K'sミーティング2008 カワサキ試乗会in鈴鹿(08年4月6日)
参加者 らんまるパパさん(アプリリアRS250)、黒ホネK君(ホーネット250)、自分(CBR600F4i)
自宅〜京都東IC
今回、らんまるパパさんが高速を使いたいということで名神京都東から新名神を使って鈴鹿を目指しました。
新名神はひじょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜に走りやすいです。
カーブのRも緩く、1車線も広めなうえ、3車線の箇所も多くあります。
あと、トンネルが明るいのに驚きましたね。
そのおかげで巡航速度は一般車でも高いわけで…
バイクだともっと上がってしまうわけで…
●ミッ●ーが邪魔で仕方ないです!
点火カットでバババババといった回転になるのでエンジンにも悪そうで…
で、初高速道路ならんまるパパさん。
最初は頑張ってついてこようとしていたのですが、ちょっと横風に戸惑っている感じがありペースが上がってこないので甲南SAへ入ることにしました。

新名神 甲南PA。
広くて綺麗なPAというのは施設が新しければ当たり前。
でも、、、トイレに広いくつろぎスペースがあったり、便器1つ1つが隔離されていたり、荷物置き場とカバンかけがあったり、蛇口から自動でお湯がでて、その蛇口の横から乾燥の風がでてきたり…ちょっくらびっくりしましたよ。。
皆さんも是非利用してみてください。
ところで新名神は横風がきついです。話には聞いていたのですが。
風って突然吹くので、風に逆らおうと風上に体重を入れると風がやんだ瞬間に倒れそうになるので怖いですよね。
自分もペース落してあげたほうがいいかもとは思っていたんです。
あと橋が高いんですよ〜!!
スポーツバイクに乗っていると視線が下にいくので、高所恐怖症の方にはキツイと思います。
しかも橋に限って横風は強いので、難易度はさらにアップです……。
なんか笑えてきましたね。
SAで休憩中、隣に入ってきたZZRの方とご挨拶。
こちらの方もカワサキの試乗会へ行くらしいです。
その後らんまるパパさんが話しかけられた方もカワサキの試乗会へ行くとか。
早く着かなければ大混雑で乗りたいものにも乗れなくなりそうな気がしてきました…
甲南から鈴鹿までの区間、相変わらず新名神は交通量も少なく走りやすかったです。
そういや道中、1●0キロまでらんまるパパさんが自分の後ろにピッタリつけてきたんですよね。
「あ〜〜こりゃこっち●ミッ●ー効くから置いていかれるな…」とは思ったのですが、鈴鹿まではなんとか抜かれることはなかったです。
まだ、速度への恐怖がありますね。らんまるパパさん。
それは逆にいいことです。
でもまぁ…帰りはブチ抜かれて悲しい気分になるんでしょうけどね…
こりゃ600ccの面子丸つぶれな予感。。。
まぁ…国内仕様600Fが69ps。
アプリリアRS250は70psですしね。
そもそも面子なんてものないのかも。
ちなみに京都東〜鈴鹿は1000円ととてもリーズナブルでした。
新名神が試験期間だとかで半額だったんですよね。
鈴鹿ICを降りたのが10時頃だったでしょうか。
実は亀山で黒ホネK君と待ち合わせしていたのですが、勢いあまって鈴鹿ICまで走っちゃったうえに、そこに9時だったか9時半だったかに集合予定だったわけで…。
あれま…大遅刻ですよ。。
とりあえず合流地点を変更し、黒ホネK君とは鈴鹿ツインサーキットの手前で合流。
予定から大幅に遅れて会場に到着しました。
誘導に従いバイクを進めると、停める場所はすでにガレージの端のほう。

既に人があふれいます…。
受けつけのためにコントロールタワー2階に上がり、受付後、しばらく試乗の様子を観察していました。

これが今回の試乗会場の上空写真となるのですが、コースを右と左に分けて、それぞれ中型用コース、大型用コースになっていました。
向かって左になる中型コースは反時計まわり、向かって右になる大型コースが時計まわりです。

