TIサーキットダンロップ走行会
参加者 よもだ君(ホーネット250)、たにし君(ホーネット250)、こたろう君(CB400SFスペ2)、自分(CBR600F4i)
この日は朝の6時30分に西宮名塩S.Aにて、こたろう君とたにし君と待ち合わせの予定。
しかし、、またもや寝坊してしまった自分、、。
お決まりのネタですか?定番ですか・・・?
いえ素なんです…。
直ぐに出発して京都I.Cに到着したのが5時50分。
「飛ばせば間に合う!!」と名塩I.Cまで遅れを取り戻すためにかっ飛ばす。
早朝だったため道はすいており6時20分遅刻することもなく名塩S.Aに無事到着。
「うん。終わりよければすべてよし!」
ってここからがスタートなんですね(笑)
駐輪場には954RR、SP−1、400SF、ホーネットが停まっており、横にたにし君とこたろう君を発見。
「おはよ〜〜」と挨拶をかわし雑談しながら一服。その後自分だけデジカメの電池がないので売店へ行く。
売店にはツナギを着た二人組がいる・・・SP1と954RRだろう・・・
売店から戻ってこたろう君に話すと「ツナギの人もいますし、トランポにバイク積んだ人もいますよ。みなさんTIサーキットへ行くのは間違いないかと・・」と・・
ギリギリに申し込みをした自分がナンバー9。
こたろう君が1だったので、勝手に「参加人数少なさそうだから走りやすいかも〜」なんて軽く考えていたのだが・・・・どうやら人は多そう・・・・
正直恐い・・・
少しの休憩も済ませ出発。
ガソリンがない自分はここで給油。二人には先に走ってもらうことに。
思ったよりもガソリンスタンドが混んでいたので、二人とはかなり離れてしまう。
追いついたのは山陽自動車道に入った直後でそこから3人で走る。
ひそかにフルパワー化をしていた自分。
しかし試す場所がなかったので空いてて走りやすい山陽道でアタック開始。
200キロまでは順調に吹け上がりバッチリOK!テスト終了。
順調に走っていたが、ネイキッドの2人のペースが疲れのためか落ちてきたので竜野西S.Aで休憩。
本当はノンストップで行くつもりであったが、この時点で7時15分。備前I.Cに8時の予定で考えるとかなりのハイペースであったのだ。
竜野西S.Aで50分まで休憩。
その間、現像の終わった(11月6日に走った)六甲の写真をみんなに配る。
備前I.Cには8時と予定通りに到着し、よもだ君との待ち合わせ場所には8時20分と待ち合わせの10分前には到着。
すでによもだ君も着いていた。
このコンビニで自分は肉まんを購入し、それを朝食代わりとする。
この時期の早朝は寒く、高速を走り続けたおかげで体は冷え冷え状態。
この肉まんの熱がたまらんですわ〜〜。
8時40分出発、TIサーキットへは20ほどで到着する。
既にたくさんのバイクが準備をしており、そのほとんどがリッタークラスばかり……
600クラスはというと自分入れて3台…とほほ…。
ほとんどの人がトランポまで用意してきてるし…サーキットをナメてる?とお叱りを受けそうな雰囲気であったのだ。
受付を済ませてから空いてるピットを見つけてテーピング開始。これがけっこう面倒だった(^^;
←グランツーリスモ?(謎)
テーピングが終わるとすぐに簡単なミーティングが始まり、旗の種類、コースを走るルールなどを覚える。
説明の内容は聞けば聞くほど恐くなるものだった・・・
転倒したらどうのとか、抜かれるときはどうのとか・・・
自分・・大丈夫なんだろうか・・と・・
なんせ…サーキット初体験のくせに申し込み用紙には”おもいっきり嘘”を書いてサーキット経験5回未満のところへチェック。
