受付をしていると「のんさん、のんさん」と声がする。振り返るとこたろう君だった。「たにしさん見かけました?」「いや、自分もまだ会ってないねぇ、、」と少し話しここで一度お別れ、自分は954RRは混むと予想しホーネット900の列にならぶ。
順番を待ち、いよいよ自分の番にまわってくる。またがってみると意外と足つきが悪い・・・。しかし重さはあまり感じないたいめ取り回しは楽な印象だった。エンジンをかける。むちゃくちゃ音が静かで排気音はほとんど聞こえないほどであったが、これはうちのF4iも同じでったので然程気にもならなかった。
そしていよいよスタートである。先導車のペースに合わそうとアクセルを開けると思ってもいないほどの強烈な加速に体がもっていかれビビリミッター作動(汗)国内仕様とは言えさすが900と納得させられてしまった。
その後スラローム(ぜんぜん緩やかな)に入ってホネ9の運動性の良さにも驚く。裏ストレートに入ると先導車が一気に加速。自分の前を走っている女性も一気に加速していく。負けじと自分も加速するが前の二人は加速を緩めない・・くらい着いていくと140キロも出してるではないか。。。 どうせトロトロと走るだけと思っていた自分は完全に試乗会をナメきっていたのであった。。

なるほど、、試乗会とはこんなに過激なものなのか!と一人納得しそこからはイケイケモードに切り替わったのだが、前が女性がどうもコーナーを苦手な様子でそれに合わすことができずにこっちがギクシャクしてしまい、そのまま試乗が終わってしまった。

ホネ9を乗り終え、こたろう君を探しにいくことにする。荷物置き場でそれらしき人が通っていかないかと座って待っていたのだが20分ほど待ってもみつからないので歩いて探すことにした。

色々なブースや売店を見るがそれらしき人物はおらず、まさかと思った駐車場でたにし君のホネ発見。そしてその近くにいたこたろう君とたにし君にようやく会うことができたのである。

二人はSFスペック2に乗ったようで、その魅力に完全に魅了されている。 特にホネが故障中、修理の目処が立っていないこたろう君はSFに乗り換えてもいいかもなんて言う始末であった(笑)

3人揃ったところで試乗を再会。次はみんなも乗れる中型ということでFTRをチョイス(笑)
こたろう君には「目のかたきにしてるようなバイクに乗るんですか?」と言われ、すれ違ったバイク屋のお兄さんに「つぎFTRです〜」と言うと「なんでやねん」と突っ込みまで入れられてしまった(^^;

で、、乗った感想だが、、オフ車に初めて乗る自分には違和感だけが目立ち面白さを見つけることができないバイクであった。。。
←青白のメットに青ジャケットが自分です。
次にこたろう君がXL230、たにし君がFTR223で同時に乗ることとなった。
←前がたにし君、後ろがこたろう君
←フルフェイスでトラッカー乗ってる姿に違和感を感じてしまう。本来ならこうあるべきなのだが・・・
←こたろう君攻めてますな〜(笑)

この後、こたろう君が帰る。残ったたにし君とで今度はホーネットの試乗(汗)久々のホーネットは乗ってて楽しかった〜。いいバイクですね。純正マフラーの低速の扱いやすさに驚きました〜。
自分がホネを乗り終えた後たにし君はフォルツァに試乗。感想はとても快適ということであったがステップ擦りながら曲がるなどあきらかに攻めた走りしてたんですけど・・(笑)
←ということは攻めても快適?(笑)

このあと二人で色んなブースを貰いパンフを集める。
たにし君がモリワキのブースでホネ250用のスキッドパッド(いわゆるフレームスライダーですね)が近々発売という情報をゲットして大喜びであった。これもいずれメジャー化するカスタムであろう。むしろ今までなかったのがおかしい・・(泣)
(すぐ近くにコケてクランクケース割った人悪い見本がいるだけに・・・)
900用はすでに発売されてるが、250にはつけることができないとの回答。(3月4日の時点でたにし君の手元にスキッドパッドが届いたそうです。もう販売はされてるみたいですね。)
他にはヤマモトのスペックAスリップオン2本出しなどホネ250用の新パーツ情報の収穫は大きかった。
F4i用のスキッドパッドもあったがやはりカウルに穴をあけるタイプであった・・(誰かカウル無可能で装着可能なスライダー知りませんか・・?)