こちらは大型の試乗コース。目玉の新型10Rが走ってます。
ストレートを見ているとけっこう速度を出させてくれる印象で、すごい勢いで10Rも走っていました。
それでも排気音はけっこう静かでしたね。

しかし先導車がかなり飛ばしているのでしょうか…?
Z1000にストレートでも置いていかれる10Rが…
あのぉ…マーシャルさん…後ろの10R悲しいことになってますよ〜…。

しばらく見ていたのですが、先導に着いていけない人が多いですね。
慎重派が多いのか、先導が速いのかどっちなんでしょ。。。

こちらが中型コースの様子。
Ninja250Rが3台も走ってます。
これなら待ち時間も少なくありがたいですね。カワサキの力の入れ具合がわかります。
ちなみにドルルルとZZR系耕運機サウンドは静かで確認できません。
実はヴェルシスと1400GTRがこちらのコースで中型にまぎれて走るようですが、走行順はNinja250R×3、Dトラッカー×2、1400GTR×2、ヴェルシス×1となっているんですよね。
隊列の後ろになるほどペースの遅い人にブロックされがちなのが試乗会というものですが、速い大型3台が中型の最後尾って無理がありませんかね…
ちなみにER-6は大型コースだったりするんですね…。
う〜〜ん…ヴェルシスのスポーツ適正はERよりも高いというのは定説でしょうに…
そして1400GTR、いくら生粋のツアラーだといってもベースになる車体はZZR1400。ポテンシャルの高さはピカイチのハイスピードツアラーです。。。
案の定というか…どうみてもその二台、マッタリペースがもどかしそうです。。
そりゃ…大型免許取得者ばかり乗っているのですからねぇ…
これはちょっとコース選定失敗じゃないでしょうか。
この状況での試乗となるのであれば…、自分ちょっと考えてしまいますよ。。
GTRは乗る気で来てはいるんですけどね…
さて、ここから試乗のレポとなります。
といっても自分は撮影役を買って出たので、黒ホネK君とらんまるパパさんがNinja250Rに乗るのを待ちます。
30分くらい待ってからですかね。

らんまるパパさんがNinja250Rに乗り込みました。

ツナギ…ではないんですけど、バンクセンサーつきの革パンがやる気まんまんに見えます。
試乗会ではなく走行会に来ているかのように…

実は見ていてちょっと心配していたんですよ。
らんまるパパさん慎重派なので先導車に置いていかれたらどうしようと。。。
本人の緊張感も伝わってきていましたからね。。

でも、いらぬ心配でしたね。いい感じに走れています。

そして2周目の1コーナー。前の緑Ninjaが立ち上がれずに膨らんでいき…
ちゃんとクリップにつき、直線的に立ち上がっていくらんまるパパさんが前と並びそうに…
らんまるパパさん、そのまま抜いちまえ〜〜!!
と見ているほうは思ったわけですが、そんなこともなく、おとなしく減速してましたね。
とまぁ結果はこんな感じで一安心でした。
試乗を追えたらんまるパパさんに感想を聞くと、最初に発した言葉が「Ninja楽しいよ〜」でした。
「車体が軽いから寝かしこみも軽く、自由に操れる気分になる。バンクも深そうだし、エンジンもだるくない。」
「タイヤの接地感あるし、サスは堅すぎず柔らかすぎずいい線をついてきている。ミラーが見やすいってのもいいね。」
「これはいい意味で裏切られたかな。」
「セカンドに所有して振り回して楽しむバイクとしてはすごくいいかも」
ほうほうほう…
実はそんな言葉を聞いて嬉しかったんです。
スペックは落とされる一方で、値段は上がり、使いまわしのフレームやエンジンでガワだけ変えた新製品がラインナップされる昨今の250ccクラス…(スクーターを除く)
さらにスポーツ色を出しているモデルとなると10年以上は新型が発売されていないどころか、カタログから次々と消えていく現状。。。
そんな中、待望デビューの新型250ロードスポーツが中身は規制に対応しただけのGPX250でした〜、なんてオチがあったらどうしようという不安があったらからなんです。
でも普段ゼファー750とRS250に乗っているらんまるパパさんが言うんだし期待してもいいでしょう。
でも、とりあえずは頭の片隅に置いておきます。
Ninjaがどんなバイクかは、やはり自分が乗って自分で答えを出したいですからね。
さて、お次は黒ホネK君です。
実は自分、先導に着いていけない人達を見て、笑いすぎたことを反省してたんです。。。
というのも黒ホネK君はエストレアやバルカンなどと一緒に走る、ペースの遅い人用に用意されたNinjaに乗ろうとしてたんですよ。
彼の走りは知ってますし、「絶対に後悔するから!」とらんまるパパさんと説得して、ペースの速いほうのNinjaに乗ってくれることになったのですが、「まわりに迷惑かけたらいけないし」なんて言葉を乗る直前になっても言ってましたから。。。。
自分が原因つくちゃったかなって。。。。
でもさ……ペース速いほうといっても…、試乗の様子を見てたら…
ねぇ…。
知れてますやん。。。。。
少なくとも黒ホネK君がついていけないペースじゃないって。。。
そんなK君の試乗の様子です。