フリー走行可能なBグループに参加していたのだから・・・(汗)
ちなみに、走行会は3つにグループ分けられており、20分間3回走行で全部先導車がつくサーキット経験のない人向けのクラスのAクラス。
最初の1回は先導着き、残り2回はフリーのサーキット経験者向けのクラスのBクラス。
最初からフリーのレース経験者向けのCクラスという具合でレベルにあわせた走行が可能となっている。
車検の受付が始まったり3人で車検を受けにむかう。
自分のバイクははっきりいってボロである…。
ナンバー灯割れてるし…ウィンカーはビニールテープで固定されるし…カウルにも傷が…
まさかここまで着て走行禁止なんてことにならないかと心配になりながらもチェックを受けるが、キャリパーをハンマーがコンコンと叩く程度。
思いっきり拍子抜けであった。(笑)
車検が終わるとAグループの走行が始まるまで少し時間が空く。
リッターバイクに囲まれ、(同じピット内にはSP-1、954RR、R1、9R、900RR、NS400R・・・そして自分達・・)圧倒され、緊張して、いつも以上に無口な自分に「のんさんいつもの元気ないじゃないですか〜」とこたろう君。
「い、いや・・そんなこともないんだけどね・・」と少し強がってみたものの、内心参加者の邪魔にならないかとかなり不安になっていた…。
しかも路面温度がかなり低ようで、つい先日に街乗りで温まってないタイヤが後輪から滑って(軽いホイルスピン)転倒しているだけに転倒の2文字が頭から離れない・・・
「自走できてるしコケたらシャレにもならない…。ツナギ姿で電車乗るのも嫌だなぁ…。電車で帰るとしたらどうやって帰ればいいんだろ…。いくらくらいかかるんかなぁ・・」と考えれば考えるほどマイナス思考モードになっていく…。
そうこうしている間にもAクラスの走行が始まる。
ツナギを持っていない、たにし君とよもだ君はAグループである。
「頑張ってね!!でもコケないようにね!」と2人を見送り写真撮影に走る。
先導は国際A級ライダー5人で行い、そのうち2人はBEETで今年の8耐に出場している凄い人達らしい。
しかし、先導車の一台がピットから出たとたんおもいっきりリアを滑らせ転倒…
路面温度の影響であることはあきらかだった…
またもや恐怖に襲われる自分…
こたろう君はそれを見て笑っていた…
2人のことも心配になりながらストレートで待つ。どうやら無事である。
ストレートの写真も撮り終え裏ストレートから続くリボルバーコーナーへ移動する自分達。
1本目ということもあり速度は押さえ気味の様子だった。
←前がよもだ君、後ろがたにし君
結局1本目は押さえ気味のまま終了し、たしに君もよもだ君も不満だったらしい。
そしていよいよ自分達の番がくる。
こたろう君と急いで受付に行くと「今はCですよ。Bクラスもう走ってますよ」と…。
「やってもうたぁ…」と内心諦めていると「じゃあCクラスの後ろに先導をつけますから、それで走ってください」と言われる。
「やった〜走れる〜」と思う一方でレース経験者向けのCクラスにまぎれて走るのは半端じゃなく恐い・・・。
まわりはヘッドライトもテールランプもない本格派ばかり・・
正直辞退しようかまで考えたが先導がいるので上手く避けてもらえるような走りはしてくれそう?と考え「ありがとうございます」とCクラスと走ることとなった。
(自分ひとりだったら諦めたかも…)
Cクラスの参加者には「路面温度が低いので1周目は追い越し禁止でお願いします。あとBクラスも2台いますので注意してください」と伝達される。
なんか、、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになり、とても形見が狭い、、、
