カワサキワールド&六甲山ツーリング(2016年12月18日)

参加者:、自分(FORZA) 


今日は神戸にあるカワサキワールドでジョナサン・レイ&トム・サイクスのサイン会が行われるため、この機を逃してはいけないと、フォルツァでカワサキワールドまで行きます。

知っている人には今更の説明にはなってしまうのですが、ジョナサン・レイは昨年、世界スーパーバイク選手権でホンダからカワサキに移籍し、初年度でぶっちぎりの個人総合優勝、今年も他を圧倒する成績で2年連続の個人総合連覇を果たしました。

トム・サイクスは2012年、マックス・ビアッジと0.5ポイント差という歴史に残る激戦を演じ、惜しくも個人総合2位、しかし翌年2013年には個人総合優勝、カワサキにスコット・ラッセル以来20年ぶりとなる年間チャンピオンをもたらせます。
2014も1ポイント差で惜しくも個人総合2位となりましたが、昨年総合3位、今年総合2位とスーパーバイクを代表するトップライダーです。

ワールドスーパーバイク選手権において、今年のカワサキ(ファクトリーチーム)は、チーム総合1位、個人総合1位ジョナサン・レイ、2位トム・サイクスと、完全優勝な1年となり、そのおかげもあってか、日本メーカーとして日本人ファンへのファンサービスというのは非常にありがたい話。

知名度、認知度は高くとも、日本で触れる機会の少ないスーパーバイクの世界に、少しでも触れておこうと、自分けっこうテンション高いです。
えぇ本当の意味で触れちゃおう(握手とか・・・ハグとか・・・)と思ってますから(笑)


ところで自分、今さらながらのカワサキ乗り。(みんな忘れてないよね?w)
カワサキのイベントに対しては、カワサキのバイクで参加することが、カワサキに対しての礼儀だという思う反面で・・・、実は先着100名にはサイン入りポスターのプレゼントがあるわけでして・・・、そのポスターを綺麗に持ち帰れるようにと、フォルツァを選ぶほかなかったんですよね。。。

でもまぁ、今年は酷道(R425)に行ったり、ハヤブサの聖地に行ったり、サーキットに行ったり・・・、超アウェイ感の激しいうちのフォルツァ。

カワサキのイベントだからどうのというのは、今さらって感じでもあります。

ただ1つだけ言わせてもらうなら、フォルツァに乗るときに多用しているヘルメットには、カワサキコーヒーブレイクミーティングのステッカーが貼ってあるので、個人的にはそれで「たいへんよくできました(はなまる)といった認識になっていたりはするのです。


さて、15時からのサイン会に間に合うよう、13時前に自宅を出発。
とりあえず色紙を買わないといけないので近くのコンビニへと立ち寄りましたが、コンビニには無いですね、色紙は。
まぁそんな感じはしてましたが。

なので近くのホームセンターへ立ち寄ったのですが、ここでは運が悪く・・・売り切れっと・・・。
しょうがないので別のホームセンターへ行き、二人分で2枚と予備1枚の3枚を購入。
念には念の入れようなのです。

あとは京都南ICから高速に乗って、名神→阪神高速神戸線の京橋ICまで突っ走ります。

ちなみに名神の京都南〜西宮は1400円なのですが、阪神高速神戸線の名神〜京橋区間が20キロほどの距離しかないにもかかわらず930円も取られました!

高すぎでしょっ!
往復でいくらのサインになるんだ・・・ぶつぶつぶつ・・・・。



で、カワサキワールドには2時ちょうどに到着。
イベント1時間前。計画通りに事は進んでいきます。

当たり前ですが、カワサキワールドにはカワサキのビッグバイクが多く停まっており、その中でもやはりZX-10Rが多数。
みなさんタイヤの端をガシガシに使っているのをみると、道の駅等で速いバイクに囲まれてしまっても、「タイヤの端あまりまくってるやん」なんて、しらけ半分な余裕も、今日はまったくもってありませんね。。。

えぇ、男カワサキ、袖切りジージャン、バトルスーツな方々ですよ。(※一人もそんな人いなかったけど)
ここは触るものみな傷つけるような人たちの集まりだと思うんですね。。。

今日の自分、普段着のジャンパーで来ているのですが、「そのようなバイクで、そのような出で立ちで、聖帝サイクス様のご御染筆賜ろうなど恥知らずが!」と、両端に大男が並んで来て、左右からジャンパーの袖をビリッ!っと破られてしまうのではないかとドキドキがとまりません。
(一部誤解を招く表現をいたしましたことを心よりお詫び申し上げます・・・・)