おや…K君の隣の黒いNinjaは既にVサインだしてます。ぶっちぎりなんですな。

この青が綺麗だと思いません??
って自分の6Rと同じ色なので、ちょっくら親ばかっぽい発言。

いってらっしゃ〜い。って見ていたのはここまで。
このあとが爆笑の渦だったんです。。。
自分達の隣で見ていた人たちが、どうも2番目に走るVサインの黒Ninjaのお連れさんだったらしく…
マイペースに走っている黒Ninjaの走っている姿をみて…
「うわっ おそっ!」
「おっそ〜〜〜!」
「迷惑千番やな」
「後ろに申し訳ない」
なんて大爆笑をしていたので自分達も釣られて笑ってしまいました。
失礼失礼。
実際、先導車と1号車のライムグリーンは遥か彼方へ…
どうして彼は速いほうに来てしまったのだろうか…、コーナー3つくらいで後ろは大渋滞…(速いっても遅いよ?)
直線でも全然速度を出さない黒Ninja……
後ろに続くK君のNinja1台、Dトラ2台、GTR2台が抜くわけにいかないもどかしさからか、横一列に広がって…
戦隊もののオープニングみたいな光景になってましたよ....
悲しいけど…試乗会は追い越し禁止です。。。
もちろんK君の感想は…
「あれはないですよね…」と落胆のセリフ。。。
見ていたこっちは「悲惨だな〜」と思いつつも・・・、他人の不幸を大笑いしちゃってました。
ちなみに直線では60キロ出せたかどうかといったところだったそうです…。
ご愁傷様で…
K君は初めての試乗会でまさか試乗会最大のトラップにはまってしまうとは…
言葉がでません。
二人が試乗を終えた頃、試乗会はお昼休みに突入していました。
自分の試乗は午後まで我慢ですね。。。
お昼休みはブース回りや展示車両の観察です。
ここでは恒例になりました足つきチェ〜〜ック

といっても今回は自分ではなくK君です。
身長160cmの彼を見ていると…自分ってこんなんなんだ…と改めてわかるわけです。。
これはZ1000。お尻ずらしてつま先が着くといった感じ。
「じ、自分はお尻ずらさなくてもつま先つくんだから!!」(ツンデレ)
いや、、単に体重差です、、ごめんなさい。。

こっちは6R。
腰高なんですよねぇ…自分も片足のつま先しか着きませんよ。
さて…

これは足つきチェックじゃありませんよ。
これから10Rに乗るんです。
なんかみんな遠慮しちゃって「小さいのから慣らし」なんていってたんですよ。
でも、自分達ず〜〜っと高速ぶっ飛ばして来たんですからね。テンションあげあげ〜ですよ。
だから熱くなっているうちに188PSなんてものに乗りたかったんです。
でね…写真がないのはらんまるパパさんにクレームお願いします。

