アドレスV125オイル・オイルフィルター交換


V125(K5〜K9)、V125S(L0)共通

※作業にあたっては、あくまでも自己責任でお願いします。

※アフィリエイトは商品の解説の省略と、現物のイメージを伝えるためと、参考価格のため程度に貼っています。


用意するもの

●オイル
メーカー指定
・エクスターオイルSG(SG)10W-40
・エクスターオイルTYPE04(SF)10W-40
・エクスターオイルスーパーデラックス(SE)10W-40
SUZUKI スズキ/エクスターオイル スーパーデラックス【10W-40】【4サイクルオイル】
SUZUKI スズキ/エクスターオイル スーパーデラックス【10W-40】【4サイクルオイル】

●ドレンワッシャー
キタコ KITACO/ドレンワッシャー
キタコ KITACO/ドレンワッシャー

●オイルフィルター(オイルフィルターを交換する場合)
Vesrah ベスラ/オイルフィルター
Vesrah ベスラ/オイルフィルター Address


必要な工具

●メガネレンチ14mm

●メガネレンチ8mm(オイルフィルターを交換する場合)

必要なケミカル
●パーツクリーナー
AZオイル エーゼットオイル/パーツクリーナー650ml
AZオイル エーゼットオイル/パーツクリーナー650ml 汎用


オイルの交換時期ですが、個人的には3000キロごと、または半年に1回のオイル交換を推奨します。

オイルフィルターは一般的にオイル交換2回に1回の交換が推奨です。
ただ正直なところ、1万キロくらい使う方も多いですし、自分もオイル交換3〜4回に1回のペースでの交換になっています。
ただ交換すらしたことのない方も一般ユーザーの方には多く、こちらの部品も定期的な交換が必要な部品であることは知っておいてください。

オイル交換作業は正しいオイルレベル正しいく把握するためと、劣化したオイルをなるべく多く排出できるよう、センタースタンドは使用せず、サイドスタンドでおこないます。

1)
・オイルを抜く

オイルを抜くまえに2〜3分ほど暖気運転をします。


暖気運転とはエンジンをかけてアイドリングの回転数をしばらく保つことです。


アドレスV125のオイルドレンボルトは写真の矢印のあるボルトになります。
こちらのネジを手でまわせるようになるまでレンチで緩めます。

見た目からしても×印のボルトとよく間違われがちなのですが、こちらはドレンボルトではありません。



サイドスタンドで停車させているかを確認し、オイルの受けを潜り込ませます。

自分の場合、プラスチックの容器に新聞紙を入れたビニールを入れて廃油受けにしていますが
オイルパックリ/廃油処理パック [2L]
オイルパックリ/廃油処理パック [2L]

処理が手間な方にはこのような商品もあります。

他の手段として

・1枚単価の安い大人用紙おむつを使う
・トイレットペーパーのロールを使う
・食用油を固める薬品を使う

などが有名ですが、注意しなければならないのは、廃油の処理に関しては地方自治体によってルールが変わってくるということです。

廃油を下水に流すことは全国的に禁止事項ですが、廃油を固めて家庭ごみとして捨ててよいのか、廃油のしみ込んだ紙や布を家庭ごみとして捨ててよいのか、この辺りは事前に調べておく必要があります。


ボルトを外すとオイルが流れ落ちます。
オイルは熱くなっているのでやけどに注意。


オイルを抜く作業はオイルフィーラーキャップを緩めておくと抜けが早くなる場合もあります。

オイルの出が悪くなったらバイクを直立させ、最後は右に軽く傾けて、なるべく古いオイルを輩出させます。


オイルの排出が終われば、ドレンワッシャーを装着したオイルドレンボルトを締めます。

ドレンワッシャーは基本オイル交換毎に交換とされていますが、経験上4〜5回は繰り返しは使えるような気がします。
ただ使いまわしはあくまでも自己責任での話ですので、ここでは新品のドレンワッシャーに換えてくださいと一応書いておきます。
キタコ KITACO/ドレンワッシャー
キタコ KITACO/ドレンワッシャー


ドレンボルトを締めたら、ドレン付近に付着したオイルをパーツクリーナーで清掃します。
ここはちゃんと綺麗に吹き上げないと、走行中に吹き残したオイルが滴り落ち、リアタイヤに付着して転倒するなどの事故にも繋がりますので念入りに。


1.5)
・オイルフィルターを交換する

※オイル交換のみの方は読み飛ばしてください。


あらかじめ廃油の受けをしたに置き、車体左側の丸い蓋を外すします。
ボルトは3か所。(真ん中の大きなボルトは抜かなくていいです)


写真のボルトはT字レンチやラチェットレンチを入れるスペースがないのでメガレンチが必要です。


蓋が外れたら中に入っている円柱状(オイルフィルター)の部品を引き抜きます。


新品のオイルフィルターを用意。
このオイルフィルターにはパッキンや交換時期を記入するシールが同梱されていましたが(RSタイチで買ってきた純正品ではないやつ)、本来は同梱されていません。
ただ、こちらの商品がおすすめかというと、なんかフィルターのろ紙の面積が少ないので、個人的に店頭で在庫品を買うというスタンスでなければ、ネットでベスラを選んで使うのが無難かなとは思います。


オイルフィルターが挿入されていた箇所を軽く吹き上げます。


新品のオイルフィルターを挿入します。


蓋もパーツクリーナーで清掃。


矢印がついている部分が下になるよう車体に組付けます。

2)
・新しいオイルを入れる


アドレスV125、V125Sのオイル量は以下の通り

・オイル交換時:950ml
・オイルフィルター交換時:1050ml

規定量をオイルジョッキに入れます。


オイルフィーラーキャップを外し、こぼさないよう、ゆっくりオイルを注ぎます。

オイルがすべて入ったらオイルフィーラーキャップを締めます。
工具は使わず手締めです。


3)
・暖気運転、オイル漏れのチェック


新しいオイルがエンジン内にいきわたるよう、2〜3分暖気運転します。

このときドレンボルト付近、オイルフィルターを交換しているのであればオイルフィルター付近にオイルの漏れがないかチェックします。

2〜3分経てばエンジンを止めます。


4)
・オイルレベルのチェック

オイルレベルのチェックは下記の状態でおこないます。

・オイルレベルゲージはねじ込まず差し込むだけの状態でチェックする。
・センタースタンドは立てないでバイクを垂直に立てた状態にする
以上のことに注意してオイルレベルが正常の範囲内におさまっていれば、オイル交換作業は終了です。

お疲れさまでした。


質問、感想、誤り等があれば、 掲示板へお気軽にお書きください。

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