エイプのマフラーの視聴もあり、視聴させてもらうことに。100ccとは言えなかなかの迫力。前々からおもちゃ用セカンドバイクにエイプが欲しいと思っていたが益々欲しくなってしまった・・。でも24万するんだよね・・

その視聴の際に奥に原付コーナーがあったことを発見する。すぐさま突撃!狙いはもちろんエイプ!!

原付コーナーの受付で免許書を荷物置き場に忘れてきたことに気がついたが「免許はもってるんですね?」「はい」の一言で乗せてもらえることになりました。
原付コーナーでは先導車なし。何週も走っていいというシステムだったのでエイプ〜エイプ〜と行くとエイプは高校生くらいの子に占領されている状態。しかたなくバイトに乗りました。
が、、これが遅い上にむちゃくちゃ乗り辛いんですな。バンク角もほとんどないのでリーンインするかハングオフしないと曲がらない!シートがチャリンコと同じようなものなのでバリバリ●シンにあるチャリで膝擦りしてるような人と同じような状態になるわけです(笑)
これはある意味上級者向けバイクのような・・

バイトに飽きたころエイプに空きが出たので早速試乗!やっぱし遅すぎる・・・さすが4st50cc・・・
が、、、これで限界にチャレンジして走るのは非常に楽しいものがありました。たにし君も同じエイプでコースインしてきたのでそれに追いつこうと常に全開走行。「たにし君待てぇぇぇ〜〜」と一人でレース状態。
しまいにゃ係員にペース落とせと怒られる始末でした。(汗)

原付試乗も満喫し戻ってくると、ちびっこQR体験走行が始まろうとしていた。デカイメットにプロテクターを装着したかわいい〜〜子供達はまさにSDガンダム(笑)子供達の親はビデオカメラ片手に親バカ度満開。
このぼのぼのした雰囲気が最高に良くて自分もしばらく眺めてました。「うちの兄貴が来年結婚だしなぁ、、子供できたらバイク教えたいなぁ〜〜。ゾッキーになったら兄貴に怒れるなぁ・・・」なんていらぬ心配までしたりね(汗)

ちびっこQRコーナーを途中で切り上げ展示車コーナーへ。
ここで記念撮影。
↓色々ありました。左から逆車CBR600ロッシ、CBR954RR、国内CBR600ロッシ(右のNSRは走行距離0キロの新車!!値段は100万くらいとのこと売る気ないみたいね(笑))、ST仕様と思われるCBR600、国内CBR600ロッシ(即納だそうです。一番安いフルパワーで2万5000円 内容はECU加工、逆車インシュレーター装着)です。

この時点で3時をまわり、時間がないと急いで乗っていないバイクに乗る。
まずはSFスペック2。マフラーがナサートRになっており4バルブの切り替わりでハッキリと音の違いを感じることができた。このバイクれっきとしたピュアスポーツ!!カウルつきのスポーツバージョンを出すべきじゃないかな〜。

次に954RRと受付用紙を貰いに行くとジャンケン大会が始まっていることに気がつく。
「え〜次はマジカルレーシング様よりF4i用段つきスモークスクリーン・・・・」という土建屋よしゆきの声に二人で猛ダッシュ!!

結果・・・惨敗であった・・

「え〜つぎもまたまたF4iの段つきクリアスクリーン。えっとこれは3枚ありますね。」
3枚!!マジカル太っ腹だ〜!とまたもや気合を入れてジャンケン。またもや惨敗であった・・・。
ブラックバード乗りやバイクすら乗ってない人がゲットする始末で・・・たのむからF4iオーナー以外はジャンケンに参加しないでくれと思いましたね・・・・・・

その後01、00年式900RRのスクリーンや98、99年式900RRスクリーン自分とは関係ないものが景品で出ていたが悔しいのでもちろん参加!!(-_-#
うまくゲットできたら誰か交換してくれるかなぁ〜と思ったがまたもや惨敗である・・・二人してジャンケンは弱い・・・・