えぇ…路面だけが写ってましたとも。。
10Rはパワフルでしたよ。とても。
ただ、もっともっと回してみたかったのが正直な感想です。
コーナー立ち上がりからグッとアクセルを開けてやれば3桁の速度なんて一瞬なため、開け続けることができなかったんですよね。
すぐ前に詰まっちゃうんです。
自分の前の10Rそう思ったんでしょうね。けっこう飛ばしてくれたので遅いのに引っかかるパターンではなかったのですが、、、10Rの性能を発揮させるには、まだまだ先導車のペース不足…。
スレートは先導含めて3台並んで走行してましたし。。。
「もっと行ってくれ〜」ってな気分は前の人も同じでいたんだと思います。。。
でも、、、そんなペースでも後ろが着いてこれなくなってしまい…。
2周目のコース半分くらいは後ろ待ちのトロトロペースですよ。。
う〜ん…安全のためにいる先導に……
ついてこれない人って…
どう解釈したらいいんですか。。。
先導を必要としない人っていうことですか……
ふぅ…
なので寝かしこみなどは、正直わからないんですよ。
というのもこの10R、高加重なサスセッティングなうえ、フレームカッチリしすぎていて、先導車程度の突っ込みではグッと加重を乗せられないので、加重不足で接地感薄くフルバンクにもっていくには不安定な、そんな曲がり方になってしまうことが多かったんです。
先導車は余裕を持って手前から減速しての旋回ですからね。。。。
ベタ付けしてしまっていてはその減速にあわせなきゃいけなかったのが失敗だったとは思うのです。
でも、そこはかなり重要でしてね…
回転が上がっている状態からの減速、寝かしこみという一連の動作で600SSとリッターSSの差はハッキリわかるんですよね。
乾燥重量で言えば大差のないリッターSSと600SS。
今は排気ガス規制などでリッタークラスが重くなってはいますが、自分の6FがリッターSSよりも重いなんて時期もありました。
でも、乾燥重量で軽いリッターSSであろうが、やはり寝かしこみは重いです。 その違いはハッキリと表れるんですよ。
こればかり乗って比較してみないとわかりづらい部分ですけどね。
そこを比較してみたかったのでちょっと悔やまれます。。。
でも重くはないし、上半身を入れたらスーと曲がってくれる印象はありました。
やはりピュアスポーツ、インに加重入れて、寝かせて蛇角がつく、そんなハンドリングです。
パワーは唐突にはでませんね。回したらパワーが盛り上がってくるようなエンジンです。
でも…回しきったら絶対暴力的なパワーがでるはず…だって188馬力ですもん。。
ちょっとは体験してみたかった部分ではありますが、そのままカーブを直進していくことになりかねないですから…
まぁそれのための先導車ですね。
ポジションについては多くは語りません。
……
画像を見たままです…
……
別にバイク上で腕立て伏せがしたかった訳ではなく…
シートが高い、ハンドルが近い&低いで、身長の低い自分はこんな感じになります。。
これで街乗りしろって言われれば…
拒否するかもしれない…
そこまでの割り切りは自分にはないっていうのが率直な感想です。。
だってね…想像つくんですよ。
このポジションが快適になるのはハイペースなときだけと…
正直、中途半端に飛ばしててもきついでしょうね。。。
そういうバイクはちと苦手です。。。
さて