「サイン会へご参加の方ですか?」と入り口でスタッフに声をかけられます。
なぜわかった!?と少し動揺しつつ「ビッグスクーターですが何か?」ではなく、普通に「はい」とこたえるのですが、そのスタッフさんから発せられた言葉で、自分は奈落の底に突き落とされてしまうのです。

「既に定員に達してしまったのでサイン会には参加できない。」
「サイクスは飛行機が遅れて会場入りできない」
「サイン会の様子を横から見ていただくだけになりますが、それでもよろしければご入場ください」
と。。。。

定員があっただなんてサイトには載っていなかったんだけど・・・、たぶん人が集まりすぎて急遽締め切ったとかそんなパターン?(200人で締め切ったらしい)

あぁ・・・そうは言われても、京都から来て、何もせずに帰るわけにもいかないので、悲しいですが600円払ってカワサキワールドに入場しますとも。。。


カワサキワールドは今年リニューアルされたので、以前と同じでなかったのは救いでした。
しかし以前に比べてバイクの展示数そのものは減った感じはします。
W系やKH系などの旧車が昔はもっとあったと思いますし、そういやGPz900Rも見当たらないような・・・?。


H2R


H2
ちゃんと底も見えるように鏡になってるんです。わかってますよね、カワサキさん


有名なフレームNo.1のZ1


KR500
非常に美しい・・・。これ大好きです。
エンジンはタンデムツインってやつですよ。


ZX-RR
この次の年のが好きなんだけどなぁ〜。

ここから先はレーサーとベース市販車をわかりやすく展示されています。


アベンジャーって書いてあるけど正直わからないです。(汗)ただ非常に美しいデザインをしていますよね。
右がそれのレーサーみたいです。


750SSマッハ4(H2)ですね。 これなら自分でもわかります。
下がH2のレーサーでH2Rというらしい。
レーサーなんてあったんですね。


この辺りまで来るとヨダレが出そうですよ。
うちら世代は雑誌などでしかレジェンドマシンは知りませんからね。(ローレプはたまに見かけたけど)
言わずもがなな、Z1000Rローソンレプリカ。KRAKRAのマフラーが標準装備だったんですよ。
右はローソンカラーという言葉を生んだAMAスーパーバイクのZ1000J
の、レプリカである市販レーサーKZ1000S(汗)金ホールじゃないでしょ(汗)
ボードにもKZ1000Sって書いてあるし。。。
でも、この当時のことが知りたくてわざわざAMAスーパーバイクのDVD買ったんですよ自分。


たまりまへんわ〜〜ぐへぐへぐへ。
ZXR750と8耐優勝マシンZXR-7。
昔ZXR400に伊藤ハムカラーが出たんですよ?知ってます?。
スコットラッセルという人物はそのうち歴史の教科書に乗りますよ!?(な、わけない)


10R(市販車)撮らずに、SBKの10Rだけ撮ってた・・・
だって先代モデルはまだ普通に見かけるからいいじゃない(汗)
しかしSBKのマシンが日本で見られるのはうれしいですよ。
これはレイのマシンです。20年ぶりチャンピオンをもたらしたのサイクスのマシンじゃないんだ・・・。
SBKって日本じゃマイナーだから「今年はカワサキが熱いんです!」なんてあんときは吠えまくっていましたが、ここくらい(2015)になると勝つのが当たり前って感覚になってたんですよね。


ライディングシュミレーターは子供さんに人気だったので、自分は見てるだけでした。
でも、これどうやって遊ぶんだろ?



あれやこれや見てまわっているうちに、30分前倒しでサイン会がはじまりました。
くっ・・・、なんでよ。。。定員なんて書いてなかったじゃんよ。。。(まだ言ってる)


さすがプロフェッショナルっていうかね、ほんと笑顔でファンに対応してくれてるんですよ。
ツーショット写真なんかにも応じてくれてて、女性ファンなんてあからさまに密着してたもんなぁ・・

それ、逆にやったら警察ものだぞ!?!?