バイクのパーツは終わり、USJのペアチケット、モリワキのTシャツ、土建屋よしゆきの皮ジャケット、バイクのプラモ、モー娘のタペストリー(配送不可(笑))などがでてくるが結局1つも取れずにジャンケン大会は終わる・・・・はっきし言って体力の無駄遣いであった・・・(結果論でグチグチいう男(笑))

この時点で試乗残り20分!あわてて954RRに乗る。
国内仕様だがすごいトルク。しかもすんごく軽い。なんせうちのバイクと重量同じですから。コーナーが恐くない、むしろ面白い。国内仕様侮り難し!!素直に欲しい・・・

次にVFR800これってどこがツアラーなんでしょう・・・バリバリのスポーツバイクでしたけど・・?走り出したら重さなんて関係なかったし切り返しも楽でよく曲がる。調子こいてたらステップ擦ったけどバンクセンサーがスポーツバイクよか長いだけでバンク角はあるし。
←VFR800
最後はブラックバード
モリモリのトルクを期待してたんだけど乗ってみるとすごくマイルド。これ本当に300キロ出せるバイクなの??すごく扱いやすかったです。重さもそれほど感じないし。国内仕様は大人しいのかな?

炎天下の中これだけ連続で乗るとフラフラ・・・終わりも近づいていたこともあり待ち時間もほとんどなく乗れる状態だったのだがシルバーウィングやスティードはパス・・・。体力の限界であった・・・
待たせていたバイク屋のお兄さんのとこへ行き、帰ることに。豊中ICまではたにし君も一緒に走り(途中道に迷ったけど)そこでお別れ。

高速に乗るとお兄さんの巡航速度が速い速い。速度取締り区間という看板にビビる自分をどんどん離れていくお兄さん・・・・。看板みえてたのだろうか・・・?
途中、桂SAに立ち寄って(名物カレーパンをご馳走になる。パリパリで美味しかったですよ〜。)京都南ICでおり、ここでお別れ。

初めての試乗会は非常に面白く、色んなバイクに乗っていきたいと思わさられた。これは本当に楽しいですからみなさんも一度いかれると良いですよ。お弁当と飲み物をお忘れなく!
今回乗ったバイクの一覧とインプレを下に書いておきます。


個人的な見解でのインプレなのであまり信用できないかも(^^;
なんせ2〜3周しかしてないので

★★★★★←お勧め度(5段階評価)

バイト(ノーマル)
50cc4stなので加速、伸びともに最悪、、、フロントに加重が乗らないのでコーナーでは前がふらつきますが、シートの根元あたりに足を置き、それで体を支えリーンインもしくはハングオフすれば狙ったラインで走れます。
しかし、スタンド位置が低すぎバンク角は最悪です。
荷物を乗せるスペースもないので足にも使えませんね。
ウィンカーがプッシュキャンセルではないのは何故なんでしょう・・?

エイプ50(パワフィル、社外マフラー)
またいで乗るのでなかなかその気にさせてくれます。
フロントにも接地感があり思った通りに走れます。
しかし、、カブみたいにフレームの下に鉄の棒をくっつけたようなステップなのでバンク角はまったくなし。
ステップのゴムが簡単に接地して街乗りでも不満が出そう。
いじっても速くなる予感がしません・・・。
モンキーと同様オモチャですね。
ウィンカーがプッシュキャンセルではないのは何故なんでしょう・・?
★★

FTR223(パワフィル スパトラ)
サスが沈むので足つきは悪くないです。
オフ車(トラッカー)に初めて乗るので良くわからないのですが、コーナーでのフロントの切り込みは尋常じゃないです。前後タイヤとも接地感が薄いので不安定すぎるような・・?

エンジンは回るが進まない!!ブン回してみてもダメ!これで2.1kgトルクというのですが嘘みたいに思えるほど貧弱でした。。とにかく進まないです。しかもレスポンスがかなり悪いので慣れが必要になってきますね。

あと、、ハンドル位置が上すぎて乗りにくい・・・
走ったコースがオフロードならまた違うんでしょうけどね。オフロードだとコケる可能性大で恐い(笑)
街乗りにこれは乗りにくい!