お待たせしましたNinja250R。
自分はらんまるパパさんや黒ホネK君のように悲しい思いはしたくないので、先導の次に走れるライムグリーンで順番待ちしましたよ。

ほら、作戦大成功。後ろを突付けば先導もちょっと頑張ってくれてます。

ほれほれ〜もっといきなさ〜〜い!!ってな気分だったのですが、後ろが来ないので途中からペースダウンさせられました。。。
またですか……
「こら〜〜後ろの人〜〜〜〜!!ちゃんとついてきなさ〜〜い!」
だから先導って安全のためにいて…
うぅぅ……同じこと何回も言いそう…
で、Ninjaの感想。
まず軽いですよ。ただ、軽いといってもヒラヒラすぎる軽さではなかったですね。
タイヤの接地感がけっこうしっかりしてまして、クッ、クッといく感じです。
わかりますかね…この表現…
サスはスポーツバイクに比べると柔らかく、けっこう動いてくれるんですけど、腰はありましたよ。
ブレーキ、アクセルで姿勢が変わりすぎることもなく、イメージと一致する動きなので体と加減速で積極的にバイクを操作できるんです。
直線は110キロまでしか出させてくれませんでしたが、その速度域であれば想像を越えるスムーズな加速をするエンジンが良いです。
ツインにもリニアな拭け上がりって言葉使えるんだな〜と驚きました。
もっとまったりしていると思い込んでいましたからね。
なのでツインのイメージにあるアクセル全開のまま速度が乗るのを待つといったことはありませんでしたよ。
ブレーキは…積極的に使う速度レンジではなかったのでなんとも。。。
ポジションに関しては、まずシートが低くて細いので跨ったときの安心感がありました。これはビギナーや女性ライダーにいいと思います。
ただ、ステップとハンドルのバランスが少しおかしいと思うんですよね。
前傾とまではいかないまもで、ネイキッドに比べると背中が曲がるハンドル位置に対して、ステップが着座位置よりも前、そして少し高め。
上半身はツアラーで下半身はトラッカーやレトロのような、正直上半身と下半身がバラバラといった印象を受けました。
ステップの位置で合わせるならハンドルはもう少し高いほうがいいですし、ハンドル位置で合わせるならステップはもう少し後ろといったところがベストのように感じますね。
らんまるパパさん(身長168)の乗車姿勢を見るとわかりやすいと思います。

ふとともが水平で膝が直角、背中は軽く猫背と…
自分が乗ればここまで大げさにはなりませんけどね。
でもまぁ結論として話に聞くZZR250(乗ったことはないので…)とは別物バイクだったことに感動と安心がありました。
何よりデザインがいいですからね。
これ、すごくお買い得バイクだと思いますよ。
あ、そうそう…不評すぎるメーターですが…
見てるぶんには悪くないかも?
カウルとの隙間がなく綺麗に収まっているのもありますが、自分はデジタルメーターのバイクに乗ってますのでアナログメーターの針が二つ同時に動いてくれるだけでもワクワクしちゃってました。
さて

こちらは黒ホネK君のリベンジです。
ライムグリーンを選べば邪魔はいないといったのに、今度は黒…

案の定詰まってるじゃないの…先導だけ先に行っちゃってますよ。。。
でも、納得のいく走行はできたようで「面白いですね〜」と言ってました。

今度はらんまるパパさんと揃ってDトラッカーXに試乗。
シートの高いバイクは足が長く見えてイイ…(ぼそっ)

実際のところninjaとDトラを峠に持っていけばどっちが速いんでしょ〜ってな疑問がこれで吹き飛べばいいのですが…
なので自分は飛ばす気マンマンです。
らんまるパパさんに「後ろから煽るんでしょ?」と聞くと
「へへへへ」っと不適な笑み。
「じゃ〜自分はNinjaを追い掛け回したらいいんですね。」「みんな揃って先導車から遅れない。」「それで後ろに続くGTR2台とヴェルシスも喜ぶんですね。」と言うと
「協調を重んじる…」
「まさしく日本文化やな」とらんまるパパさん。
みんなが楽しむ試乗にはそれが必要なんですよ。

でも、結果がこれですよ(ピンボケのクレームはK君に)。。。
青のNinja250Rが………
(青い手前のが自分のDトラ。奥がNinjaで、後ろがらんまるパパさんの黒Dトラ)
………………(悟りの境地)
ええ抜くのは禁止ですから…、並走に近い状態になってます…
途中でミラーかららんまるパパさんが消えたな〜って思ったら、お兄さんまで自分と並走してるし……
なんてこったい。。。前がどんどん遠ざかっていくのは……絶対気のせいではない。。。
Ninja250の彼はある意味フリー走行ですか…
うらやましいですね。。。
なのでまぁ…こんな試乗でなにがわかるかといったところなんですが…
視界が広いです。
サスが柔らかくエンジンブレーキだけで前後ピッチが激しいです。
足つきは自分の限界ギリギリのラインです。
・・・・・・・・・・・・
参考になりましたでしょうか……
さて

