●フォルツァの紹介(MF10後期型について)、どのようなバイクなのか 購入動機〜納車まで 言うならば究極の妥協です。 自分は全身を使うバイクの操作感が好きですし、カーブを気持ちよく曲がることが快感ですし、ツーリングもずっとカーブが続くような山間部を好む性格ですし、山を越えたいですし、海が見たいですし、少々道が狭かろうが、荒れてようが、そこに絶景があるならそれこそバイクならではの醍醐味だと思っているような人間なのです。
しかし数少ないバイク友達の中で、一番よく走るであろうバイク屋の次男さん(以下お兄さん)とのツーリングでは、まずは目的地がありき。 自分としては走っていても楽しくない、カーブもない、景色もない、ひたすら街乗りみたいなシーンも多かったりと、バイクに乗っていること自体が苦痛としか思えなくなっていたのです。
人と走るうえでゆっくり走らなければいけないことは理解しています。 ただ・・・それだけになってしまうと辛いだけなのです。
体格に恵まれていないのも大きな理由の1つとは思います。
それなのになぜ自分だけがこうも身体的に辛く感じてしまうのだろうと考えたとき、体格で大きな違いがあるのだと考えたのです。
バイクを購入する前から車体と体格のミスマッチは十二分に承知していたつもりです。 こうなると人と走ることが辛くなってしまい、しばらくは自分から人を誘って走るということができなくなっていました。 ただ一人で走っていても楽しい道、綺麗な景色、そして同じ空間を共有するがごとく走りに来ているライダーを見て、誰かとそれを共感したくなってしまうのです。
メンバーが大型の中、自分だけがアドレスなんてこともありました。
以前からビッグスクーターには興味がありました。
とりあえず相場だけでもと価格を調べることにしました。
実はMF10かっこ悪いと思いつつ、けっこう好きなバイクでした。 そこでMF10に絞ることにし、お世話になっているバイク屋さんで「MF10フォルツァ35万くらいで欲しいのですが」と相談したのですが、即答で「ないね」と言われてしまい、その直後に見つけた後期型オーディオパッケージ。
ちょっと予算オーバーではありましたが、S7モードのある後期型であること、ビッグスクーターブームの成れの果てオーディオパッケージであること、後のバイクライフを考えたとき、この時代にはこういうものもあったと振り返るには逸材であると思ったんです。
すぐさま在庫を確認。まだあるということなので買う気まんまんで判子と現金を持って仕事帰りに高速に乗って大阪へ。
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