男前だなぁ、まったく・・・。
あ、それで女性の参加者も多くて、思っていたより多く集まりすぎて急遽定員なんて作ったんじゃ・・・
レース見に行ったときとかも思うけど、レース好きな女性って普段どこに隠れてるんだ?(隠れてません)


あ、サイクスのマシンもあった。
そりゃそうですね、今日来てくれる予定だったんですし。


なんとか人垣の間から写真を撮るのですが、場内が暗いせいでシャッター速度が遅くなり、撮った写真を見るとブレまくりだったり・・・

枚数撮ったわりには見られるものは少なかったです。(涙)

この後、電車や飛行機の展示を見てまわるのですが、「サイクスが遅れてやってくるなんてこともあるんじゃ!?!?」などと淡い期待があるせいで、なかなか会場から出られません(笑)

ちょっと粘ってみましたが、サイン会に並んでいる残り人数も少なくなり、「まぁないな・・・」と日が暮れて寒くなる前に帰ることにしました。

でも、このまま帰ったんじゃ往復の高速代がもったいない気がしたので、久しぶりに六甲へ立ち寄ってみます。
地図は持ってきていないのですが、景色を見てればだいたいわかるでしょう。

しかし今いるところは神戸元町ですからね、そりゃもう道は混みまくりです。
京都であれば遠慮なしにすり抜けしていくのですが、なんとなく品のあるイメージな神戸という場所柄、できればお行儀の悪いことはしたなくない・・・と、渋滞に紛れてトロトロ進んでいたら、沢山のジョナサン・レイ達が自分を抜いていきます。

無論レプリカメットを被っている人達のことですけどね、

家に帰ってからわかったことなのですが、少し西へ進み、R428(自分の中じゃ六甲降りたあとのネズミ捕りの道)を北上すれば西六甲下った先の丁字路に行けたんですね。

そんなことは知らずに、ひたすら表六甲を目指していましたよ。

r95に入ってからはできる限り車を抜いて、クリアな状態で表六甲に入りたいと頑張っていたのですが、六甲有料道路との三叉路で、ホテルの送迎バスに行く手を阻まれ、残念ながら丁字ヶ辻までバス先導での走行を強いられることになりました。

まぁ表六甲をクリアで走ることに期待するほうが間違いみたいなものなんですが。。。

しかし標高が上がるにつれて、寒くなること寒くなること・・・。


丁字ヶ辻もついたときは、やばいときに来てしまった感がありました。。


東屋が取り壊されたとは聞いてましたが、やはりその光景を見ると、何か重いものを感じますね・・・。
東屋があるとライダーがたむろってしまうからですよ。。。


楽しくは走りたいですけど、自粛することにした六甲ですからね・・・。
コースは頭に入ってますが、そりゃもうゆっくり走ってました。

だってねぇ、丁字の区間はグルービングができたんですよ。ローリング対策に。
話には聞いていたのですが、それは警告が厳しくなった時点で、ライダーが控えなきゃ、こうなることは見えていたでしょうに・・・。
スリックタイヤ履いたバイクが来たりとか、絶対だめだし。

ただ人からグルービングができたと聞いて、この区間全部がそうなったのかと思っていたのですが、一部でしたね。
外側は施してない部分とかもあるので、まだ良心的だと思いましたよ。
グルービング、セルフステアが聞かなくなるからほんとにヤバイですし・・・。

で、下りの最終ヘアピンの路肩には雪がありました。
そりゃ、こんだけ寒けりゃもう・・・(涙)
下界との温度差、これが六甲ですよね・・・。
普段着で登ってきたことに激しく後悔。。。


そのまま西まで走りきりました。

某漫画の主人公を「グン様」と様付けで呼ぶ知人がいましてね、「わいは六甲のnonチーニや〜〜」ってメールを送ってみましたが、一発ではわかってもらえませんでした(汗)
ひょっとしてニワカじゃないの?(笑)
(だけど彼女、その影響で絶対ヘルメットはショウエイしか買わない)

でもね、女の子が主人公のバイク漫画しか読まない、例の二人よりは全然マシですよ・・・
バリ伝とキリンは必須科目なのに(科目ってなんだ)


せっかく来たのだからと展望台まできました。
風が強すぎて寒い寒い・・・

ここにも一人ジョナサン・レイがいましたが、バイクは自分と彼の二人だけです。。。
たぶん彼もせっかく来たから六甲のクチで、ほんとはとうにシーズンオフなんだろうな・・・

そのまま東六甲を走っていくと、夫婦岩のところがトンネルになってたんですね。
ここ10年、六甲はいろいろとかわっています。

宝塚からは高速で帰って1280円。
「タダでは帰らん!」と、現地で2,100円もするチタンマグカップなんかも買ったので、給油はしていないのに、これで6,360円。

あとは軽い飲食 コーヒーとか肉まんだとかを食べていたので、1日で7,000円くらい使っちゃたのかな・・・
肝心なサインはもらえなかったのにね・・・。


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