これも足つきチェックじゃありませんよ
シャア専用ZZR1400に搭乗中な訳です。
もちろん3倍の速度!
すみません……決まりきったネタですね。。。

これはZRX1200の女性の図ではなく…

オラオラ10Rもっといけ〜なZZRの図なんです。
おや…。そういや、自分の後ろには黒のZZR1400がいて、その後ろがZRXだったはず。
2台後ろがこんなところにいていいのか…?
つか自分の後ろの黒ZZR1400はどこだ…。
まぁ後ろであれば自分は被害者にはならなくて済む。
なははは自己中大炸裂な発言。
でも、それを懸念して前で走れるほうの赤を選んだのは事実。
さて、ZZR1400ですが、ポジション的なことを言えば…
うん…?去年の試乗会のレポで知ってると?
そんなこと言わずまぁまぁ…印象が変わることもありますし。
そんな訳で…前回の補足の意味でも書きます。
ハンドルはちょっと遠くは感じましたが、グリップ位置が高いので、前傾は自分にちょうど良いくらいです。
SSよりはハンドルが高く遠い。ツアラーよりは気持ちハンドルが低いといった感じでしょうか。
ステップもけっこう低めに思ったんですけど、比較の対象が'05の6Rだったり、3cmアップしたステップ入れてる6Fだったり、さっき乗った10Rだったりするので、膝の曲がりは自然と考えていいと思います。
スポーツネイキッドと前後は変わらず、高さがちょっとだけ高いといった感じです。
シートはそれほど高くないですが、1400ccもあるとさすがに幅があるので足つきは悪いですね。
あくまで身長162しかない自分の基準で語ってますが…
でっ
それらを一言にまとめるなら、前傾ちょっと緩いCBR1100XXそんな感じです。
コーナリング特性はサス設定などからすごく走りやすかったんです。
車体の重さと、ピュアスポーツに比べて柔らかいサス設定といのもあるんでしょうね、けっこうピッチングを生かす走りがしやすかったのです。
タイヤを路面に押し付けやすいってことですね。
ただ、10R感覚で走ると寝かしこみは重いですし、立ち上がりでアクセルを開けていくとアンダーはでます。
ただし、10R比ですので、コーナリング性の良さは保障します。
ツアラーではなく、まぎれなもないスポーツ車です。
最近ではこのクラスをメガスポーツと呼びますが、その例えがよく当てはまってます。これは峠でも武器になりますよ。
エンジンは…
いやぁ…
回転が上がるにつれ鬼のようにパワーがでて面白すぎです。
やはり、こういう場所で乗らないとZZR1400の良さはわかりませんね。
ただ、言うまでもなくパワーはありすぎです。
そのため立ち上がりのアクセルオープンで車体が簡単に起き上がってくるんです。これは峠じゃちょっともどかしいでしょうね。
でも、スポーツ適正は高いと思いました。
ちなみに試乗車のマーレシア仕様で190馬力。北米仕様なら195馬力になります。
もし自分が10RかZZR1400を所有するとなればどっちを選ぶ?と聞かれたら、重くて取り回しは厳しいのでしょうけど、ZZR1400を選ぶと思いましたね。
せせこましい道も好んで走る自分が重たいほうをと思われるでしょうけど、重さや一発の速さよりも総合的な完成度はZZR1400が圧倒的に高いという評価のあらわれですよ。

こちらはらんまるパパさんです。
らんまるパパさんもシャア専用!(しつこい)
自分の試乗は終わったぞ〜ってな顔をして日陰で遠巻きに自分の姿を見ていたらんまるパパさんを大型の試乗へ引っ張ってきたんです。
去年のカワサキの試乗会でも大型は敬遠気味だったんですけど、今回は晴れですし、コースも広いですし、そんな軟弱なことではいけません!
自分はスパルタです!!
さあ頑張って10Rとランデブーしてきて〜〜♪