ホーネット(ノーマル)
まぁ、、乗ってたんで乗る必要はないんですが、大型からこっちに乗ってみても安定感にまったく違和感がないんですよ。さすが極太タイヤ。
エンジンは底なしにまわります。ホーネットは回してナンボですね!!
ノーマルは久しく乗ってなかったのですが、ノーマルマフラーは下からトルクがあってすんごく乗りやすかった(^^;
いや、まじでノーマル侮り難しですね。
コーナーで勝手に切れ込んでいかないのは細いタイヤのバイクから乗り換える人には違和感がありそうです。
ノーマルのアップハンは少しいただけないないですね・・・・・
あと、、SFと比べたんですがやっぱし膝の折れる角度がきつく窮屈です。 シートが低く、ステップが上にあるので仕方ないですが・・しかし足つきは最高(笑)
★★★★

CB400SF V2(ナサートR)
ポジションはいいです。ハンドルが少し下がって手前にくるようなコンチハンを入れるとベストって感じはします。足つきも悪くなかったですし重くもないです。

VTECですが、社外マフラーもついていたおかげで音の変わりがハッキリと分かります。ブォーンだった音がガォォーンという感じで。 しかし、低下回転からもぐあっと加速してくれるエンジンですのでVTECに切り替わったときの体感はあまりないですね。ま、下からもぐぁっと加速してくれるのがVTECなんでしょうけど(汗)

ブレーキは前後ともコントロール性バツグン。握っただけ効き微調整が簡単です。

コーナーでは程よい接地感に安定感、そして切れ味いい旋回性に大満足

これはれっきとしたスポーツバイクですね。
ホンダが本気になれば規制があってもここまでのものが出せるのか!というのが率直な感想。絶対お勧めです。
★★★★★

VFR800(ノーマル)
インジェクションがマイルドになっているような?(F4i比)扱いやすくドンつきがあまりないです。
ただ、、VTECの存在がまったくわかりませんでした・・

ABS装備車だったのですが、故意にロックさせるのが恐くて試して見ませんでした(汗)

バンクセンサーが長いのでステップが擦りやすいですが外せば全然オッケーでしょう。

切り替えしも軽々おこなえ、重さは微塵も感じません。
ツアラーなのでなかなかの風防効果

しかしなんといってもルックスがイカス!!
これは欲しい1台です
足つきが良くなかったのが唯一の不満・・・・(自分、身長162ですし・・)
★★★★

ホーネット900(ノーマル)
足つきはF4iより少し良い程度に思えました。そう思うと足つき良いとは言えませんね。
しかし軽さでカバーできます。本当に軽く思えました。

ノーマルのアップハンがいただけません、、背筋が伸びてしまいます。
そのまま発進すると強烈な加速に体がもっていかれ、いきなりビビリミッターが効いてしまいました(^^;
先導車がビューンと加速していったのでアクセル煽ってみたのですが、加速感は悪くないですよ。アクセルだけで一気に150km/hまで行きました。(大型なら当たり前?うちのF4iは下がないからそう思う?)

ホネ250よりはフロントから切れ込んで行くのですが、これが勝手に曲がって行くという感じで面白かったです。
これはジムカーナでもかなり強いバイクではないですか?
ただ、、ここまで走るとカウルが欲しいですね。
話では装備が良くないと・・・(メットホルダー 燃料系 等)
★★★★

CBR954RR(ナサートR)
強烈な加速感、レスポンスの良いエンジン、マイルドなインジェクション。 国内仕様とあなどってはいけません。
ブレーキもコントロール性がよく、コーナーもビシバシ曲がってくれます。 まさに自由自在。

乾燥重量は自分のF4iと同じなので普通に扱えますが、足つきがちょっと悪かった(^^;
ポジションはいい感じ。見た目も最高でしたよ。これは欲しい一台です。
★★★★★

CBR1100XX(ノーマル)
重いかな?と緊張したのですがスラロームなどでもそれほど重く感じませんでした。むしろトルクをかけてやるとすぐにバイクが起き上がってくれるのでスラロームも苦手ではない?コーナーもよく曲がりますし寝かせても全然こわくない。

CBSはよくわかりませんでした、、、というか存在を忘れて最初の一周はリアもフロントも両方操作してしまった(^^;
ただ、954RR,ホネ9にあったような加速感が味わえなかった・・・何故なんでしょうか・・?マイルドすぎる味付けなんでしょうかねぇ

足つきは今日乗った中では最悪。ポジションは丁度いいですけどね。
★★★★★

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