Cクラスの後を少しあけてピットレーンに並びいよいよスタートである。
まずCクラス全員がスタート。そこから少しあけて自分達2台がスタートする。
出だしはゆっくりめだった先導もだんだんと速度をあげていき、それを必死で追いかける自分。
しかし、路面温度の不安が頭から離れず、どうしても攻めきれない・・・・
2コーナーで転倒しているR1が視界に入る・・・連続ヘアピンでは同じピットのNS400Rが・・・
だが、裏ストレートでは度派手なウィリーまでかましてくれるお茶目な先導車。少し緊張がほぐれてくる。
先導がちらちら後ろを見るので自分も見るとこたろう君が視界から消えている・・・・
「まさか転倒したんじゃ・・・」と心配になりつつもペースを上げていく先導車。
2周目にはCグループの最後尾へ追いついてしまう。
それを抜いていく先導車・・・
「おい、、、あんたに着いて走れって言われてる自分もCグループの車両を追い抜いていけというのかい??」と迷いながらもCグループの2台をパス。
4〜5台を抜いたところで先導のライダーが手でOKのサインを出し、前に行けと手でサインをする。
なんのことやらわからない自分はとりあえず先導車後ろに着いたまま走ると先導車はピットロードへと・・・・
「え、、、あんたが帰ったらダメじゃない!!自分はこのままCクラスにまぎれて走れというのかい・・・あんた鬼だ・・・」
「戻らないで」と言ったところで聞こえる訳もないので2周もしていないうちにCクラスにまぎれて走ることとなったのだ…
ここからはまったくのフリーである。
しかしCクラスとは言え自分が追いつく時点で自分よりも遅い。
遅いバイクは遠慮しない!と次々とパス。
すると前のバイクを抜きあえいでいるアプリリアのミレに追いつく。
しかしこのミレ…なかなか速い。
ブレーキングで詰め、コーナーで並ぶも立ち上がりで離され差が縮まらない。
まさにバトル状態だ。
このとき既に緊張の”き”の字もなく走りを楽しんでいる自分がいた。
ミレを追いかけながらもミレに引っ張らるかのように遅いバイクをどんどんパスしていく。
結局最後までミレを抜くことができないままチェッカーフラッグ。
悔しかったが満足感もあった。
むしろこのままCクラスで走りたい気分でいっぱいになっていた。
←真ん中が自分。なんかレースっぽいでしょ(笑)
←前傾がカッコイイね!
ピットへ戻るとこたろう君も戻ってきた。どうやら無事だったようだ。
聞けば、後ろにも先導ライダーがいたらしく、自分達が先へ行ったあと、その先導ライダーが前に出てこたろう君を先導していたらしい。
しかし、その先導車も2周目でピットへ戻ってしまい、ストレートでは後ろばかり気になって恐かったとか・・・・
無事1回目の走行を終え、昼食をとりに食堂へ行く。
昼食は日替わりランチのカツ丼と豚汁を注文。席に着いていただきま〜〜す
しかし、、サーキット上以外にも熾烈なバトルは繰り広げられるのであった。。。。
早食いには絶対的な自信をもっているこたろう君。
しかし、よもだ君のペースも速い。
自分とたにし君はまったく追いつけない・・・結局よもだ君が逃げ切り勝利、
こたろう君が敗れてしまったのだ。(いや、早食いバトルをしてた訳じゃないんだけど・・汗)
こたろう君「よもだ君はやっ!早食いなら自信あったんだけどなぁ 笑」
自分「お、大食いであれば・・・くっ・・」
こたろう君「い、いやよもだ君よく食べるよ。」
自分(昔大盛りラーメンを一緒に食べにいったことを思い出しながら)「そういわれると良く食べるね・・ダ、ダブルタイトルが〜(泣)」