う〜〜ん。
けっこう頑張っていましたけど、はじけ具合が足りませんぞ…?
ここでデジカメの電池が切れてしまったのですが、自分はZ1000にも乗ってきました。
Z1000を選んだ理由は…、最後に乗ろうと思っていた6Rの試乗が時間的に締め切られてしまい、残っていた車種の中で一番面白そうなものがZ1000だったからといったものではあるのですが、去年Z1000に試乗したのが教習所内だったので、広いところでガンガンに回したときのフィーリングがとても気になっていたので、妥協ではなかったんですよね。
しかしですよ…
写真がないので伝わらないのですが…
前を走っていた6Rの人が”とんでもなく”遅かったんです。。。。
普段アメリカンに乗っているような方だったんですかね。。
なんか走らせるのに精一杯、曲がるのに精一杯といった走りだったんです。。
なので…
ただ乗っただけ、ただ周っただけ…
そんな悲惨な試乗となってしまったんです。。。
だぁ……
あと味が悪い。。。
そんな感じで試乗会の閉会時間を過ぎてから会場をあとにしました。
鈴鹿ツイン〜土山SA

黒ホネK君とは鈴鹿でお別れです。
電池はしばらくほっておけば少しだけ回復するので、それを利用して最後の一枚を撮りました。
そして、自分達は再び鈴鹿ICから新名神で京都に目指すのですが、初めての高速SAは立ち寄ってみたいところ。往路の甲南PAだったので、帰路は土山SAに入りました。
鈴鹿からはすぐのところだったんですけどね。
土山SAは規模の大きなSAでした。でもそのかわり人もすごい。。
ここで往路の甲南PAでお会いした方と再会。鈴鹿IC〜鈴鹿ツインの区間でも再開したことを含めると今日3回目。
さらに会場でも自分達を見かけていたとか。
自分達は気づいていませんでした。。
土山SA〜自宅
帰りとなると速度にも慣れてきたらんまるパパさん。
ついにそのときは訪れましたぁ…
えぇ…●ミッ●ーの効いてしまう6FはRSにグングン離されていきましたよ。。。
ジワジワ遠ざかるらんまるパパさん見ながら、全開でもどうにもできないのがむなしかったです…。。。
いやね・・・フルパワー化なんてすぐに戻せちゃうんですけどね…
どこかで変なこだわりがあるんですよね。
69psのままで「無駄なパワーなどいらん。パワーで走りを語るな」というのをどこか主張したいんです。。。
まぁそんな自由な走行も、名神に入ってからは渋滞渋滞渋滞で、そのままトロトロと京都東ICまで帰ってきました。
今回、初めてサーキットでの試乗会となったわけですが、試乗会場がサーキットであれど、先導がいれば出せる速度も知れてますし、追い越しが禁止であれば前を走る人のペースにも左右はされる。
試乗ってなかなか思うようにできず、難しいもんだなぁというのはつくづく思う一日でしたね。
でも、1回の試乗で走れる距離が長いので、機会があればサーキットでの試乗がいいですよ。
追記
店頭試乗でNinja250Rに乗ってきました。
Ninjaで街乗りをしてみると、試乗会での印象と少し違う部分が見えましたので付け加えたいと思います。
サーキットでは正直どう乗ってもまわりにおかまいなしなのですが、店頭試乗で街乗りをしてみるとエンジンをブン回してるのはかっこ悪いですし、そもそも先導車が制限速度を大幅に越えるといったことはないですし、信号での発進の機会は多いですし、曲がるところも交差点なので遅くコンパクトに曲がらないといけません。
それで乗ってみますと…
エンジンの回転数は低いところばかりを使ってしまうので、けっこうダルさみたいな部分もあります。
おかまいなしに回転あげていけばいいのですが、かっこ悪いのはもちろん、先導車=車のペースと考えると、回してしまってはペースが合いませんし、その状態でペースをあわせると当然アクセルでギクシャクします。
そうなると結局下のほうの回転でガチガチガチガチシフトチェンジばかりする走りになるんですよね。
600に慣れすぎちゃいましたかね。。。
あとポジションですね。
試乗会のときにも書いたと思うんですけどステップがやはり前なんですよ。慣れの問題かもしれませんが。
そのためかシフトチェンジにもちょっと違和感があったんですよね。
あとステップが平らなのも好きではないです。ペタっと足乗せること前提ですから。
ただ、まぁポジションなんて後で好きに換えられるので、さほど大きなマイナス要因ではないとは思います。
でも自分に合うポジションにできるパーツがリリースされるかどうかも重要になってきますね。
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