K'sミーティング2009 カワサキ試乗会in鈴鹿ツイン(09年4月5日)
参加者 らんまるパパさん、シェイブドヘッドさん、ムセンさんご夫妻、自分
今年もカワサキ試乗会へ行ってきました。
メンバーはらんまるパパさん、シェイブドヘッドさん、ムセンさんご夫妻です。

自分の注目モデルはもちろん新型6R。
それとER6、ちょっとおまけ程度にダエグといったところ。
ではさっそくZRX1200ダエグから。

見た目は少しエッジを出したZRX1200といった感じになりました。
Y字スポークのホイールや薄いシートカウルなど現代風にうまくアレンジしてきましたよね。
日本限定モデルとなるようですが、パワーは規制解除もあって従来の国内仕様+10psの110馬力となりました。

カワサキがメインとしてアピールしたいためか、先導車の後ろ2台がダエグという配置になってました。
なるべく前に詰まることなく走れるようにですかね。
でも後ろを走るZZR1400や10Rに迷惑がかかってしまうような遅いペースでは走るなという無言の圧力でもありますよね。
前の人が先導車についていけないような遅い人であれば悲劇なので、自分は1台目をチョイス。
数々の試乗で身に着けた自衛策です。
バイクの印象としては、乗り味すべてが柔らかいバイクだなぁとそんな感じでした。
もう少しペースが上がれば違う側面も見れたとは思いますが。
エンジン特性はモリモリ感が減ってスムーズ感が上がったような感じですね。
これまでのZRX1200国内仕様、逆車どちらに近いわけでもなく、ダエグはダエグといった感じに思えました。
そうそう・・・自分の後ろの方は超マイペースさんでしてね、一台目に乗った自分だけ被害がなく逆になんだか申し訳なかったかと・・・。
もちろんペースは個人の自由ではありますが、後続に迷惑をかけてしまうことを考えると、あまりゆっくりというのもどうなんだろうとは毎回思うことであります。。。
ピットに戻るとき先導さんはそのままスッとピットレーンに入っていったのですが、自分の後ろの方はまだ最終コーナーの進入にも達していなかったので、ピットに入る寸前で止まって待ち、自分が先導さんのかわりにピットに戻る案内をしてあげましたよ・・・?
最初の試乗でこの状況とは先が思いやられます・・・

シェイブドヘッドさんのダエグの感想は、エンジンが穏やかすぎて面白くなかったとか。所有しているXJR1300やシェイブドヘッドさんのお兄さんが以前所有していたCB1300と比べてそう思ったみたいです。
ブランニューのZX-6Rです。

自分の05を"さらに"型遅れにした嫌な奴でありますw
05年式は最強にカッコイイ(馬鹿オーナー)訳ですが、こちらも負けじとカッコイイですね。
でも前の人がゆっくりすぎな人でしたので、走行面でのキャラクターはよくわかっていなかったりはします。。。
最後尾2台という並びが間違いだったんじゃないですか・・・カワサキさん・・・。せっかくの新型なのに・・・。
まぁ強いて言うなら・・・BPフォークは低速でもよく動くと・・・それはわかりましたが・・・。
腰高感は自分の型より少しマシになってますが、それでもハンドル位置が低いことには変わらない印象ですね。
しかし5mmとは言えシート高が下がってくれたおかげで、上体の自由度が上がったことはハッキリとわかりました。
ひょっとしたらタンクも短くされてるのかもしれません。
あと大幅な軽量化からの恩恵ですかね、バイクの上から「いよっと」という感覚で操る05年式より、あまり体を使わずともスーっと寝ていく感触があります。
キャスター立てましたかね?05は寝ていて25度もあります。
試乗ペースでの印象であれば”一体感の08以前”、”自由度の09”といったところでしょうか。
どちらがメリットなのか、ペースが上がれば印象はかわるのか、そこが気になります。
二周目は直線で距離をとり、ブレーキング→寝かしこみ→立ち上がりとなるべくコーナリングの一連動作の感触を試しそうとしてみたのですが、やはり団子がひどすぎて・・・どうやっても立ち上がれませんでした。。
(先導含め前4台は遥か彼方)
ひどいところではかなり距離をとっていても進入が徐行みたいな速度のためブレーキングすら試せず、コーナを順番待ちして曲がっていくような感じになっていましたし・・・
結局ひとつもスムーズに回れるコーナーはつくれなかったんです、、、、。

広い最終コーナーでもこんな感じですよ。
サーキットでキープレフトするなんてどういうことなんですか・・・
前から遅れてしまっているならレコードライン通ってさっさと加速していけ!!