(※注 一部大げさな表現があります 笑)
早食いタイトルは奪われたどころか一番食べるのが遅かった自分は一タイヤ試乗会&国際A級ライダーによるタンデム試乗会が始まる時間にもかかわらず余裕をかまして一服。
そこから急いでタンデム試乗の受付を済ませ順番を待つ。
こたろう君とたにし君が先に乗り帰ってくる。
2人「う、腕がぁ・・・」
どうやらかなりハードな走りをしてくれるらしい・・
つぎに自分とよもだ君の番がまわってくる。自分はZZR1200をチョイス。
しかし、メットのシールドを閉め忘れ、そのまま発進してしまったのだ…。
1コーナー・・目が痛くて何も見えない・・・
2コーナー・・すんごい目が痛い・・・
裏ストレート・・200キロから50キロまでフルブレーキング・・・前に放り出されそうになる・・
グラブバーをもっている手がかなり痛い・・
メインストレート…メットを下向きにして風圧を利用してシールドを下げることに成功。
コーナーの度に前へ放り投げ出されそうになりながら2周走りピットへ戻る。
腕は・・棒になっていた・・
「こ、殺すきかぁ〜頼まれても乗ってやるもんか!」と内心思いながら激しく痛む腕をさすり「自分もタンデムじゃ丁寧な走りをしなきゃ・・」と反省するのであった・・
午後の走行も始まりAクラスがスタートする。
今度は遅刻しないようにとストレートのみで写真撮影。
空がどんより曇り、ときおり小雨のパラつくような天気に変わってしまい、心配しながら待つ。
ストレートに戻ってきた集団は追い越し禁止のはずのAクラスなのだが、、
1本目よりも全然速く、遅いバイクはどんどんと抜かれていく。。
もちろん排気量でクラス分けされてる訳でもないので2人のホーネットも抜かれていくのが見えた・・
2周ほどAクラスを見て、Bクラスの準備にかかる。
今回は遅刻せず列の前のほうに並んでいると、こたろう君がいきなり列の最後尾へと移動。。。
自分も前は絶対に嫌!と思ったのだが、そのまま受付を済ませ前から4〜5番目あたりで並ぶ。
ここで係員が「2列でお願いしま〜す。」というので一番前へ行くはめに・・
そのままピットレーンに移動し、自分は左の列の先頭でスタートを待つことになったのだ。
係員さんが「路面がかなり冷えてます。気温も路面も10度以下なのでタイヤが温まるまで2周先導をつけますので皆さんくれぐれも気をつけてください」と説明。STOPの看板が移動されスタートである。
左の列だから後からスタートかな。F1でもなんでもポールポジションは右だから右の人が出てから自分も続こうと自分はスタートしないで待っていると「左の列から出てください」との指示が・・・・
ポールポジションでのスタートとなってしまったのだ。
2周は先導がつくので先導車に着いて走る。
やはり天気は回復せず小雨がパラついたままである…。
路面はまだ濡れてはいないが・・・
裏ストレートに入り先導車が後ろを振り向く。
「なんだろう?」と思い自分も振り向くと後ろがまったくついてきていない。
すこしペースが落とされ2周目へ突入。
メインストレート…はやり後ろが着ていこない…
自分の運転が危なっかしくて距離をおいてるんですか?(涙)
先導車がペースを落とせの合図を出し、ゆっくり走ると後ろが追いついてくる。ちなみに自分の後ろは同じピット強面のR1のお兄さん…。
メットで顔が隠れていても小心者の自分には怖い存在である(汗)
そのまま先導車がピットへ戻りフリー走行開始。
最終コーナーで後ろとの差を広げる。ぶつかりでもしたら怖いのでもう必死(笑)

 
↑こたろう君インを突いた!抜くのか?いやここは白のSFが抑える!
前も後ろもま〜〜ったくバイクが見えないまま路面温度を考え無理はせず、慎重に一人寂しく周回を重ねていく。
タイヤが思うように温まらないのか、思い切った寝かしこみもできなければ、思い切った立ち上がりでのワイドオープンもできない……。
そのせいで裏ストレートでは200キロちょいまでしか出せず、さらに3速のまま走ってしまいレブリミッターを作動させてしまうことが何度があった。
どこがピークパワーなのかよくわかんない……。
メインストレートでは190キロちょいがいいところ。
国内仕様のマフラーのままフルパワー化したので低中トルクの落ち込みもあり、高速でもフン詰まり感は否めない・・・どっち着かず仕様の悲惨なCBRと自分の腕……どうしたもんだか。。。
せっかく某所で事前練習してきたのになぁ〜〜……
4週目か5周目に突入したころ裏ストレートで赤旗が出てる。
赤旗はレース中止、ピットへ戻れのサインである。
少しペースを落とし連続ヘアピンにさしかかると2〜3台のバイクがコース脇に横たわっているのが見えた・・・
そのままピットに戻りこたろう君の戻りを待っていると他の人はピットレーンで待機していることに気がつき、あわててエンジンを始動してピットレーンへ移動する自分(汗)
ここで放送が入りBクラスの走行は終了となる。
「お、ポールtoウィン!! へへ〜〜ん。Bクラス楽勝〜(大きな勘違い)」なんて笑ってピットに帰る。
こたろう君に話を聞くとコース上にライダーが横たわって動かないほどの多重クラッシュがあったらしく、悲惨な光景だったと・・・
同じピットにいた、あまりお近づきにはなりたくないようなイカツイお兄ちゃんの乗ったR1も運ばれてきて、アンダーカウルに詰まった砂をスタッフと一緒に取り除く作業をしている・・
同じピットで二人も転倒者が出てしまったのである・・
さて、転倒の暗い話はここで終了。次はダンロップタイヤ試乗会。
D208を装着した試乗車は隼、9R、6R(636)SP−1の4台。
よもだ君に「何乗りますか?」と聞かれ「6Rかな〜」と答えたが、「あやっぱし足がつくのならSP−1に乗ってみたい。跨いでダメだったら6Rにするね」とSP−1に乗ってみた。

足はなんとか着き、そのままSP−1でスタート。
が、しかし、、、大型Vツインのパワーフィールはどうもなじめない・・どこからでも加速をする。
マルチのようなぐわっと湧き上がるパワーを全然感じず、気がつけばレッド手前までエンジンは回っている・・・パワーバンドはどこだったんだろう…。
←手振ってるのにかぶってる…
しかしコーナーは面白かった。
目線を向ければマシンが勝手に曲がって行く、それでもってコーナーは嘘のように軽くヒラヒラと曲がっていく。
もうすこし先導車が速く走ってくれればもっと面白かったのだが、それなりの速度で2周の周回を終わり試乗は終了となる。
ついにAクラス最後の走行が始まる。
ここで係員が「速いグループと普通と遅いグループに分けますので自分にあったグループに並んでください〜」と説明。よもだ君は速いグループの前から4〜5番目に並び、その1つか2つ後ろにたにし君が並ぶ。
「うわ、速いグループにいっちゃったよ。2人ともチャレンジャーだね〜」とこたろう君と話しているとAクラスの7〜8割は速いグループに並び、遅いグループにはたったの3人となる(笑)
1週目メインストレートに戻ってきた速いグループは順位に変化なし。たぶんタイヤが温まる1〜2周は追い越しは禁止されているのだろう。
周回が進んでいくと、よもだ君もたにし君も次々と抜かれていく、、やはりホーネット250ではストレートが苦しいようだ・・・
そのうちたにし君とよもだ君の順番が逆転、たにし君がよもだ君の前を走る。
どこで抜いたんだろう・・
 
↑左がたにし君。手ふって余裕だね(笑)右がよもだ君。前傾でかっこいい
最後まで走りを見たい気持ちを抑えながらBクラスの出走準備にうつる。
今度はこたろう君も前の方へ位置し、前から2番目がこたろう君、前から3番目が自分となる。
やはり路面温度が低いので最初の2周は先導つき、コーナーでの追い越しも禁止となる。
先頭はCB400SF。
先導車の後ろを走るが、無理なハングオフにぎこちないライン取りでなんか不安。
2周目の最終コーナーの1つ手前で先導車はピットロードへ入る。
最終コーナーは思いっきり加速重視なライン取りで高回転をキープ、メインストレートに入った時点で前の2台を抜きトップにでる。(スタートライン手前で抜いてよかったのだろうか・・・?)