で、早く行ってくれないかな〜と前のZ1000が加速していくのを徐行の速度域で待つわけですよ・・・。
ふぅ・・・なんなのこれ・・・
1400GTRです。

一度は乗ってみたい巨大ツアラー。
足つきはこの通りかなり厳しいです・・・

ちなみにシェイブドヘッドさんが乗ってもかかとはつきませんからね。

でも、走っているときはこのようにリラックスポジション。
ハンドルがすごく高くて乗りやすいんですよ。
あまりに姿勢が正しすぎて逆にガチガチに緊張してるかのように見えないこともないですが・・・

ベースとなるZZR1400のイメージで乗ると重くて曲がらないのに少し驚きました。
峠などを走るときはさすがにアクセルあけるのがワンテンポ遅れそうな気がします。。
寝かし込み、切り返しもまったりまったりですね。
ただこれは大陸横断ツアラーですので抜群の安定感です。
ポジションゆったりでバイクであることを忘れそうなくらいのクルージング性能でした。
タンクの上部にある小物いれも便利で、これで北海道なんて走ってみたいとは思いましたね。

夫婦でタンデムするムセンさん夫妻。
タンデマーもすごく乗りやすそうですし、タンデム自体がすごく似合います。
ちなみに自分も「誰か後ろに乗ります?」って聞いたんですけど……
誰も乗ってくれませんでした。。。
あ、そそパニアケースって乗り降りのとき蹴ってしまうんですね。
この試乗車、パニアケースの角が擦れまくってましたよ・・・。かわいそうに・・・。
ZZR1400

三年連続3度目の試乗だったりしますね。
感想等は去年のを参考に、、、、。
ガッツリ加速させることが魅力のこのバイクですが、直線は前と距離をとるために使い、カーブでの一連の動作を再確認していました。
そうしないと進入ですら詰まってしまう・・・というのはもう説明しなくていいでしょう・・・

やはりこのバイクの乗り味はいいですね。
重さを感じないとまで言うのは嘘ですが、それがあっても楽しいです。

シェイブド・ヘッドさんも思ったよりスポーツできることに関心してました。
ただ現行のハヤブサのほうが安定感があるのでそちらのほうが好みとも言ってましたね。

こちらはムセンさん。
もりもりパワーが刺激的だったようですよ。
Dトラッカー

去年乗りましたが、あまりにも悲惨なペースだったのでリベンジしてきました。

まままま・・・今年も前が詰まっていたなんて今さらオチにもなりませんよね・・・。
印象としては、すごく軽い車体がクルクルよく曲がります。
ポジションも楽で足つきにさえ目をつむれば楽しそうなバイクですが、オフベースならではのピッチありすぎの挙動にはちょっと慣れが必要かとは思います。
ER-6

2台ともモデルチェンジ。スペックはほぼ変わりませんがエッジの増した外観になり、すこし高級感がでたと思います。

ER-6F

ER-6N
自分が試乗したのはネイキッドのER-6Nでした。
単純に順番待ちが短くてすむのがこちらの方だったので選んだわけですが、圧倒的にFのほうが人気でしたね。
走りはあまり変わらないはずなので、やはりカウルの効果やゲーム&ウォッチを彷彿とさせるメーターが気になるのでしょうか。
今回のモデルチェンジは外装だけでなく中身もけっこう変わった印象がありました。
足まわりに少し固さが増したのか、コーナーでカッチリしたような気がします。
なのでコーナーはこれまでのより過重をかけたほうがいいのかな?といった印象で逆にヒラヒラ感が薄れたような気もしました。
新型のほうがペースをあげていくと良くなっていくんでしょうね。
エンジンもツインを思わせないスムーズにふけあがる先代よりは、ツインらしいトルクフルな感触に変わったんじゃないですかね。
峠では走りやすいんでしょうけど、先代の「大型のVTR」といった印象が薄れてしまったことは個人的には残念とも思います。
でもトータルパッケージはかなりあげてきましたね。
中途半端なシティーコミューターとして見るのではなく、価格、コストパフォーマンスに注目して選定候補に挙げてほしいバイクです。
だってこれ400ネイキッド+αくらいの価格で買えてしまうのですから。
以上、自分が乗ったのは6台のインプレでした。
続いて試乗していない展示バイクの画像をご覧ください。

Ninja250R

KSR110

KLX250

ゼファーχ

Z1000

ZX-10R

シェイブドヘッドさんはブレーキの効きに感動されてましたね〜。

バルカン900

バルカン1500
アメリカンでもかかとがつかないとは・・・
ムセンさんご夫妻、シェイブドヘッドさんが乗ってました。
シェイブドヘッドさん曰く、どう乗ったらいいかわからなかったので後ろをゆっくり走っていたそうです。
ムセンさんはいずれは大型アメリカン!だそうです。

ゼファーχ
そして各ショップさんブースにあったカスタム車たち。

Dトラッカー
悪人面をしているのが今日日のカスタムスクーター路線を彷彿とさせてしまうのですが、これくらいなら悪くないと思いました。
逆にノーマルの個性が強すぎるんですよ。

Ninja250R
デュアルヘッドライトに見えてノーマルの1眼ライトをそのまま使用、アッパーカウルで分割してあるのです。
人気モデルなNinjaですから、こういうので個性を出しても楽しいですよね。
とまぁこんな感じに、まる1日バイクに乗ったり、触れたり、眺めたりの1日を過ごしました。
試乗にあたって「今年こそ、今年こそ」とせめて先導車と同じくらいペースで走れることを願う訳ですが、けっきょく「●●のときは原付くらいの速度でしか試乗できなかった・・・」といった感じに消化不良で帰ってくるんですよね。
まぁ毎年恒例ですが・・・、今年もしかりっと。。
ただ試乗以外にも楽しみはあって、自分はショップさんのブースでの中古パーツやアウトレット商品を毎年あさっていたりします。
100円のブレーキレバーを買いそうになったり・・・(適合不明)
所有してないバイクのパーツリスト5〜6冊買ってきたり・・・、海外のカタログを買ってきたり・・・
かなりアホな買い物ながらホクホクです。