またもや前に誰もいない状態になり、そのまま1周走りきる。
4周目後ろから速い2台が追いついてくることに気がつく…。
1つ1つで差は縮まっていき、5周目1コーナーでその2台が自分をブレーキングでパス。
うわ、は、速っ!しかもZRX1200にZZR1200じゃん・・どっちもスーパースポーツじゃないのに・・・と少し落ち込むが、何故かこの2台自分を待っているような走りをしている。
何故・・?と考えよく見てみると、さきほどのタンデム試乗会のBEETコンビであったのだ。
あ、国際A級ライダーか、どうりでかなわんわ(汗)とマイペースで走ることに。
前の2台はかっ飛ばしたり、自分にペースを合わせたりと自分をひっぱるかのような走りを見せ途中でピットへかえってしまう。
たぶん、遊んでくれたんですね(笑)
 
↑手振ってる場合か?(笑)
 
右こたろう君。すげぇつっこみだ!
そうこうしているうちに、周回遅れが1コーナーに現れる。
コースのど真ん中を走りアウトから抜くかインから抜くか迷うが、周回遅れは自分に気づいていない・・・
アウトからゆっくり併走し、立ち上がりでパス。コーナーで抜くなって言われてるからね(汗)
でも公道と勘違いしちゃって抜いたあと左手で”ありがとう”のサインを出してしまった。なはははは
次は裏ストレート手前のヘアピンで2台。
やはりこちらには気がついていない様子できっちりとラインをとってくる・・・・
これじゃ抜き辛い・・・サーキット慣れしていないのに先頭は大変である。。。
ふと、後ろを振り向くと900RRが追いついてきているのが見える。周回遅れに手間取ってしまったか・・・と、コーナーであるにも関わらずアウトからパス。(こらっ!)裏ストレートを全開で駆け上がる。
が、、、加速で900RRに適う訳もなくあっさり差をつめられ、ブレーキングで並ぶ。インは900RR。
お互い顔を見合し「行く?行かない?」ってな状態(笑)
かぶせることはできたのだが、レースではないので前を譲ることにしたのだ。
そして900RRの後ろを走り隙あらば・・と隙をうかがっていたのだが、メインストレートに戻ってくると、そこでチェッカーフラッグ・・・・いいとこ取りされてしまったのである。。
この900RR、実は同じピットの人で彼女か奥様かわからないが連れの女性と一緒にBクラスに走っているライダーであったのだ。
実はピットにいる時点でこたろう君と「たぶんあの900RR速いよ。Bクラスでエントリーしているのはたぶん連れの女性のレベルにあわしてだろうね。」なんて話をしていたのだが、まさにその通りであった。。。
しかし、抜かれたことにそれほどのショックもなかった。逆に言うと自分がここまで通用するとは思ってもなく、満足感でいっぱいであった。
ま、平日だったからレベルが低かったとは思うんですけどね(^^;;
3回の走行が終わり閉会式&ジャンケン大会。
商品はダンロップグッズ。Tシャツや帽子やパラソルである。
「え〜〜ダンロップの帽子5名様」「最初はグー」なぜか勝ち進んでしまう自分・・・ついに6人まで勝ち残ってしまう。
脱落者は一人・・・6分の5で帽子ゲットだ・・こりゃ貰ったも同然!
と思っていると、、、最後の一人は自分でした・・・トホホ・・・
←カメラ目線の人が・・
閉会式も終わりサーキットを後にする。よもだ君の先導で赤穂のファミレスへ行き夕食をとる。店を出て2号線でよもだ君とお別れ。
 
↑むむむ・・どこからともなく現れますな・・・
そのまままっすぐ進み、姫路バイパス、阪神高速経由で西宮までいく。
171と2号線の分岐点でこたろう君と別れ、池田でたにし君とわかれる。
そして10時に帰宅。
自分にとってははじめてのサーキットで右も左もわからず、戸惑うことも多かったが、サーキットは楽しかった。
病み付きになりそうで恐いのだが懐に厳しいので、たぶんそれほど走る機会は今後少ないであろう・・
トランポもなければ転倒したとき帰れなくなる可能性も・・・
しかし、今回は路面温度や天候に終始悩まされていた、、、、もっと全開走行がしたかった・・・これが今回唯一の不